はじめに

4.先取り貯蓄の仕組みをつくる

お金は残った分を貯める、というスタイルではなかなか貯まりません。お金を貯められている実感も湧きづらいでしょう。やはり、お金を貯めるためには先取り貯蓄の仕組みが欠かせません。

先取り貯蓄の方法には、積立預金、財形貯蓄、積立投資、iDeCoなどがあります。方法を選択する際の基準となるのが、貯蓄をする「目的」と、目的に応じたゴールまでの「期間」です。この2つを明確にした上で、適した方法と積立金額を選択しましょう。

1~5年以内に使う予定のあるお金を貯める場合には、使いたい時にすぐに引き出せるように、流動性の高い商品を選ぶようにしましょう。例えば、元本保証がある積立預金や一般財形貯蓄が選択肢となります。

一方、5年より先に使うことを目的にする場合は、積立投資やiDeCoなど投資による方法を取り入れることで、リスクを取りながらもより効率的にお金を増やすことが期待できます。

積立投資を行なう際にぜひ活用していただきたいのが、運用益が非課税となることで、より投資の効果が期待できるNISA制度です。

2024年1月から新NISA制度がスタートしました。2023年までのNISA制度に比べて、年間投資枠がつみたて投資枠と成長投資枠を合わせると360万円に増え、非課税保有期間が無期限化されることで、より利用しやすくなります。まだNISAを利用していない方は、始める絶好のタイミングです。

すでに何かしらの方法で先取り貯蓄をしている方も、今の方法と金額が適切かを見直し、必要であれば改善していきましょう。

1月を制するものが家計管理を制する

「今年こそはお金を貯めたい!」と思っているなら、スタートが肝心です。今回解説した4つの抑えておきたいポイントはどれも家計管理には欠かせないベースとなるものです。モチベーションが高い1月のうちに家計管理のベースをしっかりと整えておきましょう。1年の初めに家計管理がスタートできると、年間を通して家計のバランスを整えやすくなります。

人は区切りやゴールがあった方が、意識も続きやすく、行動できます。家計管理は1月~12月を一区切りとして取り組み、1年後に資産がどう変化しているかをぜひ確認してみてください。家計管理の仕組みが整うと、毎年自然とお金が貯まる家計になっていきますよ。

【監修】伊達有希子/ファイナンシャルプランナー(CFP、1級FP技能士)

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