はじめに
株高を牽引するエヌビディア
今後の決算発表で注目は米国半導体メーカーのエヌビディアです。5月後半に決算発表を予定しています。今年2月の決算発表では、2023年11月~24年1月期決算は、売上高は3.7倍の221億300万ドル、純利益が前年同期比8.7倍の122億8500万ドルといずれも過去最高を記録しました。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が急速に高まり、業績が急拡大しています。エヌビディア は今年3月に時価総額が2兆ドルを突破しました。現在世界3位も時価総額となっています。今年の株高を牽引しているのは間違いなく同社です。年初から70%以上株価が上昇し、この1年で200%を超えるパフォーマンスとなっています。
日経平均が3月に初めて4万円を突破しました。日本の半導体関連銘柄が上昇した事が要因ですが、同社の株価の上昇が大きく影響したように感じます。5月後半に発表される決算発表は、日本市場にもインパクトを与えます。非常に注目されます。
マグニフィセント7と呼ばれる、マイクロソフト、アップル、エヌビディア、アルファベット、アマゾン、メタ、テスラを合計した米国7社の時価総額は約13兆ドルで、S&P500採用全体の約3割を占めています。新NISA枠で人気の、オール・カントリーやS&P500インデックスファンドの買い付け上位銘柄も上記した企業群です。マグニフィセント7の株価によって世界の株価も乱高下する可能性が大きいです。
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