はじめに
実際の当選結果は…?
この3年間で、15枚×3年間=45枚の宝くじを受け取りました。ただし、「宝くじ」の現物ではなく、宝くじ番号が記載された「番号通知はがき」が送られてきます。当選結果日まで待ち、番号をじっくりチェックしてみることもあれば、日々の忙しさに流されてすっかり忘れていたことも…。
でも、大丈夫。もし当選した場合は当選金が自動的に振り込まれます。番号をチェックしなくてもいいし、当選金を受け取りにいかなくていい点は大変便利なところです。
そうして、結果は…。
3年間で当選したのは2回。1等や2等などの上位は残念ながら当たらず、いずれも「末等(300円)」でした。末等とはいえ、自動的に買ってくれた宝くじが当たったのは、なかなかうれしいもの。当選金は合計600円になりました。さらに、定期預金の利息もつき、70円を受け取りました。
150万円に対して、利息と当選金をあわせて670円ですから、ざっと0.04%ほど(利息の税金等を考慮せず)。大手銀行は、2020年ごろは定期預金が0.012%ほどでしたので、仮にその金利で150万円を3年間預けていれば、受け取る利息は500円ほど。筆者が預け入れた2020年が超低金利の時期だったこともあり、宝くじ付き定期預金にしていた方が(わずかながらですが)増えた、という結果になりました。
しかし、これはあくまでも、筆者の場合の「当選金」と「利息」についてのみ。自己負担なしで、「宝くじ」を45枚分受け取っていますので、これを自分で購入したと考えると、1万3500円分です。150万円に対して、3年間で1万4000円ほど(1年あたり4600円ほど)の利息を受け取るとするならば、0.3%ほどの金利が必要です。
そう考えると、普段宝くじを買っている人には、お得だと言えるのではないでしょうか(しかも、もっと上位に当選する可能性もあります。ただし、1回も当選しない可能性もありますが…)。特に超低金利の時期は、お得感が上がると思います。
ちなみに、満期になると自動継続になるタイプ(その後も引き続き宝くじが進呈される)もありますが、こちらの定期預金は新規募集を停止しているため解約となり、普通預金になりました(筆者は現在社会人大学生でして、授業料がたくさんかかるため、このお金はあっという間になくなりそうです…)。