はじめに

パートナーからの要求が厳しすぎる?

相談者とパートナーには収入に差があります。パートナーからの提案で、家賃や食費などは折半ではなく、収入に応じて負担することになりました。相談者とパートナーの収入比は2:3。1か月の支出20万円に対して相談者が負担する金額は8万円です。

相談者は当初、8万円さえ家計に入れれば、収入の残りは自分の自由になると考えていたようです。相談者が利用した貸与奨学金の返還分1万5,000円を差し引いた金額は11万5,000円。スマホの利用料や洋服代はこの金額から払うとは言え、十分にゆとりのある生活になると思っていました。

ところが、日用品の中に歯ブラシは含まれているけれど、少しお高めの化粧品はこづかいで出すように言われます。

だんだん外食の回数が減ったうえに、「外食したいなら家計からではなく、これもこづかいで」と言われます。仕事で疲れて帰ってきてからの夕食づくりは大変ですし、二人の時間を楽しみたいのに「お金が足りない、無駄遣いしないで」と厳しい言葉を投げかけられ、相談者の気持ちは落ち込むばかりです。

相談者の支出がかさむ様子がうかがえ、もしかすると必要以上に食費などを払わされてお金を巻き上げられているのではないかと心配になりました。

ただ、本人は家計簿やこづかい帳をつけておらず、複数のキャッシュレス決済の記録を遡るのも大変とのことで、すぐに確かめるのは難しそうでした。

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