はじめに

【1】アムンディ・インデックスシリーズ インド株

6月28日に設定されたばかりで、2024年7月12日時点の基準価額は9,957円、NISA成長投資枠の対象ファンドです。

インドの代表的な株価指数のNifty50指数 (配当込み、円換算ベース)の値動きに 連動する投資成果を目標として運用を行います。Nifty50指数はインド国立証券取引所に上場する浮動株調整後の時価総額、流動性等の基準を用いて選定した50社の株式で構成される株価指数です。

指数の算出方法は浮動株調整後時価総額加重平均となっており、定期的な採用銘柄の入替えは半年ごとに行なわれます。年1回決算で、決算日は原則として毎年5月15日です。※休業日の場合は翌営業日。 第1回決算日は2025年5月15日となっています。信託報酬は、年率0.2805%(税込み)以内と同じインデックスに連動するファンドの中で最低水準です。

【2】楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド

2024年4月5日に設定され、2024年7月12日時点の基準価額は 1万1,207円、NISA成長投資枠の対象ファンドです。4月に公開した「この春新登場!金融アナリストが注目するETFと投資信託3選」でもご紹介しました。

こちらもNifty50指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すファンドで楽天証券で販売されています。管理費用は年率0.308%(税込)で、アムンディ・インデックスシリーズと比較するとやや高いものの、業界最低水準の運用管理費用といえます。楽天証券でNISA口座を持っている方は選択肢に入るのではないでしょうか。

【3】グローバルX インド・トップ10+ ETF(188A)

5月23日に新規上場。インドの各セクターを代表する15社により構成されるMirae Asset India Select Top 10+ Indexとの連動を目指すETFです。Mirae Asset India Select Top 10+ Indexとは、インドを代表する企業で構成される指数です。

ボンベイ証券取引所(BSE)に上場している1日平均売買代金200万米ドル以上の銘柄を母集団とし、金融、情報技術、一般消費財・サービス、生活必需品、コミュニケーション・サービス、エネルギー、素材、資本財サービス、ヘルスケアという9つのセクターにおいて時価総額上位2位に入る銘柄を組入候補銘柄とします。組み入れ銘柄候補の中から各セクター1位の銘柄を選定し、それ以外は15銘柄に達するまで時価総額上位の銘柄を選定します。選定された銘柄は浮動株調整後時価総額加重により構成比率を決定(1銘柄当たり最大8%)。原則として毎年6月および12月の第三金曜日に指数構成銘柄および構成比率の見直しを行います。

信託報酬は年率0.7185%(税込)程度。小額からETFに投資をしてみたい方や、日本時間に売買をしたい方に向いているETFと言えそうです。

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