はじめに
よく通る場所には電池などで点灯する人感センサーライト
夜間に停電になったとき、懐中電灯やランタン・ライトを置いてあるところまで取りに行くのも真っ暗で危ないこともあります。家の中でよく通る場所には、乾電池や充電式で使える人感センサーライトを置いておくことをおすすめします。
オール電化の家庭はカセットコンロ
地震などの被害を考えれば全ご家庭に用意してほしいものですが、オール電化のご家庭はとくにカセットコンロは常備しておきたいものです。カセットコンロの大手メーカー岩谷産業によるとカセットコンロの寿命は10年、カセットボンベは約7年とのことなので定期的に使って年数も確認しておきましょう。
冷凍室には保冷剤やペットボトル
冷凍室には普段から保冷剤を隙間なく入れておきたいものです。それによって保冷効果が高まり節電にも繋がります。保冷剤がない場合は水をいれたペットボトルでも代用できます。
まず停電になったとき冷蔵室も冷凍室も半日程度であれば、開けなければ中の温度を保つことができます。ただし真夏など周りの状況によっても変わるので、冷凍室に入れておいた保冷剤やペットボトルを活用することも検討してください。
大きめの保冷剤や凍らせたペットボトルを冷蔵室に移して、冷蔵室の保冷に使えます。小さめの保冷剤はハンカチなどに包んで、体の太い血管が通っている部位(首の 横、脇の下、足の付根)に当てると体温を下げるのに役立ちます。凍らせたペットボトルで冷たい水を飲むこともできます。
ただし冷凍室や冷蔵室を開けるとき、開ける時間が長くなればなるほど中の冷気が逃げてしまうので、開けてすぐに閉めることを心がけてください。停電の可能性がある時期は保冷剤やペットボトルを取り出しやすい場所に入れておくのも一つの手です。
車のガソリンを満タンに
車のガソリンが入っていれば、エアコンで涼をとることもできますし、スマートフォンの充電をすることもできます。いつ災害が起こるかわからないので、ガソリンは常に満タンにしておくと安心ですね。
備えあれば憂いなしとはよく言ったもので、少しの停電でも備えてあると慌てることなく過ごすことができます。自然災害が増えてきている現在、できることは「いつか」と言わず「今」からやっておくことをおすすめします。