はじめに
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は、結婚を控えた30代の女性。20代の頃はスキルアップや旅行にお金を使い、貯金があまりありません。貯金の増やし方や投資の見直しについて相談したいとのこと。FPの秋山芳生氏がお答えします。
2025年の夏頃に結婚を考えていますが、貯金がほとんどなく焦っています。20代の頃は生活防衛資金という考え方も知らず、旅行やスキルアップで、あるだけ使ってきました。
そんな中で29歳頃から歯の治療費がかさみ、毎月の収入では足りず医療ローンを組み、それでも足りず分割払いやキャッシングを繰り返していました。まだ医療ローンは残っていますが、治療自体は終わり追加の支払いはなくなったため、ここ3カ月ほどでようやく家計が黒字になりました。
ただ、今のペースではなかなか貯金が増えず焦っています。両親は結婚資金を援助してくれると言っていますが、せめて新居の費用くらいは自分たちで出したいと思っています。また、本来貯金が少ないうちは投資はしない方が良いのかもしれませんが、もったいないような気がして投資も並行しています。どのような配分にするべきかもアドバイスいただけるとありがたいです。
【相談者プロフィール】
女性、31歳、会社員
住まい:東京都、一人暮らし、賃貸
毎月の世帯の手取り金額:37〜40万円(副業の売上により変動)
年間の世帯の手取りボーナス額:なし(副業で臨時収入が年1〜2回50万円ほど入る可能性はあり)
毎月の世帯の支出の目安:25万9,000円
【毎月の支出の内訳】
住居費:7万3,000円
食費:3万5,000円
水道光熱費:8,000円
教育費:2万円(書籍、セミナー)
通信費:1万円(スマホ、ポケットWi-Fi)
お小遣い:5万円(交際費3万円、ピラティス1万円、観劇などの趣味1万円、美容・衣服2万円)
その他:6万3,000円(日用品8,000円、マッサージとサウナ1万円、医療ローン返済2万5,000円、交通費2万円)
【資産状況】
毎月の貯蓄額:8万円
現在の貯蓄総額:18万円
毎月の投資額:1万6,000円(企業型DC5,000円、つみたてNISA1,000円、持株会奨励1万円〈奨励20%〉)
現在の投資総額:125万円(企業型DC92万円、持株会24万円、つみたてNISA9万円)
現在の負債総額:15万2,000円(医療ローン)
ボーナスからの年間貯蓄額:0円
そんな中で29歳頃から歯の治療費がかさみ、毎月の収入では足りず医療ローンを組み、それでも足りず分割払いやキャッシングを繰り返していました。まだ医療ローンは残っていますが、治療自体は終わり追加の支払いはなくなったため、ここ3カ月ほどでようやく家計が黒字になりました。
ただ、今のペースではなかなか貯金が増えず焦っています。両親は結婚資金を援助してくれると言っていますが、せめて新居の費用くらいは自分たちで出したいと思っています。また、本来貯金が少ないうちは投資はしない方が良いのかもしれませんが、もったいないような気がして投資も並行しています。どのような配分にするべきかもアドバイスいただけるとありがたいです。
【相談者プロフィール】
女性、31歳、会社員
住まい:東京都、一人暮らし、賃貸
毎月の世帯の手取り金額:37〜40万円(副業の売上により変動)
年間の世帯の手取りボーナス額:なし(副業で臨時収入が年1〜2回50万円ほど入る可能性はあり)
毎月の世帯の支出の目安:25万9,000円
【毎月の支出の内訳】
住居費:7万3,000円
食費:3万5,000円
水道光熱費:8,000円
教育費:2万円(書籍、セミナー)
通信費:1万円(スマホ、ポケットWi-Fi)
お小遣い:5万円(交際費3万円、ピラティス1万円、観劇などの趣味1万円、美容・衣服2万円)
その他:6万3,000円(日用品8,000円、マッサージとサウナ1万円、医療ローン返済2万5,000円、交通費2万円)
【資産状況】
毎月の貯蓄額:8万円
現在の貯蓄総額:18万円
毎月の投資額:1万6,000円(企業型DC5,000円、つみたてNISA1,000円、持株会奨励1万円〈奨励20%〉)
現在の投資総額:125万円(企業型DC92万円、持株会24万円、つみたてNISA9万円)
現在の負債総額:15万2,000円(医療ローン)
ボーナスからの年間貯蓄額:0円
秋山:ご相談ありがとうございます。ファイナンシャルプランナー兼YouTuberの秋山芳生です。今回の相談者さまは今年夏頃の結婚を控えながら、現在の家計管理や、結婚資金、投資と貯金を並行して進めることに不安を感じています。まずは現状を整理しながら、結婚後の資金計画について一緒に考えていきたいと思います。