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企業型DC×マッチング拠出とiDeCo、併用するならどちらが有利? 迷わないための4つのポイント
将来の年金資産に差がつく活用法
企業型DCには、資産形成をより進める仕組みとして「マッチング拠出」があります。マッチング拠出の有無は企業ごとに異なります。導入されていない場合や利用しない場合は、iDeCo(個人型確定拠出年金)を併用する選択肢もあります。では、どちらを選ぶのが資産形成において有利なのでしょうか? それぞれの制度の違い、選び方のポイントについて解説します。さらに、2024年12月の制度改正による変更点や、今後の見通しについてもお伝えします。
空き家を放置すると強制解体の可能性も!? 空き家特措法と行政代執行の実例
“知らなかった”で済まされない時代
街を歩いていて、壁やガラスが破損しているなど、明らかに居住できる状態とは思えない、いわゆる廃墟・廃屋に近い空き家を目にしたことが一度はあると思います。このような空き家をそのまま放置しておくと、屋根や壁が飛散したり、不審火が起こったりと防災・防犯の観点から危険なほか、美観の点でも望ましくないため、一般的には早期の解体が求められます。しかし、こういった空き家の中には、相続人同士で空き家の対処方針がまとまらずに放置状態になっていたり、所有者の空き家に対する関心や対処資金がなく放置されていたりするケースも多いのが現状です。そのため、例えば「隣の家が空き家状態で荒廃が進んでいて、危険なので何とかして欲しい」と思ったとしても、所有者でない隣人などの他人は何も手を出すことができず、歯がゆい思いをしている人も少なくないのです。こういった問題に対応するために、2015年に空き家特措法(正式には“空家等対策の推進に関する特別措置法”)が施行され、危険性が高まっている空き家に対しての是正勧告や、改善がみられない空き家を自治体が強制的に解体する、行政代執行ができるようになりました。さらに、2023年にはこの法
夫のセミリタイアを叶えたい31歳女性「2人の子育てとマイホームを実現するにはあといくら必要?」
みんなの家計相談
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、第一子が生まれたばかりの31歳の女性。現在、30歳のご主人と共働きだそうですが、ご主人が40歳になるタイミングでセミリタイアを計画中といいます。それでもマイホームは購入できるのかという相談です。FPの氏家祥美氏がお答えします。
水星逆行と株価急変の関係とは?投資家はどう見るべきか
天体で株価が動く? “非科学的”でも投資判断に活かせる理由
株価の急変時、投資家に意識される「水星逆行」。天体の動きが投資家心理に影響を与え、相場にも何らかのアノマリーが現れることがあります。水星逆行は相場を動かすのか? 季節性に関連する投資格言や、注意したいイベントカレンダーについて、投資判断にどう活かすべきか多角的に考察します。
節約=我慢ではない! お金を使いながら節約につなげる「ポイントの貯め方・使い方」ガイド
PR Money Forward HOME
物価高で家計が苦しい現在、増える支出をカバーするために、節約を意識している方も多いのではないでしょうか。しかし、「節約=我慢」だけが対策ではありません。最近では、ポイントを貯めて、上手に使う「ポイ活」という言葉もよく見かけるようになりました。ポイントを上手に活用することで、お金を使いながら節約につなげられるのです。今回は、上手なポイントの貯め方、使い方を解説します。毎月ポイ活になる!?「Vポイントが貯まる保険(ライフネット生命)」なら月額保険料を支払うだけで最大2%のポイントが還元[by MoneyForward HOME]
締め切り迫る! 高校生家庭の「就学支援金申請」東京都民の申請のポイントは?
早めの申請が大切
私立高校に通っているお子さんがいる東京都民の方は、助成金を受け取る時期です。2025年は所得制限なしで、「国の就学支援金」と「東京都の授業料軽減助成金(都民対象)」の両方を申請でき、合計で最大49万円を受け取れます。7月1日より、この2つの手続きがスタートしました。「国の就学支援金」の申請は、学校ごとに締め切り日が異なり、7月15日や16日のところが多いようです。締め切りが迫っている可能性があるため、早めに確認しましょう。今回は、急ぎ手続きをする必要がある「国の就学支援金」の申請について、マイナンバーカードが手元にあるケースで、押さえるべきポイントをお伝えします!
「サマーストック」って本当にある? ダイキン、アサヒ、フマキラー…代表的な15銘柄の値動きを検証!
「どの年も夏場が強い」銘柄はない
株式相場には、さまざまなアノマリーや「季節性」が存在します。日本はこれから夏本番。そこで、今回は夏が暑ければ暑いほど商品の需要が増え、株価が上昇するといわれる「サマーストック」の値動きを検証します。関連する全銘柄を検証することはできませんが、代表銘柄に絞って、夏の間のパフォーマンスを見てみましょう。
2日連続ストップ高から40%も下落…リカバリーウェアの「TENTIAL」は買い時なのか?
なぜここまで株価は下落したのか
以前、TENTIAL(325A)が決算発表後に2営業日連続ストップ高になった事例を紹介しました。わたしは、決算発表前にすべての株を売却していたため、決算後の爆上げの恩恵を受けることができませんでしたが、その判断に後悔はないと、強気でいい放っております。その理由については、記事をご参照いただくとして、今回は大きく調整してきた今、改めて購入すべきかどうかを考えてみたいと思います。参考記事:株を売却後にストップ高…、決算前に売るか、持ち越すかはどう判断する?
夏のボーナスの使い道に異変? 「節約疲れ」の処方箋とは
心地よいお金との付き合い方
この夏、ボーナスが支給された人も多いでしょう。ここ数年、支給平均額は上昇傾向にあり、昨年よりも増えたという人もいるかもしれません。東証プライム上場企業の全産業のデータを見ると、今夏のボーナスの平均額は86万2928円で、前年比3.8%の増加(※一般社団法人 労務行政研究所 2025年5月8日発表)。昨年(前年比同4.6%増)に続いて上昇しています。では、この夏ボーナスは、みんなはどんなものに使う予定でしょうか。アンケート結果を見ていきましょう。さらに、「節約疲れ」を感じている人へのヒントもご紹介します。
どうして毎月分配金が支払える? プラチナNISAで話題「毎月分配型ファンド」の仕組み
選ぶなら理解しておこう
2026年度から65歳以上の高齢者を対象にした「プラチナNISA」がスタートしそうですが、その目玉が毎月分配型ファンドをNISAの対象にするというもの。なぜ今さら毎月分配型ファンドなのでしょうか。
子どもも“物価高”を感じている。家族で考えるお金の価値とモノの選び方
日常で育もう! モノを「選ぶ目」
「この前は100円だったのに、今日は120円?なんでー!?」スーパーのアイスコーナーで、そんな声を上げたのは小学3年生の娘。日々の暮らしの中で、子どもたちは意外としっかり「値段の変化」を感じ取っているんだなと、驚いた瞬間でした。「物価上昇」という言葉を聞くと、難しそうな経済用語に思えるかもしれません。でも、毎日の買い物や食卓の中にある“身近な変化”なのです。「物の値段が変わるってどういうこと?」「お金の価値ってどう決まるの?」そんな疑問に、親子で一緒に向き合ってみる時間を、夏休みにこそつくってみませんか? 3人の子育て真っ最中のFPが実体験をもとにお伝えします。
2025年上半期で値上がり、値下がりが目立った銘柄とは?
上昇が目立った業種
2025年も早いもので半年が経過しました。日経平均は2024年末比593円高、TOPIXは73P高でした。今回は、TOPIX500採用銘柄から、2025年上半期で値上がり、値下がりが目立った企業を紹介します。
老後、孤立しないためには? ひとり暮らし高齢者が大切にすべきこと
増加する老後のおひとりさま
日本では人口が減少している一方で、世帯数は増加しています。総務省統計局の「令和2年国勢調査」によると、1995年には約4390万世帯だったのが、2020年には約5570万世帯にまで増えています。「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、これは1世帯あたりの人数が減り、1人または2人の世帯が増えたことが理由です。たとえば、ひとり暮らしも1世帯としてカウントされるため、世帯数自体が増加します。つまり、日本では家族の形が大きく変わりつつあるのです。人口減少とともに、「家族」から「個人」へのシフトが進んでいて、未婚率も年々上昇しています。特に注目すべきは「生涯未婚率」(50歳時の未婚率)です。「令和2年国勢調査」における50歳から54歳の未婚率を見てみると、男性は1990年の4.4%から、2020年には24.2%に達していて、4人に1人が生涯未婚です。女性も同様に、1990年の4.1%から2020年には15.2%に上昇しています。生涯未婚の場合、老後をひとりで過ごす可能性が非常に高くなります。このような状況を考えると、ひとり暮らしの高齢者は今後さらに増えていくと予想されます。では、ひとり暮
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい2025年7月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
6月の配当権利・優待ラッシュがひと段落し、やや落ち着きを見せている株式マーケット。とはいえ、インフレ動向や為替、海外情勢など先行き不透明な要素も多く、選ぶ銘柄には引き続き“実利”を求めたくなる時期です。そんな中で注目したいのが、配当と株主優待のバランスが優れた“総合利回り型”の銘柄。非課税メリットを活かしNISA枠で「長期でじっくり育てる投資」への関心が高まっています。7月は権利銘柄の数こそ少ないものの、意外と優秀な銘柄が揃っている“狙い目月”でもあります。今回はその中から、利回り・優待内容・安定感の3点を基準に、注目の銘柄をピックアップしてご紹介します。新NISAの活用や長期保有のご参考になれば幸いです。
介護状態、精神疾患…収入保障保険はどんな状況で保険金を受け取れる?
支払要件の多様化で長生きリスクの備えに
収入保障保険が登場してから長い時間が経過しました。最初は、死亡・高度障害になった場合、遺族年金の上乗せとして毎月の収入を補填する商品として注目を集めていました。現在では死亡・高度障害に加え、就労不能状態や介護状態、精神疾患による就労不能など、幅広いリスクをカバーする保険へと進化しています。この進化に伴い、保険金の支払い基準も大きく変化しています。目安にする指標、介護認定の介護度の緩和など、重篤な状態から、比較的軽度な状況でも保険金を受け取れる商品が登場しています。目安となる指標に焦点を当て、どのような状況で保険金を受け取ることができるのかについて、詳しく解説します。
2025年上半期総括!株価2倍の急騰株に学ぶ成長分野
暗号資産・M&A・医療DX……ダブルバガー銘柄の共通点は?
2025年上半期、米国では関税政策やAI企業の好決算を背景に、主要株価指数が最高値を更新。日経平均株価も一旦下落したものの4万円の大台を回復してきている状況です。そんななか株価が2倍以上に急騰した“ダブルバガー銘柄”が次々と登場。急騰の背景を読み解けば、今後の相場を動かす成長テーマや投資アイデアが見えてきます。上半期の相場総括とともに注目銘柄の共通点を探ります。
超PayPay祭にAmazonプライムデー! 7月の注目キャンペーン
大阪では最大50%キャッシュバックも
7月は超PayPay祭やAmazonプライムデーなど、見逃せないキャンペーンが目白押しです。ここでは特にお得度と汎用性の高いものを厳選して紹介します。
しまむら、三陽商会、アダストリア…明暗分かれたアパレル決算、しまむらだけが株価上昇した理由とは?
アパレル業界は商品力だけが求められているわけではない
6月30日、しまむら(8227)、三陽商会(8011)、アダストリア(2685)のアパレル3社が2026年2月期第1四半期の決算を発表しました。消費低迷が続く中、アパレル業界の現状を映すように、3社の決算は明暗が分かれました。特に注目されたのは、決算発表直後の株価反応。しまむらだけが上昇し、他の2社は下落しました。この違いは、いったいどこにあったのでしょうか?