新着記事
なぜ住友不動産の株価は上昇したのか? 活発化する「物言う投資家」の存在
日本株の原動力となるか
先週、株価の上昇がひときわ目立ったのが住友不動産(8830)です。同社は、住友グループの中核企業である総合不動産会社で、ビルやマンション戸建住宅などの開発・賃貸、宅地の造成・分譲、不動産の売買・仲介・鑑定などの事業を行っています。なぜ、株価が上昇したのでしょうか?
「高額療養費制度」の3つの課題、がん患者362人の声から見えた経済的負担の実態
情報収集の重要性
「高額療養費を使っても、生活が立ちゆかなくなった」「子どもの教育費や住宅ローンの負担も重なり、医療費の支払いがきつい」こうした“生活を揺るがす声”が多数寄せられたのが、2025年2月に実施した「がん患者の経済的負担の実態調査」です。2025年3月には、高額療養費制度の自己負担引き上げ案が一旦見送りとなり、24日には「高額療養費制度と社会保障を考える議員連盟」が超党派で設立されました。今まさにこの制度をどう見直すべきかが、社会的なテーマになりつつあります。本記事では、362人の調査結果をもとに、今ある制度の課題と、これから私たちができることについて考えます。
老後ひとり暮らしの「身元保証人問題」、解決策となるサービスとは
サービス利用時の注意点
おひとりの老後生活を送る人は、令和6年版高齢化白書によると約672万人。男性は約231万人、女性は約441万人です。65歳以上の人口に占める割合は、男性15%、女性22%です。2050年には、単独世帯は1084万人に増えると予想されます。男性は約451万人、女性は633万人で、65歳以上の人口に占める割合は、男性26.1%、女性29.3%です。現在は夫婦二人暮らしの世帯であっても、いつかはひとりになるのです。老後のひとり暮らしは、高齢者のすべてにあてはまる問題です。では、具体的にどのような問題があるのでしょうか? そして、解決する方法はあるのかを探ってみます。
2年前から16倍以上金利が上昇した国債。「金利のある世界」になり注目が高まる国債の基礎知識
国債の基礎と個人向け国債
「個人向け国債は安全で、最低金利も保証されているらしいけれど、普通預金や定期預金とどう違うの?」と疑問を持っている方はいませんか? この記事では、「金利のある世界」になり注目が高まる国債の基礎知識、個人向け国債の特徴、購入方法を詳しく解説します。
安定感は抜群!「累進配当銘柄」って?長期投資にお勧めな理由を解説
銘柄や指数も紹介
「累進配当」という言葉をご存知ですか?配当株投資の中でも、累進配当銘柄は投資家にとって特に注目すべきカテゴリーです。高配当銘柄や連続増配銘柄とともに「配当株投資」の三本柱の一つとして位置づけられ、特に安定したキャッシュフローを求める長期投資家にとって魅力的な選択肢となります。今回は累進配当銘柄の特徴やメリット・デメリットを、高配当銘柄や連続増配銘柄と比較しながら詳しく解説します。
あなたはどちら? 貯まる人、貯まらない人の「どうせ」の言葉の使い方
「お金が貯まる人」の言葉を取り入れよう
お金が貯まる人か貯まらない人かどうかは、使う言葉によってわかることがよくあります。今回は「どうせ」という言葉の使い方です。さて、あなたはどのように使っているでしょうか。ぜひチェックしてみてください。
お金がたくさんあれば幸せになれる? 「幸福の最大化」を目指す、お金の減らし方
長続きする幸せと長続きしない幸せ
お金がたくさんあれば幸せになれるのか。確かに、ないよりはあったほうが幸せでしょう。人生の選択肢を増やすためには、お金はたくさんあった方がいいというのも間違いではありません。ただし、お金は使ってこそ価値があり、幸せを得られます。考えたいのは、「幸せ」とはなにかということ。幸せとお金の関係、長続きする幸せとしない幸せ、幸福度を上げるポイントを一緒に考えていきます。
「うどん御三家」時代到来? 丸亀・山下本気・資さん──3社の成長戦略と投資妙味を比較!
3社の注目ポイントとは
インバウンド人気で、ラーメン店には毎日のように行列ができています。この連載でも「ラーメン御三家」として、力の源ホールディングス、丸千代山岡家、ギフトホールディングスを紹介し、投資対象として何度か比較検討しています。ラーメン業界は、引き続き好調ですが、株価はだいぶ高くなり、さすがに投資妙味が薄れてきました。そこで次なる麺ブームとして、「うどん」が来るのではないかと注目しています。上場企業の中で、うどん御三家としてピックアップするのは、トリドールホールディングス(丸亀製麺)、ガーデン(山下本気うどん)、すかいらーく(資さんうどん)です。うどん県近隣出身で、1日1食は”うどん”を食していた”うどん通”のわたしからみて、有望な投資先はどこか検討したいと思います。
実はまったく違う「収入保障保険」と「所得補償保険」何が違う?
目的や支払い要件の違いとは
収入保障と所得補償、見た目はほとんど同じような保険の名前ですが、保険の目的や仕組みがまったく違います。どちらの保険にも該当するような就業不能保険も少し違ったタイプの保険です。どんな時に保険金を払ってくれる保険なのか、目的にあった保険を選べるよう解説します。
失敗しにくいアクティブファンドの選び方
インデックス運用とアクティブ運用(4回目)
個人が投資信託を選ぶにあたっては、アクティブ型よりもインデックス型の方が無難であるという話をしてきました。でも、なかにはそれでもアクティブ型を選びたいという方がいらっしゃるかも知れません。そこで、失敗しにくいアクティブファンドの選び方を考えてみたいと思います。
払った保険料は年金額に関係がない? 改めて知っておきたい厚生年金の基本
今私たちが自己防衛としてするべきこと
2025年4月より、ねんきん定期便には事業主が負担した保険料が明記されることになりました。SNSなどで「年金給付額を多く見せようとするためにわざわざ事業主負担分を記載していないのだ」という批判があったことを受けての対応のようですが、本当にそうなのでしょうか?
ETF「MAXIS読売333日本株上場投信」が新規上場─指標となる株価指数「読売333」とは?
日本経済の新たな「ものさし」となるか
新しいETF「MAXIS読売333日本株上場投信」(銘柄コード:348A)が2025年3月27日(木)に新規上場します。これは、読売新聞社が提供する株価指数「読売株価指数(読売333)」に連動する投資成果を目指して運用を行うETFです。読売株価指数は、2025年3月24日(月)より公表が開始されたばかりの、新しい指数です。今回は株価指数「読売株価指数(読売333)」の特徴を紹介します。
5年で4回も値上げの「火災保険」 保険料を抑えるための4つのポイントとは
我が家サイズの安心への備え方
春は引越しのシーズン。新居の火災保険を検討する中で、数年前との保険料の変化に驚かれる方も少なくないでしょう。保険営業の方の勧めだけではなく、自分で我が家に必要な補償を見極め、家計に合わせて保険を選ぶ方法をFP視点でご紹介します。
【20,000円相当もらえる】最大20%Vポイント還元の三井住友銀行「Olive」でキャンペーン実施中!
【PR】Money Forward HOME
三井住友銀行の「Olive」(オリーブ)は、さまざまなお金のサービスを1つのスマホアプリで管理できる便利な金融サービスです。Oliveでは、Oliveアカウントを新規開設して条件を満たした方のうち先着11万名限定で20,000円相当がもらえるキャンペーンを2025年3月31日(月)まで実施中です。今回は、Oliveのサービスの基本とOliveを使うメリット・特典、Oliveが向いている方をご紹介します。
「老後が不安だから家を早く買う」はリスク大! 人口減少時代に知っておくべき買い急ぐリスク
家を買う前に押さえておくべき3つのポイント
住宅価格と住宅ローン金利が上昇する中、家を買えないのではないかという不安な声があがっています。あなたも、「家を買うタイミングを失った」と感じていませんか?老後不安がくすぶる中、「老後が不安だから家を早く買う」という方は多いです。さらなる金利上昇も想定される今、「早く家を買わなければ損してしまうのでは」と不安を感じるかもしれませんが、これから家を買うことを考えている方に求められるのは、「家を買うリスク」の再確認です。愛媛県に在住し、空き家の増加など多くの人口減少の現実をみてきたFPとしては、人口が減少する中、焦って家を買うことは、リスクが大きいと考えます。
ゴールド&米国株や電力関連、銀行も!新設定の投資信託から市場のトレンドを解説
購入のメリットと注意点も
新NISAも追い風となって投資信託市場では新しい投資信託(ファンド)が次々と設定されていますね。投資家にとって魅力的な選択肢が増えることにもつながります。しかし、「新設投資信託は本当に投資すべきなのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。今回は新しく設定された投資信託を知っておく意義について解説します。
無印良品週間でもっとお得になる裏技とは? 3月後半の注目キャンペーン
書籍70%還元のチャンスも
3月後半には見逃せないお得キャンペーンが複数開催されています。特に、書籍や無印良品の商品をさらにお得に購入する方法をまとめているので必見です。
株価は2年で約5倍! 決算絶好調の「アシックス」が個人投資家に目を向ける理由
充実の株主優待も
先日、とあるマネー雑誌で、街歩きしながらお宝銘柄を探すというわたしの投資方法が紹介されました。実際に、原宿あたりを散策しながら、銘柄をピックアップする体験型の記事で、日頃から目をつけていたいくつかのお店を紹介しました。そのひとつが、オニツカタイガーです。表参道から1本中に入った通りの1角に4店舗が固まって配置されており、いつ行っても外国人客でいっぱいです。オニツカタイガーは、アシックス(7936)が展開するブランドですが、ここ数年で急速にファンを増やしています。その効果もあって業績は絶好調、株価はここ2年で5倍近く上昇しています。時価総額は2兆円を超えており、日本株の中でも超優良な大型株といえます。今さらわたしひとりが当社の素晴らしさをアピールしたところで、たいした影響もないのですが、なんと、その記事をみた当社のIR担当者から「ぜひお礼が言いたい!」と連絡があったのです。しかもインスタを通じて(時代ですね)。これにはかなり驚きました。当社は、かなり個人投資家を大切にしています。通常、時価総額が一兆円を超える規模になると、当然、機関投資家が好んで投資しますので、個人投資家に好かれずとも、