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年金「繰り下げ受給」で得する人、損する人--あなたのベストを見つける3つのステップ
ベストな年金戦略
65歳から年金を受け取るか、それとも手取りが減っても早く受け取る「繰上げ受給」にするか、はたまた、年金額が増える「繰下げ受給」をするか…。数字だけを見ると「遅らせるほど得」と感じますが、そこには「何歳まで生きるか」「増えた分に見合った手取りになるか」といった現実的なハードルが潜んでいます。この記事では、その判断基準と“自分のベスト”を見極めるためのヒントをお伝えします。制度を使いこなす視点で、ベストな年金戦略を描いてみてください。
“政局は売り”は本当? 過去の与党大敗で株式相場は下落傾向も、重要なのは「一大転機」の有無か
いま転換点になりそうな出来事とは
周知の通り、7月20日の参議院選挙で、与党である自民党と公明党は〝惨敗〟しました。現在の政権は極めて不安定になり、政局(政界の情勢、転じて政界の権力闘争)は混迷の様相を呈しています。株式市場でよくいわれるのが「政局は売り」。日本市場において売買代金の過半を占める外国人投資家は政局を嫌い、結果的に政局が相場の下落につながるとされるからです。しかし、本当に「政局は売り」となっているのでしょうか。ここでは、過去の選挙で与党が大敗した後の相場動向を調査し、検証してみます。
10年間で約18倍成長した株価指数「FANG+」その構成銘柄とは?
米国を代表するテクノロジー企業10社
米国市場でFANG+が好調に推移しています。FANG+とは、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット、メタの4社を含む米国を代表するテクノロジー企業10社で構成される株価指数です。現在は、アップル、マイクロソフト、エヌビディア 、ブロードコム、サービスナウ、クラウドストライク で構成されています。FANG+に含まれる銘柄がここまで米国を強く牽引してきたのは、圧倒的なシェアを構築し、そこで生まれた安定的な収益を新規事業に充て、新たな市場を開拓することを繰り返してきたからです。このサイクルにより今後も長期的な成長が期待されます。過去10年間で、S&P500が約5倍、NASDAQ100が約8倍成長したのに対し、FANG+は約18倍成長しており、その圧倒的なパフォーマンスが注目されています。そこで、今回は構成銘柄に含まれる企業の一部を紹介します。
60歳で迎える"お宝個人年金保険"、どう受け取るのが正解?
一括・分割、それとも据え置き
バブル期に社会人となり、個人年金保険に加入してきた世代がいま、続々と"満期"を迎えつつあります。当時の高い予定利率で運用されてきた保険は、いわゆる「お宝保険」として今なお価値のある資産です。しかし、いざ受け取る段になると、「毎年受け取るのか?」「一括が得か?」「税金は?」といった悩みが浮上するもの。適切な判断をするためには、早めの情報収集と検討が欠かせません。今回は、60歳を迎えるパート主婦Aさんの相談事例をもとに、個人年金の"ベターな受け取り方"を考えます。
【NISAで一生モノ】株主優待と配当金も!ひと粒で2度おいしい2025年8月の欲張り銘柄3選
配当と株主優待のバランス銘柄
夏本番、8月に入り全国的に猛暑が続く中、株式マーケットもやや様子見ムードが漂っています。6月・7月の株主還元ラッシュが一段落し、秋の中間決算シーズンまでの“狭間”のような時期に見えるかもしれません。ですが、こうしたタイミングこそ“知っている人だけが得をする”銘柄が隠れているもの。8月は権利付き銘柄の数こそ限られていますが、実は生活密着型の優待や高水準の配当利回りなど、見逃せない魅力を持つ企業が揃っています。今回はその中から、利回り・優待内容・安定感の3点を基準に、注目の銘柄をピックアップしてご紹介します。新NISAの活用や長期保有のご参考になれば幸いです。
最大80%の費用補助も! FP・社労士・保育士…リスキリングを後押しする国の制度とは
無料のキャリアコンサルティングを活用しよう
今、私たちの働き方やキャリアは多様化しています。転職や再就職、スキルアップなど、人生の節目で「もう一度学びたい」「自分の可能性を広げたい」と考える方も増えてきました。そんな中、注目されているのが「学び直し(リスキリング)」という選択肢です。自分の力を高めて次のステップへ進む手段として、社会全体で関心が高まっています。国では、誰もが必要なときに学びを取り入れられるよう、さまざまな支援制度を整えています。これらを活用すれば、費用の負担を抑えながら、将来に向けた準備を進めることができます。この記事では、そんな“学び直し”を後押ししてくれる具体的な制度の内容や活用方法について、ご紹介していきます。
欧州の優等生「GRANOLAS」に注目!ポートフォリオ分散と安定成長の切り札
ヨーロッパ市場が再評価されている背景
近年、米国株への投資が主流となるなか、ヨーロッパ市場にも関心が向き始めています。なかでも「GRANOLAS(グラノラス)」と呼ばれる、欧州を代表する成長企業群は、分散投資の選択肢として注目されています。本記事では、GRANOLASの成り立ちや業種別の特徴、想定されるリスク、そして米国・日本株に偏りがちなポートフォリオにおける分散効果を探ります。
預貯金、株式、投資信託…みんなはどれくらい持っている?
自分にとって最適な割合とは?
自分と同じくらいの年齢の人は、どれくらいの預貯金や投資性商品を持っているのだろう、と思うことはありませんか?今回は、20~70代で、預貯金や株式、投資信託などをどれくらい持っているのか平均値をチェックします。実際に資産のどれくらいの割合を投資に回したらよいかも考えていきましょう!
東証REIT指数が年初来高値を更新! なぜ今、【不動産投資信託】は絶好調なのか
“守り”と“利回り”を両立できるREIT
株式市場が不安定ななか、着実に存在感を高めているのが「REIT(不動産投資信託)」です。2025年6月には東証REIT指数が1800ポイント台に回復し、毎日のように年初来高値を更新しています。「利回りの高さ」や「不動産市場の安定性」などが見直され、投資家の関心も高まっています。なぜ今、REITが好調なのか、今から買ってもよいのかを検証したいと思います。
初任給〜40代までの手取りが減る5つのタイミング
先を見通して対策を
「昇給したはずなのに手取りが増えていない…」そんな違和感を感じたことはないでしょうか? 実際、入社2年目以降の手取りは、初任給よりも1〜2万円ほど減ることが少なくありません。これは、税金や社会保険料など“目には見えにくい負担”が増えていくためです。この記事では、転職や減給などを除いた「手取りが変動する5つのタイミング」を時系列に沿って解説し、それぞれの時期に何が起きているのか、どう備えるべきかをご紹介します。未来の自分を安心させるためにも、“知っておくこと”は立派なマネープラン。変化に振り回されずに向き合うヒントをお伝えします。
投資信託に多くの資金流入 「貯蓄から投資へ」の流れが徐々に定着か
現金・預金よりも増額
2025年第1四半期(1-3月)の資金循環統計が発表されました。俗に「個人金融資産」と称される、資金循環統計の「家計の金融資産・負債残高」における金融資産残高合計は、2194兆6516億円でした。その中身を検証します。
もし積み立てが継続できなくなったら…に向き合う、積立投資の保険「つみえーる」とは
学資保険と比較
NISAやiDeCoの普及により投資信託の積立もずいぶん一般化してきました。充分な運用期間が見込めるのであれば、資産形成の有効な手段になり得ますが、万が一途中で積立が続けられなくなったらどうなるのでしょうか。今回はそんな「もしも」に向き合います。
証券口座の乗っ取りで5710億円もの不正取引…それでも対策していないユーザーは意外と多い?
不正取引は減少傾向も
ロボアドバイザーの「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は、全国の20代から50代を対象に「資産運用とセキュリティに関するアンケート調査」を実施し、その結果を公表しました。また、金融庁により2025年1月〜6月末までの不正取引件数、金額が公表されましたので、あわせてお伝えします。
「私的年金の見直し」iDeCoの加入期間や掛金額はどう変わる?
改正はいつから?
公的年金だけでは、老後の生活費をまかなうことが難しいのが実情です。それをカバーするために、公的年金の上乗せを作れる「私的年金」の制度が用意されています。2025年6月に成立した「年金制度改正法」には、私的年金の制度改正も盛り込まれています。今回の改正によって、私的年金を使って老後資金をより手厚く用意できるようになります。今回は、年金制度改正法の改正内容のひとつ、私的年金の見直しを紹介します。
電動アシスト自転車、電動車いす、シニアカー…、事故時の補償は大丈夫?
モビリティを安全に使うための保険選びのコツ
電動キックボード、シニアカー、電動車いす、電動アシスト自転車など、モビリティと呼ばれる乗用具の種類が増えています。公道を走行していれば事故のリスクもあります。万一の事故の時、相手に対する賠償やケガ、自分自身のケガを補償するのはどのような保険なのか、ポイントを解説します。
高所得者にとっては改悪ではない? 厚生年金の標準報酬月額「段階的引き上げ」で保険料が増えるのはどんな人か
影響がない人とは?
会社員・公務員の方が納める厚生年金保険料は、毎月の給与から天引きされています。2025年6月に成立した「年金制度改正法」には、厚生年金保険料にかかわる「標準報酬月額」の上限の段階的な引き上げが盛り込まれています。これによって厚生年金保険料が増えてしまう人が出てくるといったら、気になる方も多いでしょう。今回は、今後の標準報酬月額引き上げのポイントを紹介します。
鬼滅・ポケモンが株価を動かす!街の熱狂を読み解く、個人投資家“気づきの投資術”
街のムーブメントや消費者行動が未来のチャートを描く
映画館の行列やSNSで話題のグッズ……そんな日常のムーブメントが、実は株価の変動に現れることがあります。『鬼滅の刃』や『ポケポケ』のヒットが株式市場をどう動かしたのかをひも解きながら、生活者だからこそヒットを察知できる、投資のヒントと実践法を解説。個人投資家としての感覚を研ぎ澄ませる“気づきの投資術”とは?
遺族年金制度の見直しは改悪ではない? 5年間の「有期給付」になる人とは
改正後も、遺族年金の金額だけで生活するのは難しい
家計を支える人が亡くなったときに、遺族の収入の支えになるのが「遺族年金」です。2025年6月に成立した「年金制度改正法」には、遺族年金の見直しが盛り込まれています。これを受けて、遺族年金の制度は2028年4月から段階的に変わっていく予定です。今回は、今後の遺族年金の見直しのポイントを紹介します。