新着記事
IPOの傾向から見る、日本の産業構造の変化とは?
近年のIPO傾向分析・後編
2018年の株式市場は、日経平均株価がバブル後最高値を更新した一方、年末には一時2万円を割るなど波乱の展開となりました。そして昨年の株式市場で忘れてはならないのがIPO(Initial Public Offering=新規株式公開)です。前回記事では、近年IPO銘柄数は比較的横ばいで推移するも、1社あたりの調達金額が少額化の傾向にある点をご紹介しました。後編の今回は、なぜ1社あたりの調達金額が少額化しているのかを中心に、近年のIPO銘柄の特徴についてご紹介します。
37歳主婦「子供との時間を持つために働き方を変えたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、必死に働き、お金を貯めてきたという共働き主婦からの相談です。今まで子供との時間がほとんど持てなかったため、月収10万のパートに切り替えて子供に寄り添いたいといいますが、住宅ローンも始まったばかりで、教育費もこれからというとき。この選択が正しいのか、相談者の不安にFPの鈴木さや子氏がお答えします。現在、月々13万円ほどの貯蓄ができており、1300万円を貯めたところでマイホームを購入しましたが、手元の現金は多めに残しました。現金の貯蓄の他に、ドル建ての貯蓄型の保険に加入しています(65歳で解約返戻金約6万ドル)。夫は公務員なので、健康で勤めていれば昇給があり、賞与、退職金は今の制度であればもらえると思っています。子供が保育園の間、夫婦で必死に働き、貯蓄をしてきましたが、子供との時間が本当に持てませんでした。小学校に入学したら、子供が家に帰ってきたときに迎えてあげられる環境にしたいと考えており、再来年から月収10万円程度のパートへ切り替えたいと考えています。
お酒が飲める人は毎日飲んだ方がいい?病気にならない5つの効能
ストレスを貯めずに健康的に楽しむ方法は
「いくつになってもうまい酒を飲みたい」。酒好きなら誰もがそう思うでしょう。腸の専門医として知られ、多くの著書を持つ藤田紘一郎さんも大の酒好き。若い頃より量は減ったものの、79歳のいまも「たしなむ程度に」楽しく飲んでいるそうです。また、藤田さんは著書『「腸」が喜ぶお酒の飲み方』の中で「お酒が好きで、飲める人は、中途半端に休肝日を設けたりするより適量を毎日飲んだほうが健康にいい」と書いています。酒好きにとっては何ともうれしい言葉ですが、本当でしょうか?「飲める人は毎日飲んだほうが健康にいい」理由を述べる前に、まずは藤田さんの専門である「腸」と健康の関係について、同書からポイントを抜き出してみましょう。
インフルの次は花粉、「大阪発祥銘柄」が大注目のワケ
知られざる“商人の街”のもう1つの顔
大阪のオフィス街、大阪取引所から歩いて10分ほどのところに「道修町(どしょうまち)」という街区があります。ここには個人経営の漢方薬店や大手製薬企業の本社が軒を連ね、“薬の神様”として地元では有名な「少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)」、薬に関する資料館も複数立ち並んでおり、まさに「薬の町」の様相を呈しています。江戸時代には、日本に入ってくる薬はいったん道修町に集まり、全国に流通していったといいます。薬の品質を見分ける知識を備えた薬種業者たちが江戸幕府の公認を得て、安全な薬の流通に寄与したわけです。日本初の薬学専門学校が設置されたのも道修町でした。病気に苦しむ人たちを救うことができるような薬の開発と流通を担う町としての誇りや使命感は、今も引き継がれています。この道修町を入り口にして、有望銘柄を考えてみたいと思います。
FRBの姿勢変化でも1ドル=110円前後のレンジ相場が続く理由
購買力平価は一段の円高を支持?
「君子は豹変す」、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のことです。今年に入りFRBの姿勢がハト派にシフトしたのは明らかで、ドル円相場の環境は昨年とは明確に変化したと言えます。また、以前から市場の一部では購買力平価に比べて円の水準は割安という声も聞かれています。今後は円高リスクが高まると考えるべきでしょうか。
母親の生活費を負担し毎月赤字、お金の使い方を見直したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のもとへ、実際に家計相談に訪れた方のお悩みをご紹介します。相談者は50代の女性。母親と2人暮らしです。母親の生活費も負担しているためか、家計は毎月赤字。家計簿をつけていないため、何にいくら使っているのか把握できていないといいます。※相談者の了承を得た上で掲載しています
お金の専門家はマネー関連の情報をどう集める?
FPの日常の情報収集の仕方
相談者に正しい情報を届けることも、お金の専門家(ファイナンシャルプランナー)の責務です。人生の大きな決断に関わる仕事ですから、誤った情報をお伝えするわけにはいきません。情報過多な現代で、どの情報を拾っていくか。また、税金や法律など制度変更を適宜チェックするのも、お金の専門家にとって大事な作業となっています。では、お金の専門家はどのような工夫をして情報収集をしているのか。専門性によって違いはあると思いますが、僭越ながらファイナンシャルプランナーである筆者を例にお伝えします。
受験シーズン真っ只中、祖父母が孫に最も願っていることは?
合格よりも大事なこと
中高生のいるご家庭では、お子さんの受験シーズンを終えたばかりの方、今まさに真っ只中という方も多いと思われます。子どもたちはもちろんのこと、親であるミドル世代も、子どもの体調管理や受験とその後の進路を視野に入れた経済面の準備に、忙しい日々を過ごす人が多いのではないでしょうか。また、ミドル世代の親にあたる祖父母にも、孫の体調を気にしながら日々を過ごしている人が少なくないと思われます。中にはそっと合格祈願のお参りをしたり、入学祝いの準備をし始めている祖父母もいるかもしれません。今回は、第一生命経済研究所が祖父母世代を対象に行ったアンケート調査から、孫の将来に対する祖父母の意識についてのデータをご紹介します。
日経平均株価が今年前半にも2万2000円台に回復し得る理由
2019年の投資戦略を考える
今年の株式市場は、年初には昨年末からの波乱が見えたものの、足元では米国で金融政策について柔軟な姿勢が示され、中国政府が景気下支えの姿勢を繰り返したことなどから、反発しています。今回は、今年ここまでの動きから、年内の投資戦略をどう組み立てれば良いのかをお伝えします。
大地震が心配でマイホーム購入を躊躇、いつ買うのが正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マイホームを手にしたいけれど、大地震がいつかくると思うと購入を躊躇してしまう男性からの相談です。予測不可能な災害に対してどう備えるのか。また、住宅購入を先延ばしにした場合に資金面で気をつけた方がいいことについて、FPのたけやきみこ氏がお答えします。勤務医です。妻はパートで働いており、未就学児の子供がひとりいます。我が家は、子供はひとりの予定です。予定では、子供は小学校から高校までは私立に通わせ、大学は国公立に入学してほしいと考えています。妻は専門職で、フルタイムで働けば年収400万ほどは可能だと思いますが、子供の習い事の送迎などを手伝ってもらえる親族が近くにいないため、現在はパートで働いています。現在の妻の月収は6万円ほどで、化粧品や洋服を購入しています。私の収入は一般的なサラリーマンに比べると、そこまで上がることはなく、現状維持だと思います。また、勤務先が変わることも考えられるので、退職金もあてにはできません。マイホームを購入したいと思っているのです
消費税10%で変わる?増税前に知っておきたい住宅価格への影響
書類作成と手続き、少しの手間で大きな減税
8%から10%へ、2019年10月から消費税増税が予定されています。これまで3%、5%、8%と消費税率はじわじわと上がってきたわけですが、そのたびに、増税前の駆け込み消費などが話題となってきました。大きな買い物ほど、消費税アップの影響を受けることになります。では、住宅購入の場合はどうでしょうか。住宅ローン控除の変更点とあわせて確認したいと思います。
最短2分、スキマ時間に地元で稼ぐ「最新副業」は儲かる?
シフトを気にせず、手軽に小遣い稼ぎ
最近、街なかで大きな緑のバッグを背負って自転車やバイクに乗っている男性をよく見かけるようになりました。飲食店が受けたデリバリーの注文を個人がスキマ時間を使って運ぶ、「UBER EATS」(ウーバーイーツ)というサービスです。副業解禁の動きが広がる中、このようなスキマ時間を使った新手のサービスが増えています。しかし、ウーバーイーツは自転車やバイクを運転して、すばやくデリバリーする必要があり、主婦やシニアが気軽に始めるには少しハードルが高い面もあります。そうした層にうってつけの副業サービスの実証実験を、リクルートが今月から本格的に開始しました。いったいどんなサービスで、どのくらい儲けることが可能なのでしょうか。
就活生も面接官も活用できる“行動タイプ別”採用面接のコツ
机の向こうの相手に最適な対応は?
3月になると、各地で採用説明会が行われるなど、企業の採用活動が本格化します。私自身も採用の面接官を行うことがありますが、限られた時間の中で企業側も学生側もお互いを理解し、意思決定を行う重要な場面です。しかし、どうしても面接する側も、される側も、感情を持った人間同士。馬が合う・合わないという“相性”の問題が否応なく発生します。もしカウンターパートにいる相手が相性の良くない人物だった場合、あなたはどのように対処すれば良いのでしょうか。面接官と応募者、それぞれにとって役に立つ理論をご紹介したいと思います。
ブログで月3万から20万へ、もっと稼ぐための3つの戦略
副業から複業へと仕事を増やすには
「月3万円より、もっと稼ぎたい!」本連載「ブログで月3万円を稼ぐ副業術」では、これまで7回に渡ってブログで収入を得る方法をお伝えしてきました。・WordPressの始め方・本名と匿名のメリット・デメリット・検索順位を上げる記事の書き方・起承転結よりドラえもん式・Google AdSenseを広告のメインにする、などこれらの記事は目標額が「月収3万円」ということで、初心者に向けての内容となっています。今回の第8回目は特別編。連載テーマのレベルを上げて「月20万円を稼ぐ」でお伝えします。さらなる高みを目指したい方へ向けての、3つの戦略です。
大人も子供も大好きな「ミートボールスパゲッティ」の作り方
簡単に作れる主役レシピ
子供が大好きな“ミートボール”がたっぷり入ったパスタのご紹介です。ふわふわのミートボールにトマトソースがよく合います。手間がかかっているように見えるのに思いのほか簡単に作れるこちらのレシピ、休日のお昼にはもちろん、ボリュームがあるので晩ご飯にももってこいです。家族みんなで頬張って、幸せ笑顔になってくださいね。
「子供欲しさに50代男性が婚活」は統計的にアリなのか
“授かる子供の数”は結婚年齢で決まる?
「黒字経営が続いていますが、後継者がいないんです。もっと言うと、息子・娘が結婚さえしていません」――。今、地方では“黒字倒産”続出の未来に対する危機感が高まっています。後継者の高齢化が進行したからか、背景はさておき「子供が欲しいから、若い女性を……」と結婚相談所に求める中高年男性が後を絶ちません。先日も、地方のある結婚相談員の方から「50歳の男性が20代の女性を紹介してほしいと言います。子供が欲しいから、という理由で条件を変更してくれません」という悩みをうかがいました。もちろん、相談員の方の悩みは「20代の女性で50歳男性の紹介OKの女性がいないので紹介できない」という悩みでした。その50歳の男性が何歳の女性を希望されるかは自由です。しかし、相手の女性の気持ちがある……。これは当然の悩みです。しかし、この相談には統計的に見て、別の大きな問題が隠れています。この男性の「子供が欲しいから“50歳の自分に”20歳の女性を紹介してほしい」は統計的に何を意味しているのか、という問題です。さっそく確認してみたいと思います。
紛糾の「統計不正問題」、多くの批判が“的外れ”な根本原因
“経済分析のプロ”が一刀両断
厚生労働省の「毎月勤労統計」の不正問題が国会で問題になっています。「アベノミクスの成果を強調するために結果をねじ曲げたのではないか」という、うがった見方をする人もいるようです。国会の議論では、「共通事業所ベースの数字が正しく、そのベースの実質賃金の伸び率を公表しないのはおかしい」という趣旨の意見もあります。しかし、2018年の数字が強めに出たのは、同年1月に実施された標本交替の影響が少なからず働いている面もあり、その際に「経済センサス-基礎調査」の影響などが出たようです。今回は「毎月勤労統計」について考察してみたいと思います。
卒業入学のフォーマルスーツは「レンタル感覚」で買って売る!
どう買って、どう売るとコスパがよい?
卒業式や入学式の準備が始まるこの時期、何かと出費がかさみます。特にフォーマルスーツは値段も高いので、できるだけ安く抑えたいというの本音ではないでしょうか。そこで今回の記事では、使用回数が少ないフォーマルスーツだからこそ、賢く買って賢く売るコツを紹介していきます。