新着記事
40歳になったら手取りが減った…正体は「介護保険料」
2019年からさらに負担上昇
ほんの少しですが昇給を果たしたAさん。しかし、給与の支給日に振り込まれた金額を確認すると、先月より減っていました。不思議に思っていつもはあまり見ることのない給与明細を見てみたら、控除項目の中に「介護保険」という項目があることに気がつきました。これが金額減の原因だったのです。40歳になると誰もが加入することになる介護保険。介護保険法により介護保険料の支払いが義務付けられ、その支払いは一生涯続きます。そんな介護保険制度について解説します。
仮想通貨はそもそもどんな仕組み?仮想通貨のキホンと今後の動向
みずほ銀行など続々と開発が進む仮想通貨
「仮想通貨」と聞いて何を思い浮かべますか?「技術はすごそうだけれど危ないもの」となっている人も多いかもしれません。ただ、投機として見られることが多い仮想通貨ですが、それはほんの一面です。仮想通貨やブロックチェーンやスマートコントラクトなどのシステムは、決済や送金面を含め、新しい時代を創っていくものだと筆者は考えています。先日、アメリカ最大のスーパーマーケット持ち株会社である Kroger社 は、2019年4月3日をもって、スーパーマーケットチェーン Smith’s社 におけるVisaカード決済の利用を停止することを発表しました。理由は手数料が高いからとのこと。代わりに「ビットコインのライトニングネットワーク※」の導入を検討しているようです。※ライトニングネットワークとは、決済・送金スピードを劇的に高める技術今回は、改めて、ビットコインを始めとする仮想通貨とはそもそもどんな仕組みなのか、仮想通貨はどのように広まっていくのかなどを一緒に見ていければと思います。
引っ越し時の不要家電、フリマアプリで高値で売れるのは?
市場規模は15億円以上
4月からの新年度を目前に控え、世間は引っ越しシーズン真っ只中。新生活を機に、家電を買い替えようという人は多いかもしれません。これまでは不要な家電は廃棄したり、業者に引き取ってもらう、逆に家電が欲しい場合は店頭で購入するというのが一般的でした。しかし最近は、フリーマーケットアプリで不要になった家電を出品したり、欲しかった家電を店頭よりも安い価格で購入する人が増えてきているようです。では、実際にフリマアプリで取引した場合、どの種類の家電が高値で、あるいは手頃な価格で売買されているのでしょうか。楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」とアート引越センターの共同調査の内容を深掘りしてみます。
株価の上値を抑える「混迷ブレグジット」の根本問題
個人投資家は要チェック
イギリスの欧州連合(EU)離脱、いわゆる「ブレグジット」をめぐる同国議会でのドタバタ劇が続いています。日本で暮らしていると、なぜここまで状況が混沌としているのか、理解しにくい部分があります。しかし一方で、ブレグジットの混迷は日本株市場の上値を抑える一因ともなっており、普段イギリスと縁のない生活を送っている人にとっても完全に他人事というわけではありません。いったいなぜ、こんなにドタバタが続いているのか。最新情勢の分析と併せて、混迷の背景を解説したいと思います。
バカとは何か? あなたをイラつかせる職場の問題児との付き合い方
人は誰でもバカになりうる
「人の話を聞かない上司」「仕事をしない同僚」「無茶な要求をする取引先」……仕事をするなかで、「こいつバカじゃない!?」「こんなくだらない人と働きたくない!」と、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。もしくは「頭が悪い人ではないのに、なぜこんな当たり前のことがわからないの?」と困惑することも。そんな怒りや疑問を抱えたまま、仕事をしている方に、ぜひ読んでほしいのが『すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人』(安達裕哉:著)です。月間200万PVの人気サイト「Books&Apps」を運営する安達裕哉さんが「バカな振る舞いをする人」の傾向と対策や、自分がそうならないための方法を語った本。1000社・8000人以上とともに仕事をしてきた経験と、行動経済学と心理学に裏打ちされた内容は私たちに新たな気づきをもたらしてくれます。ここでは本書の第1章より、「バカとは何か。バカとどう付き合うか。」を公開します。
物価上昇は行き詰まり、日銀は追加緩和に踏み出すのか
足元では物価上昇率は鈍化する可能性大
先週、総務省は消費者物価指数(全国、2019年2月分)を発表しました。総合指数で前年同月比0.2%の上昇、生鮮食料品を除く総合指数は同0.7%の上昇、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は同0.4%の上昇となりました。日銀の掲げる「物価安定の目標である2%」とは、距離感のある結果と言わざるを得ないと考えます。
50代女性「このまま賃貸か、それともマンション購入か?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、9年後に定年を控え、このまま賃貸に住み続けるか、住宅を購入するかについて迷っている51歳の女性。購入するなら住宅ローンを組むことになりますが、退職金は支給されないといいます。FPのたけやきみこ氏がお答えします。現在、賃貸住まいで、実家は両親ともおりません。住宅を購入するか、このまま賃貸でいくか迷っています。定年は60歳です。その後もなんらかの形で働いていく予定ですが、勤務先は未定の状態です。退職金はありません。自分自身の年金は65歳から年100万円程度の予定です。65歳までは年間100万円程の遺族年金が支給(上記手取り金額に合算)されるので、パート程度の働きで大丈夫でしょうか。また、現在の賃貸マンションの家賃は8万円。今後、3000万円ほどのマンションに頭金1000万円ほど入れて購入しようかと考えていますが、問題ないでしょうか。もしくは、定年後に1人で住む小さなマンションを購入した方がいいのでしょうか。子供はあと1年で大学を卒業し、就職する予定
“新幹線版ファーストクラス”初の車内サービス刷新の全容
4月からの新サービスを先取り速報
“新幹線のファーストクラス”として、東北・北海道新幹線と北陸新幹線で導入されている特別車両「グランクラス」。そんな新幹線の最上位座席が2011年の営業開始以来、初めてとなる大々的な車内サービスのリニューアルを実施します。実際にサービス内容が刷新されるのは4月1日から。どんな内容に変更されるのか。そして、その狙いとは? 報道陣向けに一足早く公開されたグランクラスの新車内サービスを深掘りします。
自分にあった財布はどの形?節約できる財布の使い方
スマホ財布から長財布まで
「お金持ちは長財布を使っている」「黄色い財布はお金が貯まる」など、財布の色形がお金の貯まり方に影響するような話はよく聞きします。しかし長財布や黄色いお財布に変えただけでお金がぐんぐん貯まるものではないと薄々気づいている人も多いのではないでしょうか。お財布こそライフスタイルによって、合うモノが人によって違ってきます。男性であればポケットからスッと財布を出し入れできるかもしれませんが、ポケットが少ない女性の服の場合はそうもいきません。現金払いが多い人と、キャッシュレスの人とでも違ってきますよね。今回は節約したい人にとって、どのような財布が使いやすいのか、大きく3つに分けて考えます。
膨らむ「教育費」、制度改定の負担増にどう備える?
変わる入試共通テストと新学習指導要領
入学、進級シーズンの4月を控え、家計にとって教育費の負担が気になる季節となりました。教育費は、人生で最もお金がかかる費用の一つです。学習塾や家庭教師など、子供にとって理想的な教育環境を整えようとすれば、子ども一人にかかる教育費は相当なものとなります。特に今年以降は、私たちの想定よりも高額な教育費がかかる可能性があり、注意が必要です。大学入試共通テストの実施や新たな学習指導要領の施行が2020年度に控えている中、思わぬ教育費の負担が家計に襲いかかるかもしれません。そこで、まずは教育課程ごとに教育費の変化を確認したいと思います。
義父から安く譲り受けた都内の土地、贈与税を抑える方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、義理の父親から本来よりも安い価格で都内の土地を譲り受けようとしている30代の男性。そもそも、従来の半額以下の価格で親族間で売買することは可能なのでしょうか。また、贈与税がかからない方法で土地の売買をすることはできるのでしょうか。FPの伊藤英佑氏がお答えします。妻の両親が都内に土地を所有しており、その土地を私達に譲ってくれるという話をもらっています。相談した結果、1000万円程度(それでも従来の土地価格の半額か、それ以下です)をこちらが支払おうと思っています。有償になった理由としては、義理の両親の方でも多少のお金が必要であったためです。ただ、今は私が1000万円をすぐに用意できるわけではないので銀行から借りる必要があるのですが、以下の3点について可否や詳細を教えていただけないでしょうか。1.そもそも義理の父親の土地を購入する目的でローンを組むことができるのか2.本来の価格よりも安い値段で義理の息子に土地を売ることができるのか3.またそれらのやりと
おつまみにも!「芽キャベツアンチョビソテー」の作り方
ショートパスタを加えると、メインに早変わり
コロコロと丸いフォルムがかわいらしい芽キャベツ。小さめの芽キャベツはそのままに、大きめはカットして、軽く茹でて、アンチョビを加えてソテーすれば、かんたんおつまみに。あとからショートパスタを加えると、メインにも早変わり。白ワインといっしょにいかがですか?
中国版ナスダック「科創板」が盛り上がりをみせるワケ
中国当局肝いりの新市場
「科創板(technology innovation board:科学イノベーションボード)」をご存知でしょうか。「科創板」とは、上海証券取引所に設立予定のハイテク新興企業に特化した新市場です。2018年11月に中国の習近平・国家主席が上海で開催された「第1回中国国際輸入博覧会」で行った基調講演の中で初めて「科創板」の創設構想について言及し、以降、中国国内で注目度が高まっています。
手取り月20万未満のカップル、同棲前にすべきお金の準備
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は彼との同棲を考えているという27歳の女性からの相談です。2人ともお給料が手取りで20万円に満たないために、同棲後に生活していけるか不安だといいますが……。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。お付き合いをして3年になる彼と今年中に同棲をしようという話が出ています。2人共実家暮らしでお給料が手取りで20万円に満たない同士のため、生活をしていけるか、お金まわりでの不安が大きくあります。一緒に暮らし始めたら、一緒の口座で管理した方がいいのかなど、手取りが少ない中でしっかり貯めていくために今から気をつけておいた方がいいことがあれば教えてください。〈相談者プロフィール〉・女性、27歳、未婚・職業:会社員・手取り世帯月収:18万円・手取り世帯年間ボーナス:50万円【資産状況】・預貯金:175万円・持株会:190万円(奨励金10%)【支出の内訳(17.72万円)】・実家への生活費:3.5万円・通信費:0.7万円・衣服・
FPが考える年収600万円の人の理想の貯蓄術
一人暮らしの理想の生活費
平成29年度民間給与実態統計調査によると、会社員の平均年収は432万円とのこと。年収600万円以上というと、日本人の平均年収よりも大幅に高い収入を得ていることになりますが、年収600万円以上の人は全体の20%程度。年収600万円を超えて700万円以下だけで区切ると全体の6.3%程度。年収600万円がいかに高年収であるかがおわかりになったかと思います。今回は、みんなの憧れ年収600万円の人の理想の家計や貯蓄術についてお話します。
初心者必見!不動産投資のキホンやメリット、デメリットとは?
イベントレポート
2019年2月17日(日)、年に1度のビッグイベントとして東京で毎年5月に開催されている不動産投資1DAYスクールがついに大阪でも開催されました。「不動産投資のキホンやメリット、デメリットとは?」「はじめての人でも上手くいくの?」「不動産投資のリスクとは?」「どれくらいの収入が得られるの?」などの疑問について中立的な視点で語られるセミナーを多数開催。さらに初心者が陥りがちな失敗事例から、良い投資物件の見極め方、毎月20万円の家賃収入を得るための具体的な方法まで、著名な講師が徹底解説しました。その講演の中からこのイベントレポートでは4社の講演内容を要約してお届けします。目次:1- 効率的な不動産投資の「必勝術」とは!?(J.P.RETURNS株式会社 取締役 室田雄飛氏)2- 誰も知らない「京都」不動産投資の魅力(日本ホールディングス株式会社 代表取締役 八尾浩之氏)3- AIを活用した最新の不動産投資 〜2019年 不動産テック最前線〜(株式会社GA technologies 専務取締役 清水雅史氏)4- 月額家賃20万円を実現する中古マンション投資の実践法(日本財託 シニアマネージャ
「住みたい街」最新版で見つけた関西地盤のお宝5銘柄
勢いづくのは不動産会社だけじゃない
3月19日に公表された2019年の公示地価では、全国の商業地の上昇率トップ10地点のうち、関西は大阪市と京都市の計7地点がランクインしました。増加が続く訪日外国人による経済の活性化や2025年の万博開催が決定したことが、関西圏の商業地の需要を高めているようです。一方、住宅地も大阪府や京都府では上昇が続き、上昇率は前年を上回っています。首都圏に勝るとも、決して劣ることのない不動産市況の回復が、関西圏でも続いているようです。今月13日には毎年恒例となっている、リクルート住まいカンパニーがまとめた「SUUMO住みたい街ランキング」関西地区の最新版が公表されました。今回はこのランキングから、関西地盤の有望銘柄を発掘したいと思います。
“化粧品業界”への投資が中長期の資産形成に向いているワケ
不確実な中で確実性の高さに注目
将来の資産形成を考える場合、株式は1つの重要な運用ツールであり、中長期を見据えて成長の見込める銘柄に着目するのが投資の王道です。とはいえ、10年後、20年後、30年後を予測し、技術革新の先端を行く企業や業種を予測することは困難です。中長期を見通すことが難しい点も、株式投資をためらってしまう1つの理由かもしれません。しかし、変化が激しい世の中でありながらも、当初の予想から方向性がそれほどぶれることなく、見通せるデータがあります。それは人口データです。人口予測のように、ある程度見通すことができる将来像をもとに、手堅く中長期投資を行うのも1つの方法でしょう。今回は、今後世界的に人口が増加するという人口予測に基づき、これから着実な成長が期待できる業界についてご紹介したいと思います。