疲れた心にAIがしみる?「AIだみつをカフェ」の癒し力
相田みつをの詩をAI学習
「たまには負けたっていいもの」「人間は点数がない」「でっかくけんめい」――。書家で詩人の故・相田みつを氏の作品のようで実は異なるこれらの言葉は、「AIだみつを(えーあいだみつを)」によるものです。相田氏の詩を学習したキャラクター・AIだみつをの生み出した言葉のラテアートを楽しめる「AIだみつをカフェ」が、東京・原宿の「ネスカフェ 原宿」に7月21日まで期間限定オープンしています。どのような仕組みで作られているのか、現地を取材してきました。
「ラーメン砂漠」東京駅が「ラーメン天国」に変貌した舞台裏
東京ラーメンストリートが10周年
「六厘舎」や「斑鳩」などの有名店が軒を連ねる、JR東京駅八重洲口地下の「東京ラーメンストリート」が2019年6月に開業10周年を迎えました。昼時は出張中のビジネスパーソンや旅行客などで行列が絶えず、売り上げも右肩上がりで推移しています。かつては東京駅周辺にラーメン店が少なく「ラーメン砂漠」だったというエリアに登場した集積地帯。もちろん好立地ということもありますが、一部のラーメンファンだけでなく幅広い層を取り込むことに成功した背景を探ります。
サイゼリヤ「真イカのパプリカソース」終売に潜む真実
前菜の定番メニューのはずが…
イタリア料理チェーン「サイゼリヤ」の定番メニュー「真イカのパプリカソース」が、次回のメニュー改定で販売終了となることがわかりました。2003年に提供を開始し、コスパの良いヘルシーメニューとして根強い人気のある商品ですが、終売に至った背景に何があるのでしょうか。サイゼリヤの広報担当者に取材しました。
「女子の甘い香り」まとえるデオコ、男性人気にロート困惑
女性の加齢臭ケア商品はどこへ消えた?
「身体はくたびれたおっさんなのに、目を閉じると若い女の子の匂いに包まれている」――。こんな奇妙な「変身」体験をつづったブログ記事が話題になっています。男性に女の子の香りを与えたモノの正体は、ロート製薬の販売するボディソープ「デオコ 薬用ボディクレンズ」です。本来は女性の「加齢臭」ケアを目的に開発された商品ですが、「男性でも女の子の香りをまとえる」とネット上で反響。ドラッグストアでの売り上げも急上昇しています。デオコを販売しているロート製薬に、どのような仕組みで「女の子」の香りを付加しているのか、話を聞きました。
「業務スーパー」の冷凍タピオカ、爆売れの謎を追ってみた
都内店舗で売り切れ続出
モチモチ食感が人気で、若い女性を中心にブームが再燃しているタピオカミルクティー。最近も台湾発のチェーンによる新規出店が相次ぎ、買い求める人々の行列が絶えません。そうした中、神戸物産の展開する「業務スーパー」の冷凍タピオカが、店舗で品切れを起こすほど「バカ売れ」状態に。ブームの追い風はあるものの、どうしてそこまで売れているのでしょうか。
サントリー「ボス」、高級豆コーヒーでイエナカ消費を狙うワケ
既存のボスと何が違う?
「働くひとの相棒」というコンセプトで、缶コーヒーを展開するサントリー「ボス」。ここ数年、ペットボトル飲料の「クラフトボス」を投入し、若年層や女性層の需要を開拓してきましたが、新たに家庭向けの中容量ペットボトルコーヒーを発売しました。職場で飲むイメージの強い同ブランドが、なぜ家庭向け商品を投入したのか。サントリー食品インターナショナルが開催したボスの戦略説明会の内容から、その背景を探ります。
ピンクの「モンスターエナジー」が1ヵ月で販売終了になる事情
再発売はありうる?
エナジードリンク「モンスターエナジー」ブランドの新商品「モンスター パイプラインパンチ 缶355ml」が終売になることがわかりました。取引先への5月18日の届け分が最後となります。同商品が発売されたのは4月23日。実に1ヵ月にも満たないうちに販売終了となる、異例のスピードです。なぜ終売となるのか、モンスターエナジーの国内販売を担っているアサヒグループホールディングス(HD)に経緯を取材しました。
ステーキ界の新参者「ウルグアイ牛」が秘めるビジネス的うま味
ブロンコビリーがチェーン初導入
赤身肉ブームで高品質な牛肉をめぐる争奪戦が続く中、ステーキハウスチェーン「ブロンコビリー」がチェーン店では初となる産地の牛サーロインステーキを新メニューとして投入します。ブラジルとアルゼンチンに挟まれた南米の国・ウルグアイ産の牛肉です。同国は、国民1人当たりの牛肉消費量が世界一といわれている、知られざる「牛肉大国」。そんなウルグアイから輸入した牛肉は、オーストラリア牛やアメリカ牛とどう違うのでしょうか。
バーガーキング、「大量閉店」に潜む“真実”
日本撤退ではなかった!
国内99店舗のうち約2割強にあたる22店舗を閉店することを明らかにした、ハンバーガーチェーンのバーガーキング。ネット上では「日本から再撤退か」との噂も飛び交いましたが、真相は異なるようです。バーガーキングの運営を手がけるビーケージャパンホールディングス(HD)の広報窓口は5月20日、今回の大量閉店についてMONEY PLUSの取材に回答しました。同社が語った“真実”とは?
「バーガーキング」が大量閉店、ネット上では阿鼻叫喚
99店のうち22店舗を閉鎖
ハンバーガーチェーンの「バーガーキング」が5月中に大量閉店することが明らかになりました。閉店する店舗数は、実に現在運営している店舗の2割強に及びます。同社公式サイトの店舗紹介ページに記された閉店のお知らせに、バーキンファンは阿鼻叫喚のツイートを連発。いったい何が起きているのでしょうか。
駅構内のコインロッカーで一斉に値上げが進む裏事情
外国人の利用方法も影響?
人件費や原材料費の高騰や、10月に予定されている消費増税を前に、身の回りの商品やサービスの値上げが相次いでいます。そんな中、鉄道駅構内に設置されているコインロッカーも値上げしていることがわかりました。JR東日本や東京メトロなど、都内の駅コインロッカーが2019年春ごろから価格を改定。なぜ一斉に価格改定をしたのでしょうか。その背景を探ります。
吉野家が1000円「ハイボール飲み放題」を始めた台所事情
「吉呑み」とどこが違う?
牛丼チェーンの吉野家が「飲み放題」サービスを東京都内の一部店舗で試験的に始めています。ハイボールの飲み放題に牛皿(並)が付いて、1,000円(税別、以下同)という内容です。「吉呑み」というネーミングで他の牛丼チェーンに先駆けて「ちょい飲み」を開始した吉野家。なぜ今、飲み放題サービスを試験導入したのでしょうか。実際に体験してその理由を探ってみます。
自称「日本一の駅の待合所」はいったいドコがスゴいのか
バルニバービがプロデュース
「通りすぎる駅から、すごすことが目的になる駅へ」。JR土浦駅に直結する「プレイアトレ土浦」(茨城県土浦市)に、“日本一の駅の待合所”を標榜するフードマーケットなどの複合施設「STATION LOBBY」が4月26日、オープンします。2フロア全400坪の同施設を手がけるのは、飲食店の企画・経営のバルニバービ。利用者を集めるために、どのような工夫をしているのか、オープン前に開かれたメディア向けの内覧会に行って確かめてみました。
新宿で増殖する「エスニック食材コンビニ」の謎を追う
ローソン、ドンキが本腰
東京・新宿区内のローソンを先日訪れた際、見慣れないパッケージデザインのカップ麺が筆者の目に飛び込んできました。インドネシアのメーカーが発売したカップ麺のようで、値札には英語、中国語、日本語の3ヵ国語で「ハラール ミースダップカップ麺」と表記されています。カップ麺が置かれたその一角は、輸入食品ばかりを集めた棚。新宿区は在留外国人向けのアジア食材の専門店が多くありますが、その波がコンビニにも押し寄せてきたのでしょうか。なぜローソンの一部店舗で輸入食品を販売するようになったのか、その背景を探ります。
品川が傘不要な街になる?京急とスタートアップが実証実験
70円で1日レンタルし放題に
「品川を傘のいらない街にする」。こんな構想をぶち上げたのは、Nature Innovation Groupの丸川照司社長。傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開するスタートアップ企業です。4月17日に開かれた「京急アクセラレータ・プログラム」第2弾についての記者説明会で、京浜急行電鉄とタッグを組んでオープンイノベーションに取り組む企業5社が発表されました。どのようなスタートアップ企業が選ばれたのか、深掘りしていきます。
新店開業で3キロ圏に4店舗、「イオン密集地帯」幕張を歩く
イオンスタイル幕張ベイパークがオープン
週末はロードサイドにある商業施設「イオン」に車で訪れる――。郊外・地方に住む家族によく見られる光景ですが、徒歩でハシゴできるほどイオンの店舗が密集したエリアが存在するのをご存じでしょうか。本社ビル「イオンタワー」がそびえる千葉市・幕張です。イオンリテールが食品スーパー「イオンスタイル幕張ベイパーク」をオープンさせたことで、さらに“イオン密度”が高くなっています。同施設がグランドオープンした4月13日、幕張のイオンを数店歩いて回ってみました。
やよい軒、「ご飯おかわり」有料化の試験導入で広がる波紋
競合チェーンでは逆の動きも
定食チェーン「やよい軒」は、定食メニューを注文すると無料だった「ご飯のおかわり自由」(白米)を、一部店舗で試験的に有料へと切り替えます。ご飯おかわり無料は、やよい軒の人気サービス。なぜ有料化を始めるのでしょうか。やよい軒を運営するプレナスに試験導入の背景を聞きました。
甘くないレモン水を出す「い・ろ・は・す」の甘くない計算
新味は無糖フレーバーウォーター
カフェやレストランでよく出されるレモン水。口に含むとさわやかな香りが広がり、すっきりとした後味が印象的です。そんなレモン水をペットボトルで手軽に飲める、無糖フレーバーウォーター「い・ろ・は・す 天然水にれもん」が、日本コカ・コーラから4月15日に発売されます。フレーバーウォーターといえば、フルーツの味や香りがする無色透明の飲料で、ジュースよりも糖分控えめなものの、ある程度は甘さがするものでした。しかし今回登場する商品には、糖分は一切含まれていません。ここ数年「無糖飲料ブーム」が続いていますが、なぜフレーバーウォーターにも「無糖」の波が押し寄せてきたのでしょうか。その背景を探ります。