お金の知識を身につけるなら、人気マンガ家がすすめる経済本3選
「キミカネ」の次に読むべき本は?
夫婦のかけあいでわかりやすく初歩的な経済の知識を知ることができる、累計7万部(紙&電子)の大ヒット経済エッセイマンガ『キミのお金はどこに消えるのか』。著者・井上純一さんに、経済とマンガ表現の相性の良さや、本書の次に読むのにおすすめのブックリストを紹介していただきました。経済のことは苦手、挫折した……といった人でももう一度学び直せるヒントになりますよ。
人気経済マンガが警鐘、いま消費増税することの危険性
偉い人の経済政策が、必ずしも正しいとは限らない
「日本人が意外と知らない経済学の初歩をわかりやすく伝えたい」と、経済コミックエッセイ『キミのお金はどこに消えるのか』(通称『キミカネ』)に挑戦した漫画家の井上純一さん。日本の常識に染まっていない中国人妻の月(ゆえ)さんとのかけあいは、 “消費増税は仕方のないこと” “お金を使うのは悪いこと”“公共事業は無駄遣い”という長年思いこんでいた私たちの思いこみを、マンガならではの軽やかさでサッと拭ってくれます。今回は、消費税増税で一体どのようなことが起こるか、公共事業が必要な理由、持っているだけでは役に立たないお金について、解説してもらいました。
国の借金は本当に「悪」!?経済のキモがわかるエッセイマンガ
『中国嫁日記』作者が“お金”をテーマにした理由
知識があった方がいいとわかっていながら、手軽に学べる機会がないために苦手なままでいる人も多い、経済についての基本的な知識。今回は、エッセイマンガでわかりやすく経済の面白さを気づかせてくれる『キミのお金はどこに消えるのか』(KADOKAWA)――通称『キミカネ』で話題の漫画家・井上純一さんに、お金にまつわるさまざまなお話を聞きました。「“国の借金”の本当の意味」「医療費が増えると日本はどうなるのか」……など経済を学ぶとわかる世の中の動きについて教えてもらいました。
オプジーボによるがん治療とは?後悔しないためにやったこと
がん治療で高めるべき「患者力」
2018年3月に最愛の妻である山下弘子さんを25歳で亡くされた、夫・前田朋己さん( 前編記事 )。出会った時にはすでにがんになっていた弘子さんと、5年間一緒に過ごした前田さんは、その日々を振り返りながら、がんと共生するためには「患者力」という能力が大切だったと語ります。また、19歳でがんを発病した弘子さんは、6年にわたるがんとの共生において、本庶佑氏のノーベル生理学・医学賞受賞で注目を浴びたがん治療薬・オプジーボを使った治療も受けています。オプジーボを使った治療自体は、患者によって効果や副作用の有無がありますが、ひとつの事例として、弘子さんのオプジーボ治療のお話もうかがいました。
がんをわずらう確率は2人に1人。妻を亡くした夫が語る闘病とお金
妻・山下弘子さんと過ごした5年間のがんとの共生
男性62%、女性47%――これは、国立がんセンターの最新がんデータ統計による、生涯でがんに罹患する確率です。2人に1人が罹患する可能性があるがんについての知識は、いつ来てもおかしくない自分や大切な人ががんに患した時のために欠かせない、大切な情報になります。がん保険CMにも出演し、2018年3月に25歳で逝去した山下弘子さん。19歳で巨大な肝臓がんが見つかり余命宣告を受けても、病に負けず、全力で“今”を生き抜く姿が印象に残っている人もいるのではないでしょうか。今回は、弘子さんの夫・前田朋己さんに、現代社会で後悔なくがんと共生するために必要なお金の話について語っていただきました。「余命半年」と告知された弘子さんと、彼女が20歳の時に出会い、その後の5年を一番近くで過ごした前田さんから見た、がん闘病の実態とは――。
知名度ゼロから、累計200万部のベストセラーへ
『キミスイ』に学ぶ、ネット時代の夢の叶え方
累計200万部を超えるベストセラーになった青春小説『君の膵臓をたべたい』。2015年に刊行された同作は、2016年には年間ベストセラー第1位(※)を達成、本屋大賞第2位を受賞。2017年夏には映画化もされ、大ヒットを記録しました。2018年には、劇場アニメの公開も決定しています。この『君の膵臓をたべたい』は、今や大人気作家となった住野よるさんのデビュー作。文学賞に投稿するも落選、ひっそりと小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿された本作には、出版が決定した当時、知名度も文学賞の受賞経験もありませんでした。そんな状態から、いかにして国民的ベストセラーになったのでしょうか。『小説家になろう』を通じて住野さんに書籍化を打診、大ヒットに導いた双葉社の編集者・荒田英之さんに、その舞台裏について伺いました。※【単行本フィクション部門】(日販調べ)
話題の“体幹リセット”美脚エクササイズを特別公開
体の気になる悩みを解消するメソッド
3万人を痩せ体質に生まれ変わらせたパーソナルトレーナーの佐久間健一氏。佐久間氏の著書『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』は、50万部を突破する大ベストセラーとなっています。世界中を飛び回っている佐久間氏が8月7日、代官山蔦屋書店でトークイベントを実施。当日行われた、ダイエットの悩みについての質疑応答をレポートします。
がんばりすぎないほど効果的「体幹リセットダイエット」
“運動しすぎ”は、なぜダメなのか?
「運動すればするほど痩せる」は思い込みである――。50万部を突破した『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』の著者・佐久間健一氏はそう言い切ります。3万人以上を“痩せ体質”にしたスーパートレーナー佐久間氏のトークイベント(代官山蔦屋書店、8月7日実施)を取材。がんばらないほど効果的、これまでの常識をくつがえすダイエット法について教えていただきました。
ダイエットで大切なのは数字よりも「どうなりたいか」
大ヒット本・著者に学ぶ成功の秘訣
がんばって運動しているのに、痩せたい部分が痩せない。食事を我慢して減量したものの、あっという間にリバウンド。エステに大金を払ったのに結果が出ない……などなど、多くの女性にとって、ダイエットは人生の大きな悩みの種。そんななか50万部の大ベストセラーになっているのが、“続けなくていい!”“頑張らなくていい!”という『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』。3万人を生まれ変わらせた痩せ効果について知るため、8月7日に代官山 蔦屋書店で行われた、佐久間健一氏のトークイベントに潜入。普段は世界中を飛び回っている佐久間さんに、ダイエット成功の秘訣を聞いてきました。
理由なく死にたい…うつ病は心の風邪ではなく「ガン」
『うつヌケ』著者が振り返る闘病と回復
自覚のない「ステルスうつ」(前編記事)に気づき、約10年という長い期間をうつ病の“暗黒トンネル”で過ごした漫画家の田中圭一氏。ミュージシャンの大槻ケンヂ氏や小説家の宮内悠介氏など多くのうつ脱出者たちの経験を漫画にした『うつヌケ』は、累計33万部の大ベストセラーとして多くの人に届いています。うつ病はよく「心の風邪」と言われますが、自身の体験から「実際は“心のガン”と呼ぶべき恐ろしいものだ」と語る田中さん。その恐さを、田中さん自身の闘病、回復のエピソードとともにご紹介します。「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第2話」
大ヒット『うつヌケ』著者が「ステルスうつ」に気づくまで
気づかぬうちに進行するうつ病の恐怖
「あー、うつだなあ……」こんなふうに軽い気持ちでつぶやいたことのある人、心の中で手を挙げてみてください。きっと多くの方に心当たりがあるはず。ですが、次に「“自分は本当にうつ病ではないか”と疑ったことがありますか?」と問うてみると、手を挙げる人はずっと少なくなるのではないでしょうか。厚生労働省の調査によると、うつ病をはじめとする気分障害の患者数は110万人超。うつ病を経験した人の割合である生涯有病率は、人口の2割近くになります。しかし、現在の日本ではうつ病への理解は十分とは言えません。結果、まさか自分が病気だとは思わず、診断を受けないまま病状を重くしてしまう「ステルスうつ」に陥っている方も。思うように頭が働かなくなったり、好きだった仕事ができなくなったり……。こじらせてしまう前に自分の異変に“気づくこと”はできるのでしょうか。そこで今回は、累計33万部を突破したコミックエッセイ『うつヌケ』の著者であり、自身もうつ病を経験・脱出した漫画家の田中圭一氏に話をうかがいました。「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第1話」
もう新品は買うな! 借金7000万円を返した考える消費法
人生を豊かにする新時代の買い物術
高いものを買っているわけではないのに、なぜかお金が貯まらない。必要なものは十分に持っているのに、生活の満足度が低い。それなりの商品が安く手軽に手に入る時代だからこそ、「安物買いの銭失い」の罠にハマりがちです。かといって、高級なものに手を出したくても、給料は何年経ってもほぼ横ばい……。『Casa BRUTUS』や『VOGUE』に載っている高級家具やハイブランドの服と、何年も買い替えていない格安家具とバーゲンで買った服で溢れるわびしい我が家を見比べて、ついため息をついてしまいます。そんな現状を打破するべく、『もう新品は買うな!』という衝撃的なタイトルの著書を執筆された腕時計投資家の斉藤由貴生さんに、人生を豊かにする「考える消費」についてうかがいました。
見た目も味もメガトン級 サブウェイの激ウマ“裏メニュー”
チェーン店カスタマイズの達人が伝授
いつでもどこでもおいしい食事を提供してくれる有名チェーン飲食店。通常メニューをそのまま楽しむのももちろんいいけれど、とっておきの裏メニューやカスタマイズを試してみると、その魅力は無限大に広がります。チェーン店メニューカスタマイズの魅力とコツを、年間約700食の裏メニューを開拓している達人・だるるんさんに伝授してもらいました。
止まらない“浪費”からの脱出法をアドラー心理学に学ぶ
精神科医・和田秀樹氏インタビュー
仕事の失敗や恋愛の悩み、将来への不安……。日々、積み重なる大小さまざまなストレスに耐え切れず、財布を掴んでデパートに逃げ込み、カード払いでひたすら浪費! 月末になるとカードの支払い額に青ざめ、「だから自分はダメなんだ……」と自己嫌悪。貯金はまったく増えないのに、ストレスばかり“貯め上手”になって幾年月――。そんな負のループから抜け出すためにはどうすればいい? ドラマ化でも話題になった「アドラー心理学」に詳しい精神科医の和田秀樹氏に、お金との上手なつき合い方を教えていただきました。
毎日の料理にもう悩まない 動画で簡単「ごちそうレシピ」
大人気「DELISH KITCHEN」に聞く
毎日のごはん作り、レパートリーを増やしたいと思ってはいるけれど、気がつくといつも代わり映えしないマンネリな食卓に。はりきって食材をたくさん買い込んだものの、使いこなせず腐らせてしまった。彼との記念日はおしゃれな料理に挑戦しようとしたけれど、レシピが難しすぎて大失敗……! こんな経験のせいで、料理に対して苦手意識を持っていませんか?そんな悩める自炊難民におすすめなのが、誰でも簡単&おいしく作れるレシピを“毎日”“動画”で紹介してくれる『DELISH KITCHEN(デリッシュ キッチン)』。アプリやSNSで日々更新されるレシピ動画を見ていると、ついつい料理を始めたくなるのはどうしてなのか。その秘密を探るため、同サービスを運営する株式会社エブリーを直撃しました。
『サバイバルファミリー』に学ぶ、壮絶節約テクニック
もし電気が突然使えなくなったら?
「もし電気が突然使えなくなったら、いったいどうすれば!?」テレビ、冷蔵庫、エアコン、スマホ……、数々の電化製品に囲まれ(そして、月々数千~数万円の電気代を支払い)、便利な暮らしを甘受する現代人にはまったく想像のつかない世界です。そんな「ありえない」世界をリアルかつコミカルに作り出したのが映画『ウォーターボーイズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督による最新作『サバイバルファミリー』。電気がOFFになることで、人間本来の力がONになる姿を描いた今作から、どんな状況でもたくましく生き抜く術を学ぶため、プロデューサーの小川英洋氏に話をうかがいました。