「父の土地を購入」親族間の売買でローンは組める?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。妻の両親が東京に土地を持っており、その土地を私たちに譲ってくれるという話をもらっています。相談した結果、1,000万円程度(それでも従来の土地価格の半額かそれ以下です)をこちらが支払おうと思っています。今回、無償ではなく有償になったのは、義理の両親も多少のお金が必要だからです。ただ、私も今すぐ1,000万円すべてを用意できないため銀行から借りる必要があるのですが、3つ気になっていることがあります。1:そもそも義理の父の土地を購入する目的でローンを組むことができるのか2:本来の価格よりも安い値段で自身が保有する土地を娘の夫に売ることができるのか3:贈与税・相続税などの諸税金はどれくらい発生するのか上記3点について、可否や詳細を教えていただけますでしょうか。またこれが困難であった場合、義理の親の土地を本来よりも安い価格、かつ税金を抑えたかたちで売買する方法や、いったん土地を借りて住居を建ててから、徐々に土地の贈与を行うことが可能なの
45歳“うつ”で退職…今後の人生5400万円で生き抜ける?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。仕事と人間関係に悩みうつ病を発症、45歳の時に退職しました。病気が治ったら社会復帰したいと思いつつも、現状は症状が思わしくなく、このままリタイヤする可能性もあります。その場合、現在の資産で今後の生活が成り立つのかが不安です。試算した限りでは、90歳まで資金が底をつくことはありませんでしたが、欠けている視点などもあるかと思い、先生のアドバイスをいただけますと幸いです。【現在の収入と支出(基本的な生活費)】収入:傷病手当金28万円、所得補償保険35万円(いずれも期間限定)。支出:基本生活費(家賃、食費等)11.5万円、国民年金1.8万円、国民健康保険1万円、住民税5,000円/年。【今後の収入変化と予測される特別な支出】・保険金の受給終了後は収入の見込なし(保有金融資産の運用益を除く)・結婚、教育費、家購入などの予定なし【退職後の収入・支出見込み】・支出は大きく変化する見込みなし。・厚生年金を70歳繰り下げ受給。年金額年220万円(
確定申告で“得”する人の条件 当てはまるのはどんな人?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。70歳でいったん仕事を引退しました。その後、以前の取引先から依頼を受け、現役時代の外注に依頼をし、今年の1月から10月の間に売り上げが323万円立ちました。一方で、外注に依頼した分の支払いが288万円となりました。粗利益は35万円出ていますが、経費や燃料代、配達料などを加えると、利益は出ないかたちです。このような場合、確定申告は必要でしょうか? また決算書の作成方法を教えてください(70代以降 既婚・子供3人以上 男性)
世帯収入1300万「老後破産」の可能性はどれくらい?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年、30年勤続のリフレッシュ休暇を取ることにしました。すでに子供2人は就職し、家計も独立しています。2年前から老後の資金を考慮して、投資信託などを始めました。現状の計画で問題ないか、専門家のご意見をお聞かせください。この休暇をよい機会に定年後の仕事や生き方をじっくりと考えてみるつもりです。【現在の収入金額と支出金額】年収は額面で1,200万円ほど。家内はアルバイトで月6万円程度の収入です。基本的な生活費は月27万円です(食費、車、固定資産税、生活用品、水道光熱費、新聞通信)。【今後の収入金額と予測される特別な支出】2年後の役職定年後に年収は現在の8割ほどになる見込みです。定年は60歳で退職金は2,500万円、確定拠出年金が500万円程度の見込みです。また、60歳まで毎月20万円を財形や投資信託等にまわす計画です。【保有する金融資産】貯金は財形貯蓄が500万円、投資信託200万円、持株会500万円相当です。【現在の負債(住宅ロー
「児童手当」の所得制限がギリギリ “逃げ道”はある?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。冬のボーナス支給額がほぼ判明したのですが、ギリギリ児童手当の制限を越えてしまいそうです。今から保険などに入って、今年の所得控除を増やす方法はないでしょうか?(40代前半 既婚・子供3人以上 男性)
年収2000万、高すぎる税金を“減らす”奥の手は?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。50代前半、現在は人材提供などを行う従業員10名程度の会社でみなし役員をしています。年収は2,000万弱で、預金は8,000万ほど、マンションのローンは終了しています。今まで資産運用をしておらず、不動産や株なども持っていません。確定拠出年金には毎月6万8,000円を支払っています。今後のことを考え、課税所得を減らす(節税)ために税制上のメリットがある商品を運用したいのですが、おすすめはありますか? 小規模企業共済は、会社に出資はしていますが役員として登記をしていない、みなし役員ですので資格から外れるのではないかと思います。アドバイスをいただけると幸いです。(50代前半 男性 既婚・子供なし)
“投資の天才”は一握り 知っておきたい資産運用の掟
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在、計1,900万円の現金と預金が各口座にあります。ほとんどが1年ぐらいの定期預金で、あとは少しばかりの外貨預金です。持ち家はなく、月10万円の賃貸で暮らしています。今のところ住宅購入は考えておりません。保険は終身で保障は1,000万円、月3万円ほどの支払いです。私だけ働いており、妻は専業主婦です。年収は手取りで550万円ぐらいです。通常の厚生年金のほか、満期で650万円が支払われる個人年金を月1万円積み立てています。マイナス金利政策導入から1年半以上が経ち、今後に不安を抱いています。どのように資産運用を行っていけばよいのか、助言いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
子供の医療保険「ゼロ歳から生涯安心」な商品はお得?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。昨年末に2人目の子供が生まれました。養育費が不安だったので、すぐに1人目のときにかけた学資保険と同じものに入ったのですが、保険を見直していくなかで、赤ちゃんのときから加入する医療保険があることを知りました。毎月約1万円を15年間払い込むと、入院日額1万円(日帰りも含む)、入院手術給付金20万円、外来手術5万円の終身保障があり、さらに20歳から5年ごとに健康祝金10万円が出るというものです(90歳までの間、基準日時点で連続入院が10日未満であれば手術歴があってももらえる)。終身保障の医療保険が買えるうえに、子供が平均寿命をまっとうすれば一般の保険よりもお得だという説明を受け、とても魅力的にみえました。契約をするかどうかを悩んでいます。プロの目から見て、この保険はお得と言えるのかうかがいたいです。現在の世帯収入は手取り月25万円。生活費は23万円程度。資産としては、預金100万円、株式・国債に300万円程度。学資保険は子供2人分合わ
はじめての資産運用、成功のために大切な“準備運動”
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。
自宅家賃は経費にできる? 年収2500万の節税対策、アリかナシか
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。年収2,500万円で税率が高いため、不動産投資などを行って節税をしたいと考えているのですが、どのような方法で、どのような項目が節税の対象となるのかを教えてください。例えば個人事業主として投資をして、減価償却費分に「自宅(賃貸)の一部を事務所費用として」「自家用車の一部を事務所使用として」など節税ができないか検討していますが、実現可能でしょうか?(30代前半 独身 男性)
その自腹出費、控除されるかも? 会社員がすべき確定申告
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。サラリーマンでも特定支出控除で確定申告ができると聞きました。先輩に勧められたものの、いまいち理解できません。交通費や本代など、どのくらいまで大丈夫なのでしょうか? 例えば「脳を鍛える」みたいなビジネス本は完全に仕事のためなのですが、直接的な資料ではないので経費として認められないのでしょうか? 具体的に教えてもらえると嬉しいです。(30代前半 独身 男性)
赤字の投資用マンション、繰上返済と売却どっちがいい?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。大きい貯金ができたので投資資金に回しているのですが、投資用不動産のローンの利息と保証金を毎月払い続けている状況です。今後も投資は続けていくつもりですが、利息を抑えるために、現在の低金利下でもまず繰り上げ返済をするほうがよいのか、それともほかの投資に資金を回すべきかが判断できない状況です。国内不動産のみに偏った資産形成には否定的なため、むやみに物件を増やしたくはありません。状況によっては、不動産の売却も考えております。最適な資産形成についてアドバイスをいただければと思います。現在の資産状況は以下のようになります。【現在の収入と支出の傾向】収入:年収2,000万円(自営業)、妻は専業主婦です支出:月あたり合計60万円~80万円内訳:家賃10万円、社会保険・年金8万円、事業関連の出費(書籍や移動費など)10万円~30万円程度、その他諸々で30万円程度。【今後の収入金額と予測される支出】今後、子供が増えないかぎり、出費は減る傾向にあると
FPに家計相談したら教えてくれることって? 費用も知りたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。世の中には「ファイナンシャルプランナー」という方がたくさんいらっしゃいますが、ごく一般の主婦でも家計をチェックしてもらうことができるのでしょうか? いくらかかるのかわからないため、まだ一度も専門家の方に相談したことはありません。どのようなアドバイスをいただけるのでしょうか? また、最初はセミナーに参加したほうがよいですか。それとも個人的に相談したほうがよいのでしょうか。(30代後半 既婚 女性)
綱渡りの家計で将来不安、家賃は収入の3分の1で大丈夫?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。家賃と投資の2点について相談させてください。(1)家賃について今の家賃が高過ぎるのか、妥当なのかがわかりません。将来的にもう少し広い家に住みたいのですが、どのくらいの年収ならいくらまで出せるのか、住宅ローンを借りて家を買った方がいいのか、なにもわからない状態です。アドバイスがほしいです。(2)投資について長期投資を始めたいけど、開始していい状況か、また投資してもよい金額がいくらなのかがわかりません。【現在の状況】私:27歳、手取25万円程度妻:25歳、扶養の範囲でパート予定最近転職を機に上京していますが、想像以上に家賃が高くてびっくりしています。時間もなく、とりあえず賃貸アパートを選びましたが、将来やっていけるのか不安です。【家計】家賃11万円・食費3.5万円・貯金4万円・電熱費・通信費2万円・妻の小遣い2万円程度・私の小遣い1万円程度保険は収入保障保険のみ、年間3万円(補償額月15万円を25年)ボーナスの半分を貯金、残りでほし
不動産価格上昇中、五輪に向けてJ-REITを買った方がいい?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。投資初心者ですが、定期的に積み立てて、大家さん感覚で家賃収入を得られるものはないかと考え、J-REITがよいのではないかと考えています。今日、本を購入したばかりで、まだわからないことだらけですが、上記のような投資目的だと、J-REITを毎月コツコツ積み立てていくタイプにしようかと思っています。オリンピックを見越して買いたいと思っているのですが、方向性は間違っていないでしょうか? ご教示いただければ幸いです。(40代前半 独身 男性)
高すぎる住宅ローンに悩む日々 適切な住居費は年収の何割か
FPの家計相談シリーズ
読者の皆さんから頂いた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は読者の家計の悩みについて、プロのFPとして活躍する野瀬大樹(のせ・ひろき)氏がお答えします。夫が44歳飲食自営業で年収が300万程。子供が2人(3歳、7歳)で住宅ローンは月15万、60歳まで。生活費は食費2万、光熱費2万、通信・日用品2万、子供・レジャー費3万、その他、小遣い3万、国民年金、国民健康保険3万、個人年金、学資保険6万、生命保険1万といった内訳です。今私はパートと自営業手伝いと児童手当で年収200万程。子供が小さいうちに教育費を貯めようと学資保険を10歳払込契約で子供2人分月4万かけています。貯金が100万程しかなく、今の支出で上の子が中学生になるまで貯金する予定ですが、繰り上げ返済も検討中です。年収の割に住宅ローンが多いのは、私が正社員の頃に審査が通ってしまったからです。私自身が男の子2人子育てでフルタイムはきつく、家を安い所に買い換えるか、主人にアルバイトで収入を増やしてもらうか悩んでいます。自営業の収入が見込めずで将来のことを考えると頭が
相続した不動産、売買契約書を紛失していたらどうする?
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読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。父が30年近く前に中古アパートを取得。その後、大手デベロッパーがアパート一帯を等価交換し、マンションを建築しました。等価交換したマンションの一室を数年前に父から相続し、今年、売却したのですが、アパートを取得した際の売買契約書と、等価交換を行った時の売買契約書が見つからない状況です。このような状況において、譲渡所得計算で必要となる購入額に確定申告で記載している未償却残高を用いても問題ないでしょうか。なお確定申告の取得価格がどのように決まったのかもわかりません。調べる方法があるようでしたら、あわせてご教示いただけると幸いです。(40代後半 既婚・子供なし 男性)
教育費を貯める手段として「学資保険」はアリなのか
FPの家計相談シリーズ
読者の皆さんから頂いた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は読者の家計の悩みについて、プロのFPとして活躍する野瀬大樹(のせ・ひろき)氏がお答えします。昨年末、第一子を出産しました。今から少しずつ教育資金の準備をしたいと考えています。具体的には、大学進学費用として500万円程度を目安に貯めたいのですが、どのように貯めたらよいでしょうか?出産祝い金や育児給付金、児童手当などを合わせると100万円程度あり、銀行の普通口座に入っています。加えて、月払いの学資保険や、インデックスタイプの投資信託を毎月積み立てることを検討していますが、あれこれ考えすぎてまだアクションを起こせていません。よい方法を教えていただけませんでしょうか?(30代前半、既婚・子どもひとり、女性)