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経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
ステーキ界の“新星”が欠品間近、どうなる「ウルグアイ牛」
1000円台ステーキに人気殺到
国内のステーキチェーンとして初めてとなる「ウルグアイ産牛」のステーキを5月に発売したブロンコビリー。このステーキ界の“新星”について、7月24日に開かれた同社の第2四半期決算説明会で、衝撃の事実が明らかにされました。超厚切りの目玉商品として売り出したところ、あまりの人気に供給が追い付かず、8月中にも欠品になる可能性が高いというのです。発売から、わずか3ヵ月で頭をもたげた欠品騒動。はたして、ウルグアイ産牛の今後はどうなるのでしょうか。
「僕も手伝うよ」、典型的な勘違い夫を変えた3つのルール
バリキャリ妻が教える夫の育て方
私は2年前に立ち上げた会社を共同経営しながら、幼い2人の子どもを育てています。夫は朝から午後10時頃まで仕事で不在。平日はほとんど家事育児に参加することができません。それでも、帰宅後には台所と部屋の片付け、長男の保育園との連絡帳書きをこなします。休日には子どもたちを公園に連れていったり、習い事に付き添ったり、楽しみながら育児をしています。そんな夫も、結婚前や結婚直後は「僕も家事を手伝うから、あなたも仕事を頑張ってね」というスタンスでした。「手伝う」という時代錯誤な言葉に怒りを覚えた私は、夫を変えるため、密かに3つのことを心がけたのです。
ついにアメリカが利下げ、世界的な金融緩和競争の帰結は?
金利引き下げは約10年半ぶり
7月30~31日に開催されたFOMC(米連邦公開市場委員会)において、FRB(米連邦準備制度理事会)は、約10年半ぶりに政策金利の引き下げを決めました。9月以降のFOMCでも、さらなる引き下げが金融市場で予想されています。FRBだけでなく、ECB(欧州中央銀行)も6月から利下げ方向に転じる姿勢を示し、次回9月理事会ではマイナス金利の深掘りがほぼ確実視され、また2018年まで行っていた国債などの資産買い入れも再開されるでしょう。資産購入に関しては、開始時期と買い入れ規模が金融市場の焦点になっています。また米欧に加えて、多くの新興国においても中央銀行(中銀)は利下げを始めています。各国の中銀が金融緩和を行っていることを指して、「金融緩和競争」が起きていると言われています。これはどのような意味を持つのか、考えたいと思います。
吉野家で70%還元、「メルペイ」大盤振る舞いの思惑
牛丼並盛が実質114円に
メルカリが展開するスマートフォン決済「メルペイ」。これまでにゴールデンウィークと6月に大規模なポイント還元キャンペーンを打ち出してきましたが、今回新たに8月1日から第3弾のキャンペーンを始めました。今回の特徴は、70%のポイント還元が受けられる店舗として、既存のコンビニに加えて、新たに吉野家とマクドナルドというファストフードチェーン2社が加わったこと。その背景には、どんな思惑があるのでしょうか。
ヴィーガン食品で駅ナカ攻勢、「ビオセボン」13店舗目の新戦略
イオン御曹司が陣頭指揮
フランス発のオーガニックスーパー「ビオセボン」が、駅ナカ初出店となる新店舗を7月末にオープンさせました。東京メトロ・明治神宮前(原宿)駅構内にあり、商業施設「明治神宮前メトロピア」に立地しています。オーガニックの弁当や総菜、スイーツなどを手軽に購入できる店舗で、ヴィーガンに対応したオリジナルのサンドイッチを新たに投入しています。はたして駅ナカでヴィーガン食材は売れるのか、メディア向けの内覧会の内容から探ります。
日本株vs米国株、長期的な投資魅力があるのはどっち?
過去30年の実績を比べてみた
米国株が上昇しています。ニューヨークダウ平均、S&P500、ナスダック総合指数などの主要な株価指数は、そろって7月に史上最高値を更新しました。一方で、日本株は大きく下落しているわけではありませんが、上昇に勢いはありません。たとえば日経平均株価は昨年10月2日に2万4,270円の高値をつけましたが、現在はその高値から10%以上も下落した水準にあります。このように現在、短期的に米国株が日本株のパフォーマンスを上回っています。それでは長期的に見てみると、どうでしょうか。
「好きなこと」より「得意なこと」で貢献できる仕事選び
世の中のニーズに応える人材へ
あらゆる働き方が許容される時代になりました。選べる仕事の選択肢は多くなり、好きなことを仕事にする人は少なくありません。その一方で、「どうすれば、好きなことを仕事にできるのかわからない」と悩んでいる人もいます。そこで今回は、Web業界で15年以上成果を出し続けているSEO(検索エンジン最適化)コンサルティング会社クヌギの矢萩浩之代表に「好きなことを仕事にする方法」を聞きました。
“異端”の躍進、がん治療に変革もたらすウイルス療法薬
成果上げる日本のベンチャー企業
ウイルスは病気を引き起こす厄介な存在ですが、その感染・増殖力を逆手に取り、がんを叩く薬剤が開発されています。それが、がんウイルス療法薬です。最近まで製薬業界でも「異端」扱いされていましたが、昨今、その高い治療効果に注目が集まり、大手製薬会社によるベンチャー企業の買収や導入が目立ちます。この分野では日本のベンチャー企業も健闘しています。つい最近も、提携の発表で株式市場を賑わせました。
酷暑にこそ考えたい、「環境問題解決ファンド」の投資価値
高まる気候変動対策への注目
ようやく夏らしい日がやってきましたが、久々の夏の日差しは耐え難いものがあります。欧州では7月25日に熱波に見舞われ、パリで観測史上最高の42.6度を記録。72年ぶりに最高気温が塗り替えられました。一方、熱帯に位置するメキシコでは6月末に雹(ひょう)が一晩にして90センチ以上積もるなど、世界各地で異常気象がみられています。世界経済フォーラムは「グローバルリスク報告書2019年版」で、2019年に世界で発生の可能性が高いリスク上位3位に「異常気象」「気候変動適応の失敗」「自然災害」を挙げました。自然環境関連のリスクは、3年連続で他を圧倒しています。中でも、気候変動適応の失敗は「影響度が最も大きいリスク」と指摘しています。こうした中、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は2018年10月、パリ協定の世界の平均気温上昇を1.5℃未満に抑制する目標を達成するために必要な劇的かつ前例のない変化を遂げるには、最大で12年しか残されていないと報告しています。そして、投資の世界でも、このような環境問題に対する関心が高まっています。今回は、その最前線を解説したいと思います。
37歳男性、投資と貯蓄の比率を「6:4」にするには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、投資と貯蓄の比率を6:4にしたいという37歳の男性。何社か掛け持ちでロボアドの積立投資を行っていますが、それだけではなかなか希望の比率に近づかないといいます。FPの伊藤亮太氏がお答えします。資産に対する投資と貯蓄の比率を6:4にしたいと考えています。ですが、自分は株やFXなどの投資は向いていないと感じており、投資信託の積立をメインに考えたいと思っています。現在、ロボアドバイザーでの積立投資を何社か掛け持ちでやっております。内訳は以下の通りです(それぞれ月4万円積立)。・ロボアド積立1: 230万円・ロボアド積立2: 10万円・ロボアド積立3: 10万円しかし、このままではなかなか6:4には達しないので、次の3択で悩んでいます。(1) 投資積立額を増やす(2) なんらかの別の投資を行う(株やFX以外)(3) 何もしないアドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、37歳、既婚(妻:37歳、会社員)、子供
FRBの“予防的利下げ”、予防的ってどういう意味?
投資にどのような影響を及ぼすのか
最近の報道で、「予防的利下げ」という言葉を聞く機会が増えました。実際には、長期投資する前提ではあまり気にする必要はないのですが、知っておいたほうが安心できます。今回は、何が予防的で、投資にどのような影響を及ぼすのかについて、解説します。
企業のセミナーでも大反響なのは?今売れているビジネス書ランキング
仕事に役立つ本
今回初めてランクインしたのは、第6位『Think clearly』、第9位『新聞という病』、第10位『アウトルック最速仕事術』の3タイトルでした。
コーヒーマニア必見、HARIO“挽き方改革“にバリスタ驚愕
構想5年、プロも認めた実力とは?
オシャレなカフェでドリップコーヒーを注文すると、よく見かけるようになったドリップの器具「V60」。日本のコーヒー器具メーカー「HARIO」の主力商品です。この商品は2010年頃、バリスタ世界大会の優勝者ジャームス・ホフマンらが愛用していることで、世界的に知名度が向上。HARIOは今、コーヒーのサードウェーブの“波”に乗っている存在といえます。そんな同社が打ち出した次の一手は、コーヒーの”挽き方改革“。コーヒーの豆挽きが手軽になるという新商品は、どんな特徴を備えているのでしょうか。
夏のカフェ利用が増えると株で儲かりやすいって本当?
喫茶代と株価の関係
1年で一番気温の高い8月がやってきます。外出時、暑さのためにちょっと一服と思うと、カフェや喫茶店でアイスコーヒーを飲みたくなる人も増える時期です。実は、この喫茶代。将来の株価と関係が強いのです。「それはそうだろう。カフェに入るにもお金がかかることだし、景気が悪くて懐具合が悪ければ、喫茶店に行くのをためらう人も多くなる」と考える方も多いでしょう。まさにその通りなのです。この話のさらに面白いところは、実はこれが将来の株価とも関係があることです。今回は「7月の喫茶代が増えると、8月の株価が高い」について解説したいと思います。
エルニーニョ終息、“ガチ夏”到来で日本の景気はどうなる?
冷夏回避で夏物の需要は増えるか
6月10日発表の気象庁「エルニーニョ監視速報」によると、「今後夏はエルニーニョ現象が続く可能性が高い(70%)」ということでした。「エルニーニョ現象」が発生している夏は、冷夏になりやすい傾向があります。猛暑が続いた昨年とは打って変って、7月上中旬の東京の猛暑日はたった1日でした。しかし、7月10日発表分では「エルニーニョ現象は終息したとみられる」に判断がにわかに変わりました。7月24日以降、予報によると8月1日まで東京の最高気温は30度を超え、真夏日が続くもようです。遅ればせながら、今夏は冷夏になる可能性はなくなったのではないでしょうか。夏らしい夏が到来するとなると、日本の景気にどのような影響を及ぼしそうなのか、考えてみたいと思います。
“企業分析のプロ”は「4~6月期決算」の何を見ているか
ハイテク銘柄に底入れの兆し?
3ヵ月ごとに来る決算発表のピークが近づいてきました。今回の決算の注目ポイントはどこにあるのでしょうか。私は、電子部品や工作機械に代表される、いわゆるハイテク銘柄の業績に回復の兆しがあるかどうかに注目しています。
芸人の謝罪会見をきっかけに株主の意味を学ぶ
株主と社長はどっちが偉いの?
吉本興業の闇営業について、雨上がり決死隊の宮迫博之氏と、ロンドンブーツ1号2号の田村亮氏が謝罪会見をしました。筆者も含めて、かなり多くの方が興味を示していたようで、会見翌日にダウンタウンの松本人志氏が本件について語ることになり、急遽生放送となったフジテレビ系「ワイドナショー」の平均視聴率は16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となり、同番組開始以来、最高の視聴率になったそうです。会見の中で語られた内容は驚くことばかりでしたが、なかでも田村氏が述べた「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫といわれた」という部分は強い印象を残しました。ここでいう株主とはどういうことでしょうか? 今回は株主の意味を学びましょう。
「英国版トランプ」の首相就任は日本株相場をどう動かす?
10月末のEU離脱を明言
「この国と自らの決断を過小評価すべきではない」。英国のボリス・ジョンソン新首相は「ダウニング街(首相官邸)」での演説でこう吠えました。欧州連合(EU)からの離脱、いわゆる「ブレグジット」に揺れる英国に、新しいリーダーが誕生しました。55歳のジョンソン首相です。7月23日に行われた与党・保守党の約15万9,000人の党員による選挙で66%の支持を集めてジェレミー・ハント外相を破り、翌24日にテリーザ・メイ前首相の後継者となりました。この新首相誕生は、日本の金融市場にどのような影響を及ぼしそうなのでしょうか。