ビジネス
経済、投資の最新情報、仕事の給与や稼げる副業情報などを紹介します。
買うべきタイミングは?「守り」の投資、債券の選び方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。債券について教えてください。債券は国内のものから海外のものまで、通貨やリスクもさまざまな種類がありますが、正直な所、投資単位が大きくて分散を行うこともできないため、個人向けになんでこんな商品が売られているのだろうと思うことがあります。債券を個人が買うべきタイミング、取るべきリスクとは、どのようなものがあるのでしょうか。(男性 30代前半 既婚・子どもなし)
「いつ、いくら買うか」分散投資のタイミングが知りたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。投資を始めるにあたって、時間のリスク分散と投機の取り扱いについて質問です。預金が1,000万円近くになったため、投信、株式取引に手を出そうと思い立ち、国内株式、海外債券、海外株式、海外REIT、バランス型の投信をそれぞれ10万円ずつ購入しました。そこで質問なのですが、現在の預金額のうち600万円程で投信を買うにあたって、どれくらいの頻度、どれくらいの金額で分散していくといいのでしょうか。間隔が狭すぎればリスク分散にならないと思い、頻度と金額で悩んでます。また、学習も兼ねて少額ですが、投機も行っていきたいと思ってます。投機は基本国内株式で行うと思うのですが、投機の分を国内株式の資産分散額に勘定するべきなのでしょうか。投資という世界に触れたばかりで、おかしな質問をしているかもしれませんが、よろしくお願いいたします。(男性、30代後半、独身)
総裁選が転機?「内閣支持率が上がると株価上昇」は本当か
短期で見ると連動、長期で見ると…
9月7日に自民党の総裁選が告示されます。20日の開票に向けて、安倍晋三総裁と石破茂元幹事長、両陣営の支持獲得に向けた動きが活発化していくことになります。自民党総裁選は、同党の国会議員と、党所属メンバーの中から選ばれた人たちが投票できるもので、一般の国民は投票できません。こうした自民党の中だけでの投票で決まってしまう首相が本当に私たちの民意を反映しているのか、議論になることもあります。その意味で、総裁選に際しては国民が首相や内閣を支持しているのかが注目されることになり、世論調査における内閣支持率が重要視されます。支持率が低いと、政府・与党のトップにふさわしくないと見られてしまい、政権交代の流れになってしまうからです。ところで、この内閣支持率をめぐって、株式市場ではよく知られたアノマリーがあります。「内閣支持率が上がると、株価も上がる」というものです。
株式市場に強気と弱気が共存、個人投資家はどうすべき?
専門家の見方は真っ二つ
日経平均株価は2万2,000円台で、膠着しつつあります。ここから先の展開について、専門家の意見は分かれています。「年末高に向け、上昇のマグマがたまってきている」と超強気を語る人がいる一方、「バブル崩壊が近づいている」と超弱気の人もいます。こんな時、個人投資家はどうしたら良いのでしょうか。
わが国において、インフレは失われたのか
物価安定目標2%は達成できない?
トルコの8月の消費者物価指数は前年同月比+17.9%に達し、現地の人々の暮らしに大きな影響を与えています。私たちの暮らしや経済投資環境に大きな影響を与える物価。今回は、わが国の物価動向について考えたいと思います。
百貨店の“保守本流”、三越本店は大改装でどう変わる?
目指すは「人が中心の百貨店」
1673年に越後屋として創業してから345年。1904年には「デパートメントストア宣言」を行い、日本初の百貨店となった日本橋三越本店。まさに百貨店の“保守本流”とも呼ぶべきこの店舗が、2019年度にかけて2段階の大規模リニューアルを進めています。その第1期のグランドオープンを10月24日に控える中、9月6日にはプレス発表会が開かれました。壇上で浅賀誠・日本橋三越本店長は「新しいカタチの百貨店を目指します」と宣言。日本最古の百貨店は、どのように生まれ変わろうとしているのでしょうか。
中国経済は大丈夫?貿易摩擦に耐える筋力を総点検
各種指標から中国の弱点を考察
最近は中国に関するニュースというと、米中貿易摩擦、中国における負債の拡大、シャドーバンキング(影の銀行)など、ネガティブなものばかりを目にします。しかし、中国の経済がどうなっているのか、という基本的な部分にはあまり焦点が当たっていないようです。今回は基本に立ち返り、中国の経済について、代表的な指標を見ながら確認していきましょう。
コーヒー「ジョージア」の新顔はなぜ“缶入り”になったのか
市場の流れにあえて逆行
「どうも、ジョージアの顔です」。9月3日に開かれた日本コカ・コーラの「ジョージア」シリーズからの新商品発表会。長年、商品コマーシャルに出演している俳優の山田孝之さんは、茶目っ気たっぷりにこう挨拶しました。今回新しく発売されたのは「ジョージア グラン 微糖」。シリーズでは久しぶりの缶入り新商品です。容器入りコーヒー飲料の市場で缶入りからペットボトル入りへと売り上げがシフトしているといわれる中、ジョージアシリーズでも「ジョージア ジャパン クラフトマン」などペットボトル飲料を販売しています。その最中に、なぜ“缶”の新商品を投入するのでしょうか。日本コカ・コーラのコーヒー飲料戦略を考察してみます。
中国株は9月に反転できるか、国内景気対策の中身とは?
「金九銀十」との相乗効果を期待
2018年7月末、中国政府は今年下半期の重要政策の基本方針を発表しました。足元の経済情勢について「新たな問題や挑戦に直面し、外部環境には顕著な変化が生じている」と分析。米中貿易摩擦などを念頭に、中国では景気の下振れリスクが高まっているとの認識を示したのです。こうした見地から、今年下半期について中国政府は、経済や社会の安定を重要視する事を明らかにしました。具体的にどのような対策をとるのでしょうか。
「いきなり!ステーキ」、業績好調でも株価低調のナゾ
株価は昨年10月の半値以下
ステーキ店チェーン「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスの業績が好調です。「いきなり!」で立ち食い業態に参入した2013年当時、売上高は56億円、本業の儲けを示す営業利益が2億円程度だった同社。それが今期は売上高629億円、営業利益40億円を目標に掲げています。7月30日に発表した第2四半期(1~6月期)の実績も、売上高、営業利益ともに期初目標を上回っています。ところが、株式市場からの評価を表している株価の動きが冴えません。昨年10月に一時8,230円の高値を付けましたが、今年8月31日は3,820円と半分以下にまで落ち込んでいるのです。同社に何が起きているのでしょうか。8月29日に開催された第2四半期決算説明会の資料から、ペッパーフードの現状を読み解いてみます。
資産の「健康寿命」を延ばすために必要な3つのこと
体も資産も早いうちから
「人生100年時代」。日本人の平均寿命が延びる中、“健康上の問題なく日常生活を送ることができる期間”である「健康寿命」を延ばすための方策が着々と進められています。元気に過ごす期間が延びると必然的に必要となってくるのが、お金です。延びる寿命に応じた資産はどれくらいなのでしょうか?“金銭上の問題なく日常生活を送ることができる金額”、すなわち、資産の「健康寿命」について考えてみましょう。
大井競馬場「メガイルミネーション」は東京の夜を変える?
関東最大級!“体感型”夜景の全容
東京ミッドタウンに、六本木ヒルズ……。空気が乾燥してくる秋から冬にかけて、東京都心では大勢の観客を集める、ロマンチックなイルミネーションイベントが数多く催されます。その中に今年、新たな目玉イベントが加わります。品川区にある大井競馬場で10月から開催される「TOKYO MEGA ILLUMINATION(トーキョー・メガ・イルミネーション)」です。使用される電球は約800万球と関東最大規模。これだけの規模のイルミネーションイベントを競馬場で開催するのは世界初だといいます。見どころはどこなのでしょうか。そして、このイベントを開催する狙いはどこにあるのでしょうか。
お金を置く場所で年間数万円がお得に!賢い資産形成のススメ
税制優遇制度の拡大も追い風に
資産運用に興味はあるけど、お給料は銀行の預金口座に入れたまま……という人に伝えたいことがあります。実は、資産を置く場所によって年利0.1%の定期預金が年間数万円の利息を生み出す効果があるとしたらどうでしょう。その方法を知りたいと思うのではないでしょうか?今回は、そんなお得な資産形成を可能にするアセット・ロケーションという考え方についてお話ししたいと思います。
個人投資家こそ留意すべき「トルコショック」本当の危うさ
嵐は過ぎ去ったのか
世界中を揺るがせた「トルコショック」。金融市場はひとまず落ち着きを取り戻した感がありますが、危機再燃の火種は依然としてくすぶり続けているように思います。日本ではトルコの高金利に着目し、同国の通貨であるトルコリラ建ての投資信託や仕組み債など、さまざまな金融商品が販売されています。外国為替証拠金(FX)取引でもトルコリラ・円が人気の通貨ペアの1つ。それだけに、同国経済やトルコリラの行方に気を揉む投資家が少なくないかもしれません。
金下落は米ドル過熱のサイン?実は新興国物に妙味かも
今回の金価格下落の意味は?
金が下落しています。指標となるロンドン貴金属市場協会(LBMA)の金価格は、年明けから1トロイオンス1,300ドルを上回っていましたが、5月半ばからじりじり下がり始め、8月半ばのトルコリラ安加速の際に1,200ドルを割り込みました。金は代表的な安全資産であり、「有事の金」としてリスクオフ局面に買われやすい傾向にあります。トルコリラ安は市場にショックを与える「有事」でしたが、金価格は下落しました。どうしてでしょうか。
貯金のまえに準備「生活防衛資金」は手取り月収の何ヵ月分?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。今年結婚をしました。結婚式などの支出があり、2人の貯金はほとんどない状態です。これから貯蓄目標を立てて、しっかりと貯めていきたいと思っています。また、5年後くらいまでに仕事で独立することを考えているので、その資金も貯めたいです。どのくらいのペースで貯めていけば良いでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、36歳、既婚(妻:37歳・会社員)、子どもなし・職業:会社員・手取り月収:50万円 夫:30万円 妻:20万円・年間ボーナス(手取り):夫20万円×2回・預貯金:独身時代の貯蓄がそれぞれ50万円程・起業資金:150万円くらい貯めたい【家計の内訳(約38万円)】・住宅費:12万円・水道光熱費:1.5万円・生命保険:1.2万円・食費:6万円・通信費:0.8万円・健康・医療費:1.5万円(主にジム代)・趣味・娯楽費:2万円(ヨガとゴルフ)・衣服・美容費:2万円(別に年間で1
「トルコ・ショック」が実は“絶好の買い場”だったワケ
「危機」にならない「ショック」とは?
ちょうどお盆休みが始まろうという頃、株式市場は激震に見舞われました。米国のトランプ政権が表明したトルコに対する制裁関税方針でトルコリラが2割も急落した「トルコ・ショック」です。動揺は瞬く間に世界の株式市場に広がり、日本株も急落しました。日経平均株価は25日、75日、200日の移動平均線をすべて下に抜け、下値メドが見えない状況になりました。まさに相場は悲観ムード一色でした。無理もありません。リーマンショックから10年、トルコ・ショックは新たな金融危機の引き金になりかねない、という論調まで市場の一部でささやかれていたのですから……。
ついに副業解禁時代が到来、副業にあたる仕事とは?
副業をはじめよう
「副業解禁」という言葉をテレビのニュースや新聞報道で見かけたという方は多いと思います。もしかすると、あなたの勤め先の会社では、すでに副業が解禁されているかもしれません。そこで今回のシリーズでは、副業をこれから始めたいという方や、すでに副業を始めていて知識をしっかりつけておきたいという方に向けて、「副業とは何か」「副業する場合の税務面での注意点」についてお話していきたいと思います。