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せっかくの投資が残念なことに…【新NISA】でハイリターンを求めて犯しがちなミス6選
自由度が増した分難易度もアップしている点に注意!
投資は、経済的に豊かな未来を形作る一つの手段です。来年から始まる新NISAは現行のNISAに比べて非課税保有期間が無期限となることや、投資可能期間も恒久化するなどメリットが大きく増えました。新NISAを利用して資産を増やし、将来の資金計画を立てようと考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、新NISAにおいて初心者がするべきことや、犯しがちなミスについて説明します。
「値上げしない」宣言のサイゼリヤがストップ高! 驚きの好決算の秘密とは
国内事業はお荷物
おもな小売企業の決算がひと通り出揃いました。全体的には、悪くないといった印象ですが、ひときわ好調が目立ったのは、比較的お値段控えめの”庶民の味方”企業でした。ドラッグストアはおおむね全体的に好調でしたし、ユニクロを展開するファーストリテイリングも過去最高益の着地でした。値上げ疲れで節約志向が顕著に見える結果です。そんな中、頑なに値上げを拒んだサイゼリヤ(7581)が、驚きの好決算で注目を集めました。前回の第3四半期決算後に、この連載で取り上げたときは、他社が値上げして、消費者はそれを受け入れつつあるのに、値上げをしないサイゼリヤは大丈夫? 通期予想に対する進捗率もあまりよくなく、予想値未達の心配も、とやや懐疑的な記事でした。まずは2023年8月期の決算を見てみましょう。
【配当】や【株主優待】狙いでも情報収集は必要?よゐこ有野「そう言われると…」
売買だけじゃない!株式投資の魅力(4)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年10月は金融アナリストの三井智映子先生に、株式投資について伺いました。今回は、「投資する前に見るべきポイント」について解説いただきます。
なぜ「金利」は動く? 日本にようやく金利が生まれてきた背景
金利のしくみ(1)
日本は長年にわたって「金利」がありませんでした。1990年代に入ってから景気が悪化し、さらに物価が持続的に下落するデフレ経済に、長年の間、苦しめられたからです。それがここに来て、ようやく金利が顕在化してきました。今回から何回にわたって続けられるか分かりませんが、金利の基本について考えていきたいと思います。
「配当利回り」を見るだけではダメ?気になる銘柄の“配当”が本当に割がいいかチェックする指標
配当性向・累進配当・株主資本配当率(DOE)の見方
今年、東京証券取引所が低PBR(※)企業に対策を要請したことをきっかけに、配当の方針を見直す企業が多く見られます。そこで、企業がどのように配当を実施しているのかを一度整理してみましょう。※PBR=Price Book-value Ratioの略で、株価純資産倍率のこと。株価が割安か割高かを判断するための指標。
「高利回りのマンション投資」を実現するためにチェックしておくべき2つのポイント
必要なのは「リスクの理解」
首都圏を中心に、都市部の不動産は高騰しています。投資家向けのビルやマンションも、表面利回りが5%を下回る不動産も珍しくない市況です。そんな中、「せっかく不動産投資をする以上、もっと高収益・高利回りな物件にチャレンジしたい!」と考え、例えば利回り10%以上に絞って不動産情報を収集している方や、競売物件情報にアンテナを張っている方も少なくないと思います。そして、高利回りな不動産の情報をたくさん集めていくと、一つの傾向が見えてきます。それは、ほぼ例外なく「古い」ということです。これは、減価償却が進み、純粋な資産価値が低下している不動産である以上、「築浅な不動産に比べて、築古の不動産は売買価格が安くなる」のは当然の流れともいえます。一方、不動産投資においては、築年数の進行による賃料の下落は、売買価格の下落に比べて緩やかであることが多く、その結果、高利回りな築古物件が生まれやすくなっている側面もあるのです。実際に、投資用マンションの情報サイトを眺めると、利回り30%を超えるようなマンションが公開されていることもあります。それでは、このような高利回りの築古不動産、特に居住用の区分マンション(分譲タ
ポートフォリオ作りに役に立つ!主要な投資リスクとヘッジ方法【通貨・流動性・インフレ・政治リスク編】
リスク最小限に抑えることが成功への近道
投資をするうえで、魅力的なリターンに目がくらみ、あるいは語られる成功ストーリーに心が躍り、思わずリスクを軽視してしまうということが度々あると思います。例えば、前編でお伝えした「市場リスク」であるリーマンショック、コロナショックでは無数の投資家がリスクの深淵に呑み込まれていきました。私たちの資産を持続的な成長へと導くためには、リスクを理解して、そのリスクが顕在化した時にどう対処するか考えておくことが大切です。前編の【市場・信用・地政学リスク編】に続き、今回の後編では【通貨・流動性・インフレ・政治リスク】について解説します。皆様とご一緒にリスクについて理解、把握していきたいと思います。
バーバリー・ロスから復活の三陽商会、サプライズ決算でストップ高!要因はセール価格での販売減少か
上期予想を3.6倍も上振れ
2月決算銘柄の第2四半期決算がおおむね出揃いました。発表時期の相場環境は最悪で、アメリカの金利の上下によって、日経平均株価は、1日で500円以上も上げたり下げたりで大きく振り回わされました。そんな中での決算発表なので、決算内容よりも、全体相場につられて株価が動く銘柄が多かったように思います。そんな中、第1四半期決算発表後にこの連載で取り上げた三陽商会(8011)が、異彩を放っています。10月6日に発表された2024年2月期第2四半期決算を見てみましょう。
NISAを利用しているひとにも影響はある? 米国の利上げはなぜそこまで注目されるのか
米国の利上げを解説
テレビやニュースを見ていると、米国の中央銀行にあたるFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げをした、という報道を目にすることがあります。投資未経験者や、投資を始めたばかりの個人投資家からすると、日本の報道なのに、なぜ米国の金融政策の内容を大々的に報じているのだろう、と疑問に思う人も多いでしょう。また、個人投資家の発信をSNSなどで追っかけていても、米国の金融政策が決定される会合日は多くの人が結果に注目していることが分かります。今回は米国の利上げが日本経済や日本の個人投資家に与える影響について解説します。
株主優待はどう選ぶべき?よゐこ有野「自分に合ってる気がしてきた」
売買だけじゃない!株式投資の魅力(3)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年10月は金融アナリストの三井智映子先生に、株式投資について伺いました。今回は、「株主優待」について解説いただきます。
【朗報】大手ネット証券5社 新NISA口座での米国株の売買手数料を無料へ!日本株との違いは?魅力と特徴を解説
東証の働きかけで日本株も魅力アップなるか?
現在、各証券会社で米国株を取引する際は、約定代金により売買手数料が発生します。このような中、日本の大手ネット証券会社の5社(SBI、楽天、マネックス、松井、auカブコム)では、2024年1月から始まる新NISA (少額投資非課税制度)口座で、米国株を手数料無料で売買することができるようになります。
iDeCoとNISA、どんな割合で投資するのが理想?
年収よりも年齢によって割合は変わる
節税効果の高い「iDeCo」と柔軟性のある「NISA」で、どのような割合で投資をするべきかと悩む読者は多いことでしょう。2024年からNISAは改正されるので、NISA優勢の声もよく聞きます。今回は、「iDeCoとNISAの理想的な投資割合」について、目安となる考え方をまとめていきたいと思います。
投資の基本!知っておきたい主要リスクとヘッジ方法【市場・信用・地政学リスク編】
世界情勢が不安定な今だからこそ対策を
投資の世界には、様々なリスクが存在します。これらのリスクを理解し、適切な対策を取ることで、安定した投資を進めることができます。そこで、主要な投資リスクとその対策について、2回にわたって詳しく解説します。前半は、「市場リスク」「信用リスク」「地政学リスク」についてです。
「匿名宝飾店」が話題となった4℃、ジュエリーより好調な事業とは?
婚姻数の減少でブライダル店舗は苦戦
ブランド名を明かさず「匿名宝飾店」と大きく描かれた店舗が、原宿に2023年9月8日(金)から24日(日)の期間限定で出店していました。期間中の累計来場者数は5,500人と大盛況で、整理券を配るほどのにぎわい。期間中の20日(水)に覆面ブランドが「4℃」であると明かされました。「4℃」といえば、『19歳の誕生日にプレゼントされると幸せになれる』という都市伝説が有名です。わたしが19歳のときにもすでに囁かれていましたので、かれこれ○十年以上、語り継がれており、これはある意味かなりの知名力です。ただ一方で、それを揶揄するような言葉もSNSなどで散見されることもあり、憧れのブランドとは言えなくなっているかもしれません。そんな状況を打破するための施策が今回の「匿名宝飾店」でした。来店者が店を出る際に初めてブランド名を明かした上で、アンケート調査を行ったところ、83%が「4℃のイメージが変わった」、78%が「正体は意外だった」と答えたそうです。
よゐこ有野、【配当金】を狙う投資手法に困惑「負け犬に投資って…」
売買だけじゃない!株式投資の魅力(2)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年10月は金融アナリストの三井智映子先生に、株式投資について伺いました。今回は、「配当」について解説いただきます。
厚労省が2024年度予算で33.7兆円を要求、その使い道は?関連する銘柄も
一人暮らしの高齢者増加も懸念材料
2024年度予算の財務省への概算要求が、一般会計で総額110兆円を超え、そのうち3割を超える33兆7,275億円が厚生労働省の予算となっています。認知症の治療法開発などにつなげるため、来年度予算の概算要求で認知症の治療法開発などの関連費用として、200~300億円となっています。また、農水省の概算要求は2.7兆円でそのうち、花粉症対策に222億円となっています。私たちが納めた、大切な税金の使い道でもあります。
日本の年金運用に学ぶ【ポートフォリオのリバランス】の方法とタイミング
2023年4-6月期の運用益は18兆9,834億円!
分散投資を実践されている方は、どの金融商品に、どれだけ投資しているかを表す「ポートフォリオ」を意識されているかと思います。投資家それぞれの戦略や目的に合わせて組むポートフォリオですが、その配分をリバランスする必要があることをご存知でしょうか?投資において、リバランスは非常に重要なステップの1つですので、投資を始めたばかりだったり、リバランスをしたことがないのであれば、ぜひこの機会に知っていただきたいです。今回は、リバランスの重要性と、いつ、どのようにリバランスを行うのかを解説します。
国内初!6本のアクティブETFが新規上場。組入銘柄から投資のヒントを探る
投資信託の組み入れ銘柄で流行を知る
2023年9月7日、東京証券取引所に6本の「アクティブETF(上場投資信託)」が上場しました。いきなりそう言われても、何のことかわからないという方もいるはず。これらアクティブETFの上場は、もしかしたら株式投資をするうえで、大きなヒントになるかもしれません。このコラムでは、アクティブETFとはいったい何なのか、これらが上場することでどんなことが期待できるのか、あるいはどういったヒントになり得るのかなどについて解説していきましょう。