生活
食事や買い物、通信、交通など、日々の生活全般のお金の話を紹介します。
コロナ禍の10代の不安…生活が大きく変化した大学生は何を思う?
大人より早く始まった学生の自粛生活
全国的に新型コロナウイルスの感染者数が増える中で、企業ではリモートワークを再び増やしたり、消費者では自主的に外出を控える動きもあるようです。自粛疲れを感じる方は多いと思いますが、3月初旬に政府が全国一斉休校を要請したことで、学生は大人より早くから自粛生活に入っています。進学や就職を控える年代では、社会情勢の急速な変化への不安も大きいでしょう。ニッセイ基礎研究所では、6月末に15~19歳の男女420名を対象に、新型コロナによる生活変化についての調査を実施しました 。この結果を用いて、コロナ禍の10代の生活行動の変化や不安、今後の見通しを見ていきたいと思います。
ミドル世代が始めてみたい運動・スポーツの一番人気はウォーキング
身体面の健康づくりと精神面へのリフレッシュ効果
新型コロナウイルスにともなう緊急事態宣言が解除されて以降も、人混みを避け、不要な外出を控える生活を続けている方も多いと思います。外出の自粛等で自宅に籠りがちな日々が続いた方の中には、自身の運動不足がふだん以上に気になった方もいたのではないでしょうか。そこで今回は、昨年11月にスポーツ庁が行った「スポーツの実施状況に関する世論調査」の結果から、身体面の運動不足についての意識に関する調査結果とともに、身体面の健康づくりを通じた精神面へのリフレッシュ効果について考えてみたいと思います。
カレー研究家が無印良品の「レトルトパッケージ裏」を凝視する理由
製造メーカーの特徴を解説
夏は食欲を刺激するカレーで、暑さを乗り切りたいところ。店頭に並ぶレトルトカレーは今や、レストランの味を再現したプレミアム路線の商品から、個性豊かなご当地カレー、カロリーオフ商品、ハラール(イスラム教徒向けの食事)対応のものまで、バラエティに富んでいます。中でも2002年に「グリーンカレー」を発売した無印良品は、レトルトのエスニックカレーの草分けとして地位を確立しました。人気ナンバーワンを誇る「素材を生かしたカレー バターチキン」を筆頭に、次々と本格派のレトルトカレーを打ち出し、今やラインナップはジャパニーズカレーを含めて全41種類に上ります。その無印良品のレトルトカレーを製造しているメーカー3社(にしきや、エム・シーシー食品、ハチ食品)を、カレー研究家のスパイシー丸山さんが自身のブログで取り上げています。ブログ内では、今年4月から新しい食品表示法が適用となり、製造メーカーがパッケージに表記されるようになったことに着目しています。「これだけ商品がある中で、どのカレーを選んだらいいか……」と迷んだとき、製造メーカーの特徴は、好みのカレーを選ぶひとつの指標にできそうです。スパイシー丸山さんに
「ボーナス減で臨時出費が払えない」ウィズコロナを生き抜くボーナス頼り家計脱却の鍵
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、25歳、会社員の女性。新型コロナウイルスの影響でボーナスが減ってしまい、車検料などが払えなくなってしまうとお困りだそうです。FPの高山一惠氏がお答えします。コロナ不況でボーナスが4分の1になりそうです。今まで車の任意保険や車検代をボーナスに頼っていたため、どうすればいいのか分かりません。貯金から払えはするのですが、今まで貯金に頼っていなかった分、貯金を崩すことに罪悪感があります。月々予備費を用意しているのでそこから積み立ててればいい話かもしれませんが、趣味のグッズを購入したり時々旅行に行ったりという時使いたいのであまり積立にはしたくありません。【相談者プロフィール】女性、25歳、未婚職業:会社員住居の形態:賃貸(一人暮らし)毎月の世帯の手取り金額:12万円年間の世帯の手取りボーナス額:60万円毎月の世帯の支出の目安:5万円【毎月の支出の内訳】住居費:0(社宅で給与天引き)食費:1.5万円水道光熱費:1万円通信費:0.8万円車両費:0.3万円お小
退職のベストタイミングは65歳ではなく64歳11ヵ月?意外に知らない雇用保険のこと
2021年より「高年齢者雇用安定法」が改正、賢い退職の方法とは
60歳で定年になって、その後は給料が半分になったけど、再雇用で頑張ってきた。それももうすぐ65歳だから終わり。まだまだ働けるのになぁ〜、再就職先探そうかな? と思っているあなた。「65歳で退職すると損をします!」えっ、と驚くかも知れませんが、本当です。65歳の1ヵ月前に退職をすると、数十万円の得になるかも知れません。得になるのは、65歳以降も新しい仕事を探しながら働きたいという人です。65歳は、まだまだ元気です。まだまだ働ける年齢ですし、逆に働かないと老後資金が心配な人も多いのが実情ではありませんか? 2021年より「高年齢者雇用安定法」が改正になり70歳までの雇用を確保することが努力義務化されます。まだまだ働けると思います。今回は、65歳で賢い退職の方法を含めて雇用保険についてお話しをしましょう。
コロナ禍の社会に求められる、対話の力で精神病を癒すオープンダイアローグ
フィンランド発祥の精神医療
近年日本でも注目を浴びている「オープンダイアローグ」は、フィンランド発祥の精神医療の方法論で、本人の意見を否定せず、耳を傾けて検討することで、本人の病気を癒す手法のことです。薬が重視される現代の精神医学において、薬を使わず対話で治療するというそのシステムは驚くべきものですが、よく考えると実はこれは古くて新しいやり方であるとともに、コミュニケーションが断絶されるコロナ禍の世界において、より注目されるべきなのかもしれません。
意識の高さが裏目に?自己投資多めで黄信号の家計。理想の消費:浪費:投資バランスは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、36歳、会社員の男性。マイホームも自家用車も購入し、そろそろ子どもが欲しいと考えていますが、あまり貯金ができていないそう。どこを改善すればよいでしょうか? 家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。今の家計状況で問題がないかを見てください。自分、妻共に30代半ばです。そろそろ子どもを、と考えているのですが、その前に暮らしの環境を整えたほうが、教育費を出したりするのに楽なのではないかと思いました。そこで、1年半ほど前に住宅ローンを使ってマイホームを購入しました。また、自動車もそろえておくべきかと思い、月の返済が安い残価設定ローンを利用して購入しました。ローンの返済という支出が増えたのですが、家計はやりくりをいろいろ検討し、メリハリをつけるようにして収入の中で支出が収まっています。貯金はしばらく増えていない状況ですが、これは事前に準備をしたせいでもありますし、収入が増えれば自然と貯金できるようになるでしょうか
家の中を見まわして、今すぐできるプチ節約術!部屋や心をスッキリ
忘れがちな細々としたものを片付ける!
コロナによって、外出の機会が減り、家にいる時間が長くなりました。また、コロナにより収入が下がったり、ボーナスが減ったり、なくなったりという方もいるでしょう。今一番の関心ごとの一つに、「出費を抑えたい」そして「家にいる時間を快適にしたい」という方も多いのでは? 今回は、この2つを両方とも叶える方法に注目。部屋が片付いて、心もスッキリするようなことにつながるプチ節約術を4つお伝えします。
簡単がっつりごはんにピッタリのどんぶり「肉みそ丼」レシピ
卵のせがおいしい!
暑くてごはん作る気が起きない、そんなときはどんぶりにしてみてはいかがでしょう。常備菜の肉みそを乗せるだけでもいいですが、卵を落とすとマイルドな味になりますよ。
7月は最も危険?歩行者や自転車を狙った当たり屋行為を防ぐ方法とは
成功率7割の男の手口
全国各地で当たり屋行為の摘発が続いています。新型コロナウイルスによる不況のなか、少しでも金をだまし取ろうというのでしょう。電話での詐欺とは違い、当たり屋は実際に身体をぶつけてきて事故を演出するので、騙されてしまいがちです。その手口は時流に乗って変化しています。いまや車だけでなく、自転車、歩行者までもが狙われています。
14世紀に1億人が死亡、ペスト禍から「検疫」「出入国管理」が生み出された
連載【旅と感染症】第2回
過去、パンデミックはグローバル化によって引き起こされてきました。14世紀のヨーロッパで猛威を振るったペストは、シルクロードの発展により商人たちの行き来が盛んになったことが理由のひとつです。シルクロードは富や文化だけでなく、菌やウイルスも運ぶ道でした。そしてペスト禍のヨーロッパでは、厳しい検疫に陰性証明書の携帯など、コロナ禍の現代と同じように旅人を行き来を制限するようになったのです。
フリマアプリで人気「コスメ」の取引、出品の許容範囲は?
中古コスメをフリマアプリに出品するときの注意点
フリマアプリの人気アイテムの1つは、コスメ。メルカリ、ラクマ、PayPayフリマなどで頻繁に取引されています。新品の商品もありますが、開封済、使用途中の中古品も多く取引は活発です。ただ中古品となると品質が気になりますよね。それは買う側も、売る側も同じではないでしょうか。そこで今回の記事では中古のコスメを出品する場合の許容範囲について書いてみたいと思います。
奨学金や消費者金融に計580万円借金のある26歳「どうすれば早く返せますか?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、奨学金や、クレジットカード、消費者金融に合計580万の借金のある26歳女性。返済に追われて貯金ができないそうですが…。FPの氏家祥美氏がお答えします。奨学金が380万、クレジットカードや消費者金融から借りた借金が200万ほどあり、普段の生活が返済に追われカツカツで貯金ができません。どうすれば早く借金を返済できるでしょうか。【相談者プロフィール】女性、26歳、未婚職業:会社員住居の形態:社宅毎月の世帯の手取り金額:15万円年間の世帯の手取りボーナス額:260万円毎月の世帯の支出の目安:17万円【支出の内訳】住居費:4.5万円食費:3万円水道光熱費:1万円通信費:0.5万円お小遣い:2万円その他:6万〜【資産状況】毎月の貯蓄額:0ボーナスからの年間貯蓄額:0現在の貯蓄総額:0現在の投資総額:0現在の負債総額:580(奨学金380万、消費者金融・クレジットカード200万)
バリキャリママも体調を崩した在宅勤務の辛さ。乗り越えるために工夫した3つのこと
生産性を最大化するために
以前勤務していた金融機関で、在宅勤務の導入を進めるプロジェクトを主導していたことがあります。週1程度の在宅勤務は、通勤時間を考慮することなく仕事ができること、集中して作業ができることなどメリットがとても大きいと考えていたからです。しかし、今回のコロナ禍による100%在宅勤務は想像より負担が多く、課題も見えました。5月には疲れが取りにくいと感じる日も多くなり、自分なりにリモートワーク下でパフォーマンスを上げるためにどうしたら良いのかを試行錯誤しました。2人の子を育てながら起業した私が、リモートワークで心がけたい点と、ニューノーマルの時代の働き方を考えてみたいと思います。
高校・大学の授業料にも影響!住民税の税額決定通知書のチェックポイント
改めて知っておきたい住民税の基本も
給与明細を見ても「たくさん給与天引きをされていると感じてはいたけれど、住民税をいくら払っているかはわからない」、そんな疑問を持つ会社員の方は多いのではないでしょうか。実は所得税よりも住民税のほうを多く払っていたという方もいます。またあまり意識されていませんが、住民税額によって高校や大学の授業料など教育費の負担にも差が出てきます。今回は、住民税の基本と、毎年6月頃にお手元に届く住民税の税額決定通知書 の見方について解説します。
60歳までに住宅ローンを繰り上げ完済したいが教育費が心配!優先順位とタイミングは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、36歳、パートの女性。住宅ローンの繰り上げ返済をしたいそうですが、教育費が足りなくなってしまわないか心配されています。FPの渡邊裕介氏がお答えします。住宅をフルローンで購入し、完済は夫が69歳の時です。なんとか60歳までに完済したく繰上げ返済を検討していますが、これから子どもの教育費がますますかかってくることを考えると、今は貯金しておいたほうがいいのか悩んでいます。また老後資金は子どもたちの教育費が落ち着いてから全力で貯めていこうと考えているのですが、間に合うでしょうか? 今までお金に関してあまり考えずにきてしまったので、これからは計画的に貯めていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。【相談者プロフィール】女性、36歳、既婚(夫、36歳、海外単身赴任の為別居)職業:パート・アルバイト子ども:2人(11歳、15歳)手取り:相談者約12万円(社会保険加入有り)、夫46万円(海外赴任手当込み)住居の形態:持ち家(戸建て)毎月の世帯の手取り金
覚えておきたいおやつレシピ「濃厚!完熟バナナケーキ」
定番おやつ
身近にある果物を使って、いつの季節でも食べたい手作りおやつを。熟れ熟れに完熟したバナナを使って、生地にたっぷり加えましょう。焼いている時のバナナの香りが部屋中に広がって、とても幸せな気持ちになります。簡単にできて、なおかつ美味しい。おうちの定番レシピとなりますように。
FP直伝!家庭の事情に合わせた家計管理法4つ。小遣い制に抵抗のある夫婦にはどれが最適?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、会社員の男性。夫婦共働きで、財布を一つにするのに抵抗があるため、どんな家計管理の方法がいいのかお悩みとのこと。FPの黒田尚子氏がお答えします。家計のやりくり方法について相談させてください。現在、夫婦2人で生活しています。子どもはまだいません。賃貸住まいです。毎月、夫20万円、妻15万円を夫婦共通の口座に入金し、生活費にしています。余った分は翌月に繰り越しており、実質貯金になっています。もともとお互いの収入をすべてオープンにして、ひとつの財布からお小遣い制にするのに抵抗があり、今のやり方に落ち着きました。というのも、お互い買いたいものがあった時に、相手に気を遣わずに買い物をしたいという希望があったためです。しかし、実際の収入金額から共通口座への入金額を差し引いたお小遣いの部分が不透明になり、本当に今のやり方がよいのか自信がありません。妻の貯蓄額などは知りません。夫婦二人の家計のやりくり方法について、よりよいやり方やアドバイスがあれば教えて