老後
セカンドライフや老後の年金、相続など、将来の生活に役立つ情報を紹介。
40代会社員「ライフデザイン手当は現金給付か積み立てか、どっちがおトク?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳の会社員男性。転職先の企業の制度である「ライフデザイン手当」を給与として受け取るか、企業型確定拠出年金として積み立てるか迷っているとのこと。FPの平野泰嗣氏がお答えします。40歳独身のサラリーマンです。この度、転職をすることになりましたが、転職先の給料の受け取り方について悩んでいます。転職先の給与体系は年俸制で、私の年俸は540万円です。年俸額の12等分を毎月の給料として受け取ります。問題は、年俸のうち60万円(月額5万円相当分)は、ライフデザイン手当として支給され、給料として受け取るか、企業型確定拠出年金として積み立てるか、選択するというものです(現金給付と積立の割合の選択は可能)。ライフデザイン手当の受け取り方によって、手取り年収や将来の年金額が変わるそうなのですが、どのように考えたら良いのでしょうか。<相談者プロフィール>・相談者:男性40歳、独身・職業:会社員・住居形態:賃貸・毎月の世帯の支出目安:25万円<支出の内訳(25万円)
59歳主婦「年金を繰り上げ受給して、住宅ローンの繰り上げ返済に回す」はアリ?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、59歳の主婦の女性。年金の繰り上げ受給が可能になる60歳を目前に、繰り上げ受給をして残ったローンを繰り上げ返済し、返済期間を短縮できないかと考えています。どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。FPの飯田道子氏がお答えします。現在の住まいを終の棲家として購入したのが2017年4月、現在のローン残年数が14年あります。夫は現在57歳、ローン完済のときは71歳の予定です。妻である私は夫より3歳年上の59歳になります(今年の秋に60歳になります)。私の年金受給は本来なら5年後ですが、思案の末、60歳から年金を繰上げ受給し、その年金分を貯蓄、住宅ローンを繰り上げ返済する……というプランを考えました。年金ネットのシミュレーター機能を使用し、通常受給・繰り上げ受給・繰り下げ受給のそれぞれの金額を算出し、考慮した結果、通常受給・繰り下げ受給と比べて、77歳以降は受給できる総額は確かに低くなってしまうものの、夫が年下であるため、当面は夫の給料で生活を維持
基礎年金や厚生年金、平均的にいくらもらっている? 公的年金だけで生活できるかを考えた
老後のお金の不安を具体化
「人生100年時代」。長生きするのはいいけれど、老後のお金が心配です。年金だけで本当に暮らしていけるのだろうか? 貯えとしてはどのくらい確保しておく必要があるのか? そんな疑問を持っている人はとても多いと思います。「公的年金だけでは生活ができない」という記事はよく見かけます。しかし、本当に公的年金だけで生活するのは無理なのでしょうか? また、公的年金だけでは生活ができないとしたら、どのくらいの資金が必要なのでしょうか?疑問は尽きないですね。つまり、よくわからないから老後のお金を心配してしまうのです。今回は、厚生年金の平均月額受給額、基礎年金の平均月額受給額を使って、公的年金だけで老後の生活ができるのか?ということを検証してみたいと思います。
57歳からの老後貯金スタート。年金支給額は2万円「希望はありますか?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、57歳パートの女性。借金を返済し終え、ようやく自分の老後のために貯金を始めたいといいますが…。FPの高山一惠氏がお答えします。前夫の残した借金を返済し、子供を育て上げた今から自分の老後の貯金のスタートです。今の勤め先は60歳定年です。年金も払えなかった時期があり、支給金額は現在2万円程度です。この先、どのように計画を立てればよいのでしょうか?<相談者プロフィール>・57歳、女性、独身(離婚)・子ども:2人(上26歳、下24歳)・職業:パート・アルバイト・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:24万円・年間の世帯の手取りボーナス額:なし・毎月の世帯の支出目安:12万円【支出の内訳(12万円)】 ・住居費:5万円・食費:2万円・水道光熱費:1万円・保険料:0.4万円・通信費:1万円・お小遣い:1万円・その他:(1.6万円)【資産状況】・毎月の貯蓄額:12万円・ボーナスからの貯蓄額:70万円・現在の貯蓄総額:90万円・現在の投資総額:
夫の退職迫り老後資金に焦るパート女性。いくらのマンションなら買える?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、歳上の夫の退職時期を考え、老後資金作りに焦る35歳パート女性。いくらの中古マンションなら手が届くでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。主人が11歳上で老後までそれほど時間がなく、退職金も出ないので老後のお金が不安です。子どもはいません。中古で戸建かマンションを購入したいのですが、いくらの物件だと無理がないか知りたいです。<相談者プロフィール>・35歳、女性、既婚(夫:45歳)・猫を2匹買っており、病気持ちのため、餌代を含め月3万円くらいかかります。・職業:パート・アルバイト・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:35万円・年間の世帯の手取りボーナス額:30万円・毎月の世帯の支出目安:約20万円 【支出の内訳】 ・住居費:4.4万・食費:3万円・水道光熱費:1.2万円・教育費:なし・保険料:1万円・通信費:0.5万円・車両費:0.8万円・お小遣い:2万円・その他:4〜5万円 【資産状況】・毎月の貯蓄額:10万円・ボーナスからの貯蓄額:20
オーナー社長に余命6カ月の宣告。義理の息子に会社を譲りたいが…
株式会社継承準備の始めどきと落とし穴
株式会社の経営者が相続をする際には、一般的な相続人の確定や配分の決定以外にも様々な決定事項があります。知っておきたい「落とし穴」とは? またいつから準備すればよいのでしょうか?余命6カ月の宣告を受け、急いで3女の夫に会社を引き継ぐ手続きを始めた60歳の経営者のケースから、株式会社継承の手続きと注意点を見ていきましょう。
フリーランスや自営業者だからできる、 60歳から年金受給額を30万円増やせる方法とは
老後のためにできることを
新型コロナウイルスの影響で、イベントは中止、飲食店の休業など、自営業者やフリーランスにとっては、この収入減は死活問題です。しかも、自営業者・フリーランスの方々は、雇用保険や厚生年金がありませんので、自衛策を講じておく必要があります。どうしても、社会保障に関しては弱い立場になってしまいます。また、老後資金についても、フリーランスや自営業者は、国民年金しかありません。国民年金は、満額支給でも78万1700円(2020年4月)ですから、月額にすると、約6万5000円です。この金額では生活ができないことは言うまでもありません。自助努力で老後資金を頑張って準備する必要があります。しかし、老後資金をうまく貯めることができず、50代後半の人は、もう手遅れでしょうか?いいえ、そんなことはありません。今回は、フリーランスや自営業者が、60歳からできる最強の年金の増やし方を解説しましょう。
40代夫婦「老後の資産に戸建を購入し、退職金なしでローンを完済できる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、老後の資産にと新築戸建ての購入を検討中の40代ご夫婦。退職金なしでローンを完済できるかというご相談ですが……。FPのたけやきみこ氏がお答えします。40代の夫婦です。子どもはいません。老後の備えとして新築戸建てを買おうとしていますが、年齢的にローンを完済できるのか気になっています。検討中の物件価格は4800万円。住宅ローンの借入額は4200万円、金利1.24%(当初10年は0.99%)、返済期間30年で考えています。月々の返済額は、いまの家賃と同じくらいの負担になるようにと考えていますが、これで大丈夫でしょうか。また老後資金は、年金と個人年金をあわせておそらく10万円程度。退職金は期待できません。購入しようとしている物件は70歳あたりで築20年を過ぎますが、該当地域の売値相場は現状、安目にみても2500万円であれば売れるのではと見込んでいます。そのため、老後資金が足りなくなったら売却することで生活費の足しになるのではないかと考えています。アドバイ
2020年の年金改正で「年金」が増えるのはこんな人、受け取り方で損得が変わる!
お得になる選択肢とは
年金改革法案が2020年3月に閣議決定されました。これによって2022年4月から年金制度が変わります。今回の改正で、かなり大きく得をする人がいます。そして、使い方によってはお得になる選択肢が増えました。つまり「自助」による部分が大きいと言うことです。じっとしているだけでは、得になりません。どうすれば、いいのかを一緒に考えていきましょう。今回の改正で、重要なのは次の3つの項目です。1. 年金の受給開始年齢を75歳までに延ばす。2. 在職老齢年金の見直し。3. 厚生年金のハードルが下がるでは、何が変わるのかを説明します。
52歳独身「あと3年で早期退職して、実家の両親と同居したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、55歳で早期退職して、実家の両親と同居したいという52歳の独身男性。綿密に計画を立てていますが、はたして実現可能なのでしょうか。FPの横田健一氏がお答えします。52歳、独身の地方公務員です。現職場の制度では、9年後の60歳(2028年3月末)で退職です。しかしながら、最近遠方で夫婦2人年金生活をしている両親の生活環境が変わり(最寄りの食料品スーパーがなくなり、食料品の買い物に自動車が必須)、早期退職して実家で両親と同居しようかと考えはじめました。自動車免許のある母は、現在77歳で5年後は82歳となるため、運転が心配です。それまでに早期退職し、実家で同居した場合、その後の自分の生活費が足りるか自分なりに試算してみましたので、アドバイスをお願いします。自分の意思としても、できるならば早期退職が希望でした。なお、両親は年金で生活費が賄えており、今後の実家の修繕費等も含めて、私からの支出負担の必要はなさそうです。退職後の生活費等は、現在の生活費等と変化
「人生の最後に我慢節約は酷…」老後資金が底をつきそうな70代夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月15万円を貯蓄から取り崩し、このままでは老後資金が底をつきそうだという70代夫婦。家計改善のためには何から手をつけたらいいのでしょうか。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。老後資金を作り、計画的に生活してきたつもりでしたが、今になって資金不足であることがわかりました。勉強し、自分でライフプラン表を作ってみたところ、後16年で蓄えが底をつきます。かと言って、人生最後の期間、我慢節約、旅行もするな、孫のところへ行くなというのも酷なことです。毎月15万円ほどを蓄えから補填している状況なので、そこを抑えられると随分と変わるのではないかと思っています。ですが、どこをどう見直してよいのかわかりません。見直しのヒントをいただければと思います。〈相談者プロフィール〉・男性、75歳、年金生活、既婚(妻:75歳)・毎月の手取り金額:約20万円(夫婦の年金受給額、健康保険料天引きなし)・貯蓄:約4000万円【支出の内
50代夫婦「子どもを美大大学院に行かせ、老後資金を効率よく貯めるには?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、子どもを美大の院まで進学させつつ、老後の資金を効率的に貯めたいという50代ご夫婦。限られた時間で最大限に貯蓄を増やすコツとは? FPの三澤恭子氏がお答えします。家計をきちんと把握できていないので、無駄な支出を見直して、今の収入で最大限に貯めるためにはどうしたらいいのか教えてほしいです。下の子は美大の大学院まで進学する予定で、下宿も必要になってきます。夫婦の老後資金も考えて、効率よく貯めていきたいです。住宅ローンは完済済みですが、おいしい食材などを探すのが好きで、ついネットで買ってしまうため、食費や趣味にお金がかかっています。通信費は、格安スマホが不安なため見直しをためらってしまっています。収入面では、私は専門職のため、副業を視野に入れて増やしていきたいと考えていますが、夫は60歳で定年退職したいと考えているようです。<相談者プロフィール>・女性、50歳、既婚(夫:49歳、会社員)・子ども2人:21歳(私立大学3年)、17歳(公立高2年、美大に進
新型コロナ感染拡大で死が身近に…「エンディングノート」の必要性
エンディングノートと遺言書はどう使い分けるのか?
昨今の新型コロナウィルス感染拡大の報道により、人の死が他人ごとではないと感じている方も多いのではないのでしょうか。体の不調を感じてから数週間で帰らぬ人になってしまう――。そんな現実を知っても、ご自身の「終活」についてまだ早いと思われますか?この機会にご自身の今までを振り返ってみてはいかがでしょうか。終活の一つとして、今回は「エンディングノート」のお話をします。
50代男性「妻がうつで休職後、支出が増えて貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、妻の休職をきっかけに支出が増えたという50代の共働き夫婦。2人とも退職金が出るので、これまで貯金に力を入れてこなかったといいますが、貯まらない現状に不安を感じているといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫婦二人暮らしなのに、毎月貯金をするということができません。ですから当然、お金がなかなか貯まらず、老後資金がきちんと貯められるのか心配です。夫婦の手取り収入は約55万円。以前はきちんと貯金ができていたのですが、妻がうつ病になり、1年休職したところ、その間に支出が急速に増えてしまいました。時間ができたので、仕方がないと当時は思っていたのですが、復職後もその支出状況が変わらず、不安を覚えます。今のままでは、老後生活に入る前に破綻してしまうのではないかとさえ思ってしまいます。家計管理の仕方は夫婦別々で、担当制です。夫の私が主に固定費を、妻は食費など日々の生活費を担当としています。収入の管理は別々ですが、収入額は毎月自然に知らせ合うことが習慣になっ
手取り月18万 、老親を抱えた45歳独身の老後を好転させる方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、「老後に絶望しかない」と嘆く、45歳の独身女性。同居する70歳の母親の介護費用も考えると、このままでは貯金が底をついてしまうといいいます。FPの黒田尚子氏がお答えします。将来が不安でたまりません。現在は持家ですが、マンションの老朽化問題により、来年目安で売却し、賃貸に引っ越す予定です。そして、このまま生涯賃貸に住もうと考えています。しかし、このままいくといつか貯金が底をつき、その場合は死ぬしかないと思っています。老後に絶望しかありません。老後の備えとしてあるのは、以下の保険のみです。・個人年金:60歳から10年間、月約7万円受給・厚生年金:ねんきん定期便によると毎月約10万円受給・がん保険:積立型、健康に生きれば70歳で約118万円受給・医療保険:積立型、健康に生きれば70歳で約140万円受給株や投資には一切興味はなく、この先もやらないつもりです。地道に貯金していくしかないのですが、どこをどうすればいいのかわかりません。70歳になる母と同居して
住宅ローンは完済、教育費準備も完了「老後安泰な家計」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅ローンを完済し、教育費の確保もできたというアラフィフ共働き夫婦。これから老後資金を準備するにあたりアドバイスがほしいといいます。FPの薮内美樹氏がお答えします。 住宅ローンの返済が終わり、子どもの学費も確保できました。これからは老後の準備をしたいと思っています。老後資金のアドバイスをお願いします。退職金は二人合わせて手取り2000万円以上はあると思います。個人年金は、夫が60歳の時700万円になります。70歳まで年間70万円受給する予定です。夫婦の生命保険料が引き上がる時期だったので、子どもの学費も確保できたため、死亡保障を夫1800万円、妻1200万円に下げて、月々の保険料を2万8000円に抑えました。今までは、夫の死亡保障4500万円、入院1万円、手術や先進医療保障有で、妻はその半分の保障でしたが、死亡保障を下げてよかったのか不安に思っています。また今後、親の介護が必要になってくるかもしれません。妻は公務員で薬剤師の資格があるため、介護
コロナ暴落でマイナス!50代の企業型DCどうすればいい?
3つのパターンから今後の運用を考える
新型コロナウィルスの収束が見えない中、世界の株式市場では乱高下が続いています。退職金の運用を確定拠出年金で行なっている50代の人はどうすればいいのか不安に思われているかもしれません。
株価暴落は年金に影響する?年金制度を正しく知ろう
年金制度と株価の関係と受給額の確認方法
新型コロナウイルス感染拡大の影響が生活のいたるところで出ているなか株価が下がり 、日本の経済は、年金制度はどうなってしまうのかと将来が不安になった方もいらっしゃるでしょう。今回は、「年金保険料を払っても、将来年金がもらえるかわからない」という方のために、年金保険料の運用や、自分の老齢年金額を確認する方法をお伝えします。この機会に年金制度について理解しましょう。