友人関係を「メンテナンス」するアプリまで登場?Z世代のインサイトを読み解く
世界のマーケター(2)
世界の消費者の人口に占める割合が非常に大きい「Z世代」のイ ンサイトを知ることは、これからのマーケティングを考える上で重要な要素のひとつになります。そこで、ブランドリサーチャー・廣田周作 氏の著書『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』(クロスメディア・パブリッシング)より、一部を抜粋・編集してZ世代のインサイトについて解説します。
従来のマーケティングにはなかった「対話して引き出す」姿勢とは?
世界のマーケター(1)
モノやサービスが溢れ、テクノロジーの進化が進み、社会が急速に変化するなかで、消費者のニーズを語る際に「Z世代」「コミュニティ」「カルチャー」「メタバース」「D2C」など、さまざまなキーワードがあげられるようになり、マーケティングが担う役割も変化しています。そこで、ブランドリサーチャー・廣田周作 氏の著書『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』(クロスメディア・パブリッシング)より、一部を抜粋・編集してマーケティングのトレンドを解説します。
「特殊な市場」と化した日本市場に残された、外国人投資家の関心
「成長が見込めない日本」が買われるには?
今年3月には一時24000円台まで下落した日経平均も今(22年8月25日時点)は28000円台と、数字上は回復しつつあります。一方、日本市場に大きな影響力を持つ海外の機関投資家の間ではここ数年で日本株担当チームの解散や国内拠点の閉鎖が進み、今や「ディープ・バリュー投資家かアクティビスト・ファンドしか投資しない、特殊な株式市場」とみなされるなど、長期的にみれば決して先行きが明るいとはいえません。いうなれば「日本市場は逆風下にある」とも言えますが、そうした状況で外国人投資家の関心をひく要素として何があるのか。『日本株を動かす 外国人投資家の思考法と投資戦略』(菊地正俊著、以下同書)のなかから2点、ピックアップしてみてみましょう。※本記事は同書の内容を抜粋し、編集したものです※本記事掲載にあたり、同書が執筆された22年7月から状況が変わった点について「編注」として補足をしています
欧州エネルギー危機に投資家の目が離せない理由。「悪いユーロ安」が米グローバル企業に与える影響とは?
「ドル1強」が鮮明に
ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を受けてマーケットは波乱の展開となっていますが、それに先駆けてすでに欧州の株式市場は大きく崩れていました。背景は欧州のエネルギー危機に対する懸念です。ロシアがウクライナに侵攻して以来、地理的に影響の大きい欧州の様々な問題がクローズアップされてきましたが、もっとも危惧されているのがエネルギー問題です。
株安局面で人気の高配当銘柄、投資する前に覚えておきたい注意点
高配当ETFが年初来高値を更新
8月26日(金)に開催された「ジャクソンホール会議」において、パウエルFRB議長の講演が行われました。パウエル議長は講演の冒頭で、物価の安定がFRBの責務であり、インフレ率を2%に引き下げることが、最も重要な焦点であることを明言されました。インフレ率については、7月の低下は歓迎すべきだが、低下傾向にあると確信するには程遠いとの見解を示し、9月に0.75%の利上げの可能性にも言及され、NYダウは1,008ドル安で終了しました。その後も株安の状況が続いています。
50円から6円にまで下落−−暴落を繰り返す高金利通貨・トルコリラとの付き合い方
異例の長期下落、その背景は?
今回は、トルコリラ中心に複数の通貨について説明します。トルコリラは、FX投資においては、一定程度の流通量のある中で代表的な高金利通貨と位置付けられる一方で、2010年代後半からは頻繁に暴落する通貨としても知られるようになってしまいました。
インフレに強い「コモディティ」に投資する方法、リスクや注意するポイントは?
世界最大の投資会社が運用するETFも
最近ニュースでよく「インフレ」と耳にしますよね。スーパーに行くと商品の価格が上がっていたり、ガソリンスタンドでガソリンの価格が上昇していたり、物価の上昇に頭を悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ただ投資の世界ではインフレを味方に変えられる方法があるのです。それが「コモディティ投資」です。今回は、そもそもコモディティとは何なのか、どのように投資する方法があるのかなどをお伝えしていきます。
マックにすき家、セブンとAmazonはPayPayとの組み合わせも−−9月前半の注目キャンペーン
50%超えの還元も!
毎月たくさんのキャンペーンが各社から発表されますが、全てを把握しようとすると骨が折れます。今回は9月上旬に開催している中から、見逃せないキャンペーンをピックアップして紹介します。
危機をチャンスに変えた星野リゾートの戦略とは?過去の経済危機から見える法則性
濃ゆい理論(3)
経済危機が去った後には景気回復が続き、そこにはビジネスチャンスが生まれます。この経済の流れは、どのような周期で訪れるのでしょうか?そこで、経済評論家・上念 司( @smith796000 )氏の著書『誰も教えてくれなかった 金持ちになるための濃ゆい理論』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集して経済サイクルについて解説します。
上半期、株価を下げた3つの要因が好転材料に変わる?米国のV字回復はどこまで続くのか
最悪ではなく、最高でもないのが一番
今年後半の相場展開としてSwing Back 、すなわち揺り戻しの展開になるだろうと述べていましたが、まさに、そのような展開になっています。米国株相場は6月半ばを境にV字回復を歩んでいます。年初の高値から下げた分の半値を取り戻しました。「半値戻しは全値戻し」の格言通り、今後はまた最高値近辺まで戻していくと考えています。
日本の物価は上がっているのか? 体感するインフレと経済指標に大きな乖離がある理由
メディアの報道に煽られないために
連日のように値上げの報道がされています。新聞やネットでニュースを見ても「インフレ」という言葉をよく目にしますし、実際に買い物に行くと肉や魚だけでなく、調味料やお菓子などあらゆるモノの値段が上がっていることを実感します。足元のインフレの要因はすでに多くの解説記事が存在していますから、この記事では「日本の物価は上がっているのか?」という点について深堀りしていきたいと思います。
ソニーのウォークマンで考えるビジネスの賞味期限、経済の掟「ナイトの不確実性」とは
濃ゆい理論(2)
時代とともに社会が変化していく中で、ビジネスの流れが大きく変わることがあります。競争を勝ち抜くためには、このビジネスのサイクルを掴むことが重要です。そこで、経済評論家・上念 司( @smith796000 )氏の著書『誰も教えてくれなかった 金持ちになるための濃ゆい理論』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集してビジネスの賞味期限について解説します。
NISA恒久化、改革の背景と懸念材料−−非課税期間と投資上限はどう変わるのか?
2023年度税制改正に向け要望へ
金融庁は2023年度税制改正要望で、NISA(少額投資非課税制度)の恒久化と非課税期間の無期限化を求める方針を固めました。長期の積み立てに適した商品を対象に「成長投資枠(仮称)」を導入し、年間の投資枠を拡大することも求めるとしました。
経済評論家・上念司が明かす、チャンスを逃す人と勝者となる人の決定的な違いとは?
濃ゆい理論(1)
目まぐるしく変化する社会の中で資産を守るため、そして成功を収めるためには、どんなことが必要なのでしょうか?そこで、経済評論家・上念 司( @smith796000 )氏の著書『誰も教えてくれなかった 金持ちになるための濃ゆい理論』(扶桑社)より、一部を抜粋・編集して経済の流れを掴む重要性について解説します。
ソフトバンクGの赤字が影響も…日本企業の決算が好調な理由
業績加速も期待
日経平均は8月17日に2万9222円まで上昇しました。物価上昇率などの米国の経済指標が予想より弱く、ついにインフレがピークアウトしたのではとの期待が高まったことが要因です。なぜそれで株価が上昇に向かうかというと、過度なインフレをなんとかしようと米国の中央銀行にあたるFRBがとても速いペースで進めている金融引き締めをまもなく緩める、止めるのではとの期待が高まってきたからです。
ハイリスク・ハイリターンの新興国通貨、中長期的の投資で見極めるべきポイントは?
高いボラティリティと高金利の背景
今回は、新興国通貨で高金利通貨の代表格である南アフリカランドの特徴について説明したいと思います。南アランドを含めた新興国通貨の主な特徴は2つです。一つは高いボラティリティ、そしてもう一つは相対的に高い金利です。
任天堂が実施する「株式分割」は個人投資家にどんな影響があるのか?
メリット・デメリットと実施の背景
任天堂(7974)が10月1日(土)付で発行済普通株式を1株につき10株に株式分割することを発表しました。株式分割というのは、文字通り1株の発行済株式を分割することをいいます。分割は1株を2株や3株などだけではなく、1.5倍など整数以外に分割するケースもあります。これは企業が決めることができるのですが、任天堂のように10株に分割するというのは最近では珍しいケースと言えると思います。株式分割の手続きは取締役会決議で可能となっています。取締役会が非設置の場合は、株主総会の決議が必要です。任天堂の株式分割は、なんと1991年5月以来 31年ぶりとなります。今回は任天堂を例に、この株式分割についてメリット・デメリットなども解説します。
東京市場とニューヨーク市場の違いは?現役ディーラーがマーケット毎の特徴を解説
勝者のトレード(3)
24時間マーケットが動いている外国為替市場ですが、時間帯によって取引可能な市場が変わり、特徴もそれぞれの市場で異なります。そこで、為替ディーラー・井口 喜雄( @yoshi_igu )氏の著書『1日で数百億を動かす現役ディーラーが教える 勝者のトレード』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して市場ごとの特徴を解説します。