コロナ以降でも変わらない、もう一度確認したい現状できる「お金の基本5つ」
できることから始めよう
コロナ禍により、現在の貯蓄や今後の収入に不安を抱えている人もいるでしょう。「今後お金についてどのようにしたらいいんだろう」と焦っていませんか? コロナ以降でも、お金の管理については“変わらないこと”がたくさんあります。毎月やるべきこと、固定費、住居費、流動費の考え方など、意識すべきことは変わりません。今回は、コロナ以降でも変わらないお金の基本について5つお伝えします。ぜひ確認してみてください。
出産で退職、世帯収入減。贅沢はしていないのに毎月赤字に…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、出産のために退職し、子育てをしながら保活・就職活動中の女性。世帯収入減で赤字の家計をどう立て直していけばいいのかというご相談に、FPの横山光昭氏がお答えします。贅沢しているつもりはないのに、毎月の生活費が30万円を超えてしまいます。そのため、毎月3万円を超える赤字が出ており、このままでは家計破綻も近いのではないかと不安です。 今までは共働きでしたが、第2子を出産する時の職場が育児休業を取りにくい環境であったため、仲間に迷惑をかけてはいけないと思い、退職しました。世帯収入が減るので、支出を減らすよう意識して暮らそうと考えてきましたが、家事・育児に追われて思うように節約ができません。 下の子がもう少しで1歳になるので、再就職をして収入不足を解消しようと思っています。が、子ども2人の預け先がなかなか見つかりませんし、保育園事情に合わせてくださる就職先も見つかりません。また、うまく預けて働けても、保育料を払うと収入が生活費に回せるほど残せるのかも不安で
すぐに支出を減らせる方法とは?家計の見直しで新型コロナによるピンチに備える
現状把握が不安撃退の近道
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、収入や支出が大きく変わった家庭は少なくないでしょう。収入が減った人や、臨時出費が続いた人など、ネット上でも家計を心配する声をたくさん見かけます。しかし、本当に家計がピンチなのかどうかは、家計の収支を確かめてみなければ分かりません。不安を減らすためにも、まず落ち着いて今の家計状況を確認することから始めましょう。
月6万円の保険料が家計を圧迫、解約せずに保険料を減らす方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯金ができないため夫の生命保険を解約したいという34歳の主婦。今解約すると元本割れのリスクがありますが、家計が苦しいため支払い続けるか悩んでいます。FPの鈴木さや子氏がお答えします。 妻が時短勤務になり、貯金がまったくできません。そのため、夫の終身保険を思い切って解約したいと考えていますが、アドバイスいただけないでしょうか。現在、学資として貯蓄性のある生命保険を年間33万円、夫の生命保険(終身)を年間39万円支払っています。前者は、2015年から開始して、17年間で払込が完了、その時点で600万円近くの返戻金がある予定です。後者は、2012年に開始し、払込完了は夫が50歳時です。いま解約すると元本割れします。ですが、保険料の支払いが苦しく、継続すれば家計にとってさらに損失になるのではと考えています。もちろん、死亡時や三代疾病になると1000万円が支払われますが、夫婦とも退職金がないため、これからは老後のための貯蓄をしたいと考えています。住居は、
自分は浪費するのに妻に貯蓄を強いる50歳夫。老後が不安…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、浪費家の夫から貯蓄を強いられて困っているという40代専業主婦の女性。夫にもっと経済観念を持ってもらい、老後資金をしっかり貯めたいというお悩みに、FPの横山光昭氏がお答えします。夫の無駄遣いが気になっています。このままでは、老後資金を貯めることができないのではないかと心配です。夫が家計全体を管理しており、毎月8万円を預かって私が日々の家計をやりくりしています。私のほうからお金を貯めることはなかなか難しいので、夫のほうでしっかり貯めてほしいのですが、なかなか貯められていないよいうです。例えば生命保険なら、「○○さんから入ったから」と、もっと我が家に適したものがあると思うのに「変更できないから」と言っていたり、かと思えば、「友人の勧めだから」と150万円もする外壁の修理を相談なしに契約してきたり。夫は気難しい部分があり、私に渡している生活費から貯金をすることを求めてくる一方で、食材は食品添加物の少ない良質なものを求めるため、節約できるところがありませ
新型コロナ禍で貯蓄が尽きた飲食店経営者。家計と事業を再建する方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、新型コロナ禍の影響で貯金が尽きてしまったという飲食店経営者の方。立て直す手段はあるのでしょうか。FPの平野泰嗣氏がお答えします。中華料理店を経営している個人事業主です。新型コロナウイルス感染症拡大防止のための自粛モードの影響を受け、3月頃から売上が急激に落ちました。緊急事態宣言や東京都からの飲食店への営業時間短縮の協力要請が出た4月中旬から、さらに厳しい状況です。通常の営業時間は午前11時から夜の10時頃までですが、現在は平日は午後8時まで、土曜・休日は休業しています。平日は、お店は開けていますが、売上がほとんどない状況です。これまでは、大きな儲けはないものの、地元の常連客を中心に地道に商売をしてきました。幸いなことに住宅ローン以外に借金はありません。1人息子が今年から私立大学に通うことになりました。教育費と住宅ローンの返済をギリギリなんとかやっていけると見込んでいたのですが、新型コロナの影響を受け、大変厳しい状況です。進学費用と3月、4月の固
新型コロナで家計が急変!大学の学費が支払えない場合どうすればよい?
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の支援制度
新型コロナウイルスの感染症の影響で、大学の行事、授業、説明会が中止となっています。一方、収入が大幅に減ったりして、今後の学費の支払いに不安を抱えているご家庭もあるでしょう。今回は、お子さまが在学中に家計が急変してしまった場合にとりうる手段についてお伝えします。
「人生の最後に我慢節約は酷…」老後資金が底をつきそうな70代夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月15万円を貯蓄から取り崩し、このままでは老後資金が底をつきそうだという70代夫婦。家計改善のためには何から手をつけたらいいのでしょうか。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。老後資金を作り、計画的に生活してきたつもりでしたが、今になって資金不足であることがわかりました。勉強し、自分でライフプラン表を作ってみたところ、後16年で蓄えが底をつきます。かと言って、人生最後の期間、我慢節約、旅行もするな、孫のところへ行くなというのも酷なことです。毎月15万円ほどを蓄えから補填している状況なので、そこを抑えられると随分と変わるのではないかと思っています。ですが、どこをどう見直してよいのかわかりません。見直しのヒントをいただければと思います。〈相談者プロフィール〉・男性、75歳、年金生活、既婚(妻:75歳)・毎月の手取り金額:約20万円(夫婦の年金受給額、健康保険料天引きなし)・貯蓄:約4000万円【支出の内
50代夫婦「子どもを美大大学院に行かせ、老後資金を効率よく貯めるには?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、子どもを美大の院まで進学させつつ、老後の資金を効率的に貯めたいという50代ご夫婦。限られた時間で最大限に貯蓄を増やすコツとは? FPの三澤恭子氏がお答えします。家計をきちんと把握できていないので、無駄な支出を見直して、今の収入で最大限に貯めるためにはどうしたらいいのか教えてほしいです。下の子は美大の大学院まで進学する予定で、下宿も必要になってきます。夫婦の老後資金も考えて、効率よく貯めていきたいです。住宅ローンは完済済みですが、おいしい食材などを探すのが好きで、ついネットで買ってしまうため、食費や趣味にお金がかかっています。通信費は、格安スマホが不安なため見直しをためらってしまっています。収入面では、私は専門職のため、副業を視野に入れて増やしていきたいと考えていますが、夫は60歳で定年退職したいと考えているようです。<相談者プロフィール>・女性、50歳、既婚(夫:49歳、会社員)・子ども2人:21歳(私立大学3年)、17歳(公立高2年、美大に進
住宅ローン1ヵ月分滞納中…手取り月50万あるのに貯蓄ゼロ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫婦合わせて手取り月50万円もあるのに貯金がまったくないという40代の主婦。住宅ローンを1ヵ月分滞納している状況だといいますが、家計改善の余地はあるのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。夫婦で合わせて月50万円の収入がありますが、貯金がまったくありません。これといって贅沢をしているつもりもないのですが……。子どもの進学、夫婦の老後を考えると将来が不安です。今すぐ貯蓄したいのですが、何から手をつけていいかわかりません。本当に困っています。住宅ローンの残債が3500万円あります。借入額は3800万円、頭金なしで購入しました。現在1ヵ月分滞納しながら返済している状況です。車は2台所有していて、250万円のローン(金利1.5%)があります。また、夫の勤務先には退職金制度がありません。どうしたらいいでしょうか。<相談者プロフィール>・女性、43歳、既婚(夫:50歳、会社員)・子ども2人:16歳(高3)、14歳(中3)・職業:パート(フルタイム)・
収入に見合わない高級車を購入した婚約者。車を維持しながら出産やマイホーム購入は可能?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、婚約者が高級外車をローンで購入してしまったという20代フリーランスの女性。車を維持しつつ、出産や住宅購入に向けて、どのように資金計画を立てていけばよいのでしょうか? FPの高山一惠氏がお答えします。婚約者が昨年、自分の年収とほぼ同額の外車を6年ローンで購入していました。議論の末、いまは車を手放すことはしないという話になりましたが、現実的にこの先どういう人生設計をすべきか見失いつつあります。私がフリーランスでいつ収入が激減するかわからないので、なおさら不安で仕方がありません。子どもは何人なら無理がないのか、住宅はいつになったら買えるのか、プロからの意見が欲しいです。<相談者プロフィール>・女性、28歳、婚約中(相手:33歳)・職業:自営業・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:44万~69万円 (相談者:15万~40万円、婚約者:29万円)・年間の手取りボーナス額:150万円(婚約者)・毎月の世帯の支出目安:35万円ほど【支出の内訳】・住居費:12.
結婚前に浮かび上がったお金の問題、両親の無計画な住宅ローンに不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、1年後に結婚を控えている中、次々とお金の問題が見つかり不安になっているという32歳の女性。貯蓄の少ない親が抱える住宅ローン、義母への仕送り、結婚後は出産し子育てできるのか…。不安を解消するには何から手をつけれたらいいのでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。約1年後に結婚を予定しており、家族や将来のマネープランを真剣に考える機会が増えたのですが、今まで気がつかなかったお金の問題が次から次へと見つかり、とても不安な状況です。まず1つ目の大きな不安が、親の住宅ローンについてです。現在両親ともに67歳ですが、住宅ローンが10年以上残っています(79歳まで)。月々の支払いは、管理費や固定資産税を含めて約16万円。現在、父親は長年勤めていた会社で働かせてもらっており、年齢の割には多めの給料をいただけているのでローンを支払えていますが、いつ解雇されるかもわからず、健康面で何かあって働けなくなってしまった場合、ローンの支払いがかなり厳しい状況になります。
家計に無頓着な30代夫婦「妻が専業主婦になるのを機に見直したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、いままで家計に無頓着だったという、共働き別財布の39歳主婦。妻の退職を機に、将来を見据えた家計管理をしたいといいますが……。FPの飯田道子氏がお答えします。家計に関してまったくプランを立てていません。今は2人で好きなように使っていますが、子どもを望んでいますし、いずれ家も購入したいです。将来を見据えて、どのように家計と向き合えばよいのかわかりません。いまは夫婦別財布にしており、共有財布に月10万円を出し合う以外はお互いの支出を把握していません。その10万円は食費や、一緒に出掛ける時の支出に充てています。厳密に1ヵ月分というわけではなく、なくなればまた足します。ですが、大体1ヵ月でなくなることが多いです。旅行にもよく行きます。その際は記載した支出に含まれない大小の出費があります。その年によりますが、年間で50~60万円ほどになると思います。現在は共働きですが、妻の私が来月仕事を辞めて無収入になるため、今後は夫の収入のみで生活する予定です。夫はお金
手取り月18万 、老親を抱えた45歳独身の老後を好転させる方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、「老後に絶望しかない」と嘆く、45歳の独身女性。同居する70歳の母親の介護費用も考えると、このままでは貯金が底をついてしまうといいいます。FPの黒田尚子氏がお答えします。将来が不安でたまりません。現在は持家ですが、マンションの老朽化問題により、来年目安で売却し、賃貸に引っ越す予定です。そして、このまま生涯賃貸に住もうと考えています。しかし、このままいくといつか貯金が底をつき、その場合は死ぬしかないと思っています。老後に絶望しかありません。老後の備えとしてあるのは、以下の保険のみです。・個人年金:60歳から10年間、月約7万円受給・厚生年金:ねんきん定期便によると毎月約10万円受給・がん保険:積立型、健康に生きれば70歳で約118万円受給・医療保険:積立型、健康に生きれば70歳で約140万円受給株や投資には一切興味はなく、この先もやらないつもりです。地道に貯金していくしかないのですが、どこをどうすればいいのかわかりません。70歳になる母と同居して
住宅ローンは完済、教育費準備も完了「老後安泰な家計」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅ローンを完済し、教育費の確保もできたというアラフィフ共働き夫婦。これから老後資金を準備するにあたりアドバイスがほしいといいます。FPの薮内美樹氏がお答えします。 住宅ローンの返済が終わり、子どもの学費も確保できました。これからは老後の準備をしたいと思っています。老後資金のアドバイスをお願いします。退職金は二人合わせて手取り2000万円以上はあると思います。個人年金は、夫が60歳の時700万円になります。70歳まで年間70万円受給する予定です。夫婦の生命保険料が引き上がる時期だったので、子どもの学費も確保できたため、死亡保障を夫1800万円、妻1200万円に下げて、月々の保険料を2万8000円に抑えました。今までは、夫の死亡保障4500万円、入院1万円、手術や先進医療保障有で、妻はその半分の保障でしたが、死亡保障を下げてよかったのか不安に思っています。また今後、親の介護が必要になってくるかもしれません。妻は公務員で薬剤師の資格があるため、介護
私立中学進学後も負担が増える教育費、「今からできることは?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、春から娘が私立中学に進学するという38歳の主婦。この先、高校・大学と進学することを考えると教育費が準備できるか不安だといいます。FPの前野彩氏がお答えします。この春から、娘が私立中高一貫校に進学することが決まり、家計が不安です。見直した方がいい支出や、娘の進学に備えて今からできることがあれば教えてください。 学費は年間60万円程度ですが、高校に進学すると90万円程度になる見込みです。通学費も月1万8000円程度かかる見込みです。ほか習い事の英語に月8000円、通信教育に5000円かかります。英語は中学進学後に状況をみて辞める可能性があります。大学進学となると、自宅通学は難しく、国公立でも私立でも専門学校でも下宿になると思います。 また、中古住宅購入したため、定期的にメンテナンス代がかかっています。これまで、ボイラー工事、壁塗装、水回りとトイレ修理を行い、その度に100万円単位の支出があります。 夫は60歳で定年ですが、再雇用制度があり、嘱託
従業員の目が気になって接待費を経費にできない…30代経営者夫婦の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、小さな会社を経営する30代夫婦。会社の収入は安定しているものの、経費精算はせずに自腹を切ってやりくりしているため、夫婦の貯金が貯まらないといいます。家計再生コンサルタント横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。自宅に併設する形で、夫婦で小さな会社を経営しています。会社の収入は安定しており、2人いる従業員にも給料を払うことができているのですが、自分たちのお金がなかなかたまりません。家計的には毎月余剰金もしっかり出ている計算なので、そのお金で老後に向けて国の制度を使いながら老後資金を作ったり、子どもの教育費準備もしたいと思っています。残るべきお金が残っていないのは、おそらく経費の清算をしていないせいだろうと思っています。ただ、それを清算してしまうと、会社の経営状態が悪くなってしまうような気がしています。支出の内容も会食代や交通費が多く、会計帳簿をつけてくれている従業員にイヤな印象を持たれるかもしれないとも感じています。現在の貯金は
住宅購入後、赤字に転落…「理想の家計」に縛られた40歳主婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、住宅購入を機に貯蓄があまりできなくなったという40代主婦。今の家計を見直して、理想的な支出の割合に近づけたいといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。5年前にマイホームを購入しました。十分計画してから購入に踏み切ったつもりでしたが、住宅ローンの返済が始まったことを機に、お金があまり貯まらなくなってしまいました。今、子どもは保育園児ですが、あと2年で小学校に入るので、教育費も徐々に準備しておかなくはいけないと思っています。今のままだと、住宅ローンの返済をしながらお金を貯めていけるのか不安です。毎年恒例としていた海外旅行に行っても大丈夫かということも気になっています。やりたいことをやってお金を貯めていくには、我が家の支出を「理想の割合」に合わせていくことが大切なのではないかと考えています。今削るべきは生命保険料なのかなと思っているのですが、どうでしょうか。我が家の家計は、よくある理想的な支出割合と比べてどこが悪いのかを教えて欲しいです。<相