「人生100年時代」を乗り切るための“お金”との付き合い方
自分に合った「家計のホームドクター®」FPを探すには?
「人生100年時代」を迎え、長い老後に対する備えを心配する人が増えています。2019年には「老後資金2000万円不足問題」が波紋を呼びましたが、頼みの公的年金も少子高齢化によって将来受け取る額が減ったり、受給開始年齢が引き上げられるのでは、と予想する声もあり、不安は高まる一方です。一度限りの人生なのに、将来が不安で「今」を楽しめないのは残念です。現在の生活を充実させながら不安を解消し、老後に備えることはできるのでしょうか。
5人家族で貯金15万の危機的状況「赤字から抜け出せない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月赤字で貯金ができないという42歳の専業主婦。5人家族で貯金は15万円。この先もこの状態が続くとキケンだと、FPの横山光昭氏は警鐘を鳴らします。毎月支出が多く、赤字続きです。きちんと貯金ができるようになりたいです。お給料日には「今月はこうやって使おう」と決めるのですが、週末に家族で買い物に行くと、つい食材などを買いすぎてしまいます。計画が上手くいかないと思うと、それをきっかけにズルズルとお金を使い過ぎてしまい、毎月赤字になってしまいます。来年から三女が幼稚園に入園します。保育料はかかりませんが、給食費やその他で多少支出が増えますし、上の子たちをはじめ、3人の教育費を貯められるかどうかも不安です。どのように貯めていくとよいでしょうか。<相談者プロフィール>・女性、42歳、既婚(夫:38歳、会社員)・子ども3人:長女(小5)次女(小2)三女(3歳)・職業:専業主婦・毎月の手取り金額:35.2万円・年間の手取りボーナス額:90万円・貯金:約15万円
39歳女性「安定しない収入、積立投資が続けられるか不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫婦別サイフで家計管理をしているというアラフォーの共働き主婦。将来のために資産運用を考えていますが、収入に波があるため毎月積立てられるのか心配だといいます。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。契約社員としてサービス業で働いています。繁忙期とそうではない時の残業量が大幅に異なるので、収入が安定しません。夫は正社員で同じくサービス業です。夫婦別々に家計管理をしているので、夫のやりくりの状況はわかりません。家計費は費目により分担しており、個人で使うスマホ代や洋服代などは各自で支払うことにしています。夫の貯金額とか、将来の備えについてどう考えているのかわかりませんが、私は老後や病気になった時のことを考えて、つみたてNISAやiDeCoをはじめたいと思っています。ただ、収入に波があるので、毎月きちんと払っていけるのか心配です。私でもできる資産運用など、将来への備え方を教えてください。〈相談者プロフィール〉・女
家計のお助け食材、鶏むね肉でつくる「やわらかチキンフリット」
お弁当にもおすすめ!
家計のお助け食材、鶏むね肉。脂身が少なく、たんぱく質が豊富で栄養価が高いので、ダイエット中の方や、育ち盛りのお子様がいる方には嬉しい食材の一つです。そんな鶏むね肉を使って、メインの一皿を。なるべく薄く切ってから、さらに叩いて伸ばすことで、火の通りも早く、やわらかく仕上がります。下味がしっかりついているのでお弁当にもおすすめですよ。
長男を私立中学に入れたい40代夫婦「塾代が高額で貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、長男を私立中学に進学させたいという40代の共働き夫婦。貯金は110万円ほど。毎月の塾代が高額で貯金ができないといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。長男を私立中学校に行かせたいと考えています。今は受験で合格するために塾に通っています。かなり授業料が高額な塾なので、貯金ができない状況になってしまいました。もちろん合格後は塾を辞めるつもりですし、次男は受験をする予定はありません。次男が小さいので今は時短勤務をしていますが、あと4年ほどして小学生に上がったら、フルタイムに復帰しようと思っています。また、次男の教育費については、大学進学費用になればと思い、18歳になると200万円になる学資保険に入っています。また昨年、親が所有する中古物件を譲り受け、700万円ほどかけてリノベーションしました。その費用は親から借りているので、毎月5万円を返済している状況です。今のところ、家計のやりくりはなんとかなっていますが、兄弟の年が離れているので、長男にどこまで
希望退職に応じるか迷う57歳「再就職先の年収はいくらが妥当?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、割増退職金がもらえることもあり、希望退職に応じるか迷っているという57歳の男性。老後の不安を払拭するためには、再就職する場合、年収はいくらを目標にしたらいいのでしょうか? FPの平野泰嗣氏がお答えします。勤務先の業績が思わしくなく、希望退職の募集が開始されました。対象者は、50歳以上の全社員ということで、私も該当します。現在は、営業関係の管理職をしていますが、責任も重く、仕事のストレスもかなり溜まっていると感じています。一人息子の就職も決まり、今年の4月から一人暮らしを始める予定で、家計の負担もずいぶん楽になります。また、希望退職に応じた場合、割増退職金がもらえることなどから、妻に相談したところ、老後の心配がないのであれば、好きにしていいと言われました。希望退職に応じた場合、再就職して65歳まで働くことを考えていますが、どのくらいの年収を目標にすればよいのかわかりません。<相談者プロフィール>・男性:57歳、会社員、既婚(妻:53歳、専業主婦)
「家計見直せ夫」に地道に立ち向かう、家庭内金銭バトル
お金と男と女の人生ルポ vol.23
結婚すれば夫婦ふたりで家計をやりくりしていくのは当然のこと。日本では妻が家計を握っているケースも多いのですが、夫が生活費として一定の額を毎月、妻に渡す方法をとっている家もあるようです。
借入額は適正か?世帯年収1500万の共働き夫婦の住宅購入
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、世帯年収1500万円の30代共働き夫婦。マイホーム購入のために8700万円の借り入れを考えているといいますが、はたして適正な額なのでしょうか。FPの横田健一氏がお答えします。現在の住居が手狭になってきたので、新しく住居を購入しようと考えていますが、ローンの借入金額が適正か不安です。アドバイスいただけると幸いです。<検討している物件と住宅ローン>物件所在地:東京都内物件種類:マンション借入金額:8700万円(諸経費込み)金利:0.43%予定(変動)方法:ペアローン配分:住宅ローン控除額が最大になるようにシミュレーションし、配分を検討。その他:ローン金利より投資の利回りの方が高いため、諸経費含めてフルローン予定。ちなみに、これまで家計簿をつけたことはなく、節約もせずにわりと好きに使ってきたので、記載した各支出はざっくりとしたものになります。価値を損なわない範囲で、できるだけ無駄をなくし(格安SIM、電力・ガス自由化、ふるさと納税、医療費控除を活用、
29歳独身「マンション購入後、思うように貯められません」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、20代でマンションを購入したという独身女性。購入後、思うようにお金を貯められないといいます。何を見直したらいのでしょうか。FPのたけやきみこ氏がお答えします。マンションを購入してから思うように貯められません。月々の貯蓄額を増やすために食費を削りたいと思っていますが、付き合いなどもあり、なかなか上手くいきません。臨時支出も多く、月によっては貯蓄できないこともあります。どうしたらいいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。<相談者プロフィール>・女性、29歳、未婚・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・毎月の手取り金額:27万円・年間の手取りボーナス額:50万円・毎月の世帯の支出目安:25万円【支出の内訳】・住居費:12万円(管理費等含む)・食費:4万円・水道光熱費:1万円・教育費:なし・保険料:2.8万円・通信費:0.4万円・車両費:なし・お小遣い:3万円・その他:2万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:2万円・年間ボーナスからの貯蓄:5
30代共働き・夫婦別財布「出産・育児で妻の収入が減るのが不安」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、妻の方が収入が高いという夫婦別財布の30代共働き主婦。この先、出産や育児で妻の収入が下がることを考えると、漠然と不安だといいます。FPの三澤恭子氏がお答えします。夫婦共働きで、財布は別です。それぞれ月5万円ずつ、夫婦の共通口座に貯蓄しています。貯蓄と生活費を出し合って残ったお金は、お小遣いとしてそれぞれが管理しています。いまは夫よりも給与が高いですが、今後子育てや老後を考えると、私の収入が下がることも予想されるので漠然と不安です。そんなに無駄遣いをしているとは思いませんが、このままでいいのかアドバイスがほしいです。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、31歳、既婚(夫:31歳、会社員)、子どもなし・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:49万円(夫:21万円、妻:28万円)・年間の手取りボーナス額:120万円・毎月の世帯の支出目安:約39万円【支出の内訳】・住居費:8.5万円・食費:5万円・水道光熱費:1.3万円・教育費
目標は年1度の海外旅行、手取りの3割を貯蓄にまわす優秀な家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを育てながら、年に1度は海外旅行に行きたいという40代の共働き夫婦。月14万円以上を貯蓄にまわす優秀な家計ですが、改善すべき点はあるのでしょうか。FPの氏家祥美氏がお答えします。今まで貯金がほとんどできておらず、今後子どもの教育費がさらにかかってくることや老後のことが不安になり、自分なりに家計(通信費、保険費、光熱費)の見直しをして、これまで通り月8万円の積立貯蓄のほか、昨年から以下の積立を始めました。・積立貯蓄:月8万円・iDeCo:月2.3万円・つみたてNISA:月3.3万円・積立投信(ロボアドバイザー):月1万円現在42歳ですが、来年再来年あたりにはできれば正社員になりたいと就職先を探しています。子どもも大きくなり、家族で出かけられるのもあと数年かと思うので、年に1度は海外旅行へ行きたいという目標もあります。貯蓄のバランス(預貯金、投資の割合など)はこれでいいのか、またボーナスからの貯蓄を今後はどのようにしていくのがいいのかに
子どもの"家計力"を養うチャンス!効果的なおこづかいの渡し方とは?
定額それとも必要な都度?お年玉はどうする?
みなさんは子どもにおこづかいを渡していますか?たとえ毎月決まった金額のおこづかいをあげていない家庭でも、必要な物を買うお金やお年玉など、子どもがお金を手にする機会は少なくないはずです。大人になると誰もが少なからず家計を管理しますが、学校ではお金の上手な使い方や管理の方法を学ぶ機会はほとんどありません。「おこづかい」は、子どもにとってお金について学ぶ貴重なチャンスなのです。そこで今回は、おこづかいを通して将来役立つ家計力を育てるコツを紹介します。
「目標があっても毎月赤字で貯められない」42歳シングルマザー
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、万が一に備えて生活費1年分を貯めたいという42歳シングルマザー。ですが家計は毎月赤字、ボーナスで補てんする日々だといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。中2の子どもがいる、シングルマザーです。固定費にかかるのか、毎月赤字です。足りない分はボーナスで補てんしています。まずは、生活費1年分くらい貯蓄して万が一に備えたいと考えています。ただ、今の支出でどう貯めたらいいのかわかりません。家計が黒字になったら、つみたてNISAを始めたいですし、ゆくゆくは家を建てたいとも思っています。<相談者プロフィール>・女性、42歳、バツイチ・子ども1人:14歳(中2)・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の手取り金額:24万円前後・年間の手取りボーナス額:70万円・毎月の世帯の支出目安:24万円【支出の内訳】・住居費:6.5万円・食費:4万円・水道光熱費:2.5万円・教育費:3.5万円・保険料:1.3万円・通信費:1.5万円・車両費:1万円・お小遣い:1.5万円・
年始めに「固定費」を見直して、貯まる人になろう!
お金の見直し計画
ほんの少しゆとりができる年明け。実は、自分のお金まわりを確認する大チャンスです。特に、「固定費」といって毎月一定額かかるお金について確認すれば、気づかなかった無駄を減らすことにつながり、その分お金が貯まるようになるのです。今回は、年始めにぜひ取り組みたい、「固定費」の確認方法についてお伝えします。
通帳と源泉徴収票があればOK!家計総決算を簡単にする方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、趣味などに自由にお金を使っているという結婚2年目のDINKS。家計簿をつけていないため、いくら貯金ができているのかわからないといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。結婚2年目の共働き夫婦です。去年は、「結婚式や新婚旅行、引っ越し代などの新婚生活準備のため、特別な出費があるので貯金ができなくても仕方がない」と言い訳ができたのですが、さすがに2年目に入ると、その言い訳が通用しないと感じています。今年は、特別な支出もほとんどなく、生活は落ち着いていますが、まだ子どもがいないので、互いの趣味などに自由に使ってしまっています。それでも、なんとなく貯金ができている気がするのですが、実際にはどのくらい貯金ができているか分かりません。また、家計簿をつけて貯金をしようと思うのですが、夫はそんなに心配しなくて大丈夫だと言います。今の生活水準をこのまま続けてもいいのかもわからず不安です<相談者プロフィール>・女性:28歳・会社員、既婚(夫:30歳・会社員)・世帯
年末年始に整理しておくべき細かいお金周りのこと
カードや決済アプリ、固定費の支払い方まで、1年に一度は見直しを
キャッシュレス時代の到来で、支払い手段が現金、クレジットカード、電子マネー、コード決済と増えています。おトクなキャンペーンも増えたため、カードや、コード決済、いろいろ試して増えすぎてしまったという人もいるかもしれません。新年を迎えるにあたって、お金周りのあれこれをどう見直したらよいのかを今回は考えてみたいと思います。
オール外食、食費1日2500円は妥当?貯蓄を増やしたい36歳独身
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、将来に向けて貯蓄を増やしたいという36歳の独身男性。食費に月7万5000円かかっていても、1日2500円と考えるならそんなに高いとは思わないといいますが……。FPの前野彩氏がお答えします。この先、結婚や住宅購入をするかもしれないことを考慮して、家計を見直して貯蓄額を増やしたいです。現在の家計の問題点や改善点を教えていただけないでしょうか。食費が膨らんでいるように見えますが、1日2500円と考えるとそんなに高いとは思いませんが、どうでしょうか。オール外食です。 〈相談者プロフィール〉・男性、36歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸 ・毎月の手取り金額:28万円・年間の手取りボーナス額:46万円・毎月の世帯の支出目安:25万円【支出の内訳】・住居費:6万円 ・食費:7.5万円・水道光熱費:1.2万円・教育費:なし・保険料:1.15万円・通信費:1.5万円・車両費:2.4万円(車ローン)・お小遣い:4万円 ・その他:1.06万円(奨学金返済)【資産
「今年の貯蓄額は50万」貯蓄スピードが落ちた共働き夫婦の家計簿
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯蓄はしっかりあるものの、今年の年間貯蓄額は50万円だけだという共働き夫婦。家族の楽しみも優先させたいといいますが、そのためには家計をどうやりくりしたらいいのでしょうか。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。共働きの夫婦です。子どもが2人います。現在6歳と2歳の保育園児です。今までできるだけ将来のためにお金を残そうと貯めてきたつもりですが、この子たちの教育費が順調に貯まっているのかを知りたいです。公立でも、私立でもどちらにでも進学できるような選択肢を残したいと思っています。また、平成21年に住宅ローンを組んでマンションを購入しました。今、ローン残高は2600万円ほどあります。これも効率よく繰り上げ返済などをして、早めに完済したいと思っています。ですが、今年できた貯金は50万円だけです。家族サービスとして、みんなで沖縄に行くなどの旅行も楽しみたいと思っています。今後、どのようにやりくりをしていくとよいで