貯まる家計にするには?結婚前に2人で考えるお金の管理術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、春に入籍予定の37歳の未婚女性。結婚後のお金の貯め方や保険、家計のやりくりについて悩んでいるといいます。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。春先に入籍を予定しています。結婚後の生活に向けて、お金の貯め方や保険の入り方について迷っています。今はほぼ使い切りの状態で、貯蓄がまったく増えません。貯蓄性の高い保険や外貨保険などを保険会社の人に勧められていますが、仕組みがいまいちわかりませんし、結婚後、家計が変わっても払っていけるのかなどが不安で預金口座に預けたままにしています。今後は、こういうお金の持ち方を変えたいと思っています。また、家計のやりくりについては、基本的にカード払いが中心です。通信費、美容代、被服費、光熱費、日々の食費や日用品、交通費や保険など、ほとんどの支出がカード払いになるので、支出の内訳が曖昧です。手取り額から家賃、カード払い、貯蓄額を引いた金額が手元に残る現金ですが、本当に少なく
貯蓄ゼロの専業主婦、働きに出なくても家計改善の余地はある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯蓄ほぼゼロ、結果の出ない節約に疲れている30歳の専業主婦。働きに出て家計を助けたい気持ちはありますが、小さな子供を抱え途方に暮れています。FPの横山光昭氏がお答えします。毎月赤字で、ボーナスで補填をしながら暮らしています。貯金はほとんどありません。それなのに夫の強い希望で、1200万円の借り入れをして中古のマンションを購入しました。夫は貯金がないことをまったく気にしていません。できればもう一人子どもが欲しいですし、たまには家族でディズニーランドなどへ旅行に行きたいです。そのために、なんとか毎月のお給料で生活できるようになりたいです。節約をがんばっているつもりですが、なかなかうまく成果に表れないので、だんだんやっても意味がないのかなと思ってしまいます。私が働きに出られるとよいのでしょうが、子供はまだ3歳で幼稚園からの帰りも早く働きにくいです。今の状況で改善の余地はあるのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、30歳、既婚(夫:31歳、会社員)
日本のメディアは日韓関係悪化ばかり報じている場合なのか
消費増税の悪影響が断然大きい
8月22日に韓国大統領府が日韓軍事包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定したことで、歴史問題などをめぐり悪化していた日韓関係はさらに深刻になり、安全保障分野に影響が及ぶことになりました。この韓国政府の判断が米中を含めアジア地域の地政学動向に将来どのような影響をもたらすかが筆者の最大の関心ですが、これは門外漢の筆者の力量を超えるテーマです。以下では、両国の金融市場、そして経済活動への影響について考えてみます。
長期・積立・分散の投資から「外貨建て保険」に心が揺らいでいます
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、最近投資を始めたという33歳の女性です。長期・積立・分散で投資方針を立てたものの、外貨建て年金保険を勧められ決心が揺らいでいるといいます。FPの坂本綾子氏がお答えします。最近、家計の見直しと投資を始めました。この春、社員に昇格したため、老後のための資産作りとしてつみたてNISAを始めたばかりです。年度途中から始めたので、限度額の月3.3万円に上乗せをし、年間40万円に到達するようにしています。また、これから確定拠出年金をマッチング拠出と合わせて月1.6万円積み立てる予定です。その他、ロボアドに15万円ほど塩漬けになっています。職場は、ほぼ昇級なし、ボーナスなし、退職金なし(各自確定拠出年金で運用)のため、65歳で最低3000万円用意するという目標を立てています。しかし、先日IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の方との個別面談で、2.75%の確定利回りの年金保険を勧められました(保険料は月3万円程度)。利回りが確定している商品は他にはない
夫が社会保険に加入、「保険貧乏」を回避する家計見直し術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が社会保険に加入することになり、家計を見直しているという34歳の主婦。家族の楽しみも大切にしながら、将来の貯蓄もしたいといいますが、まず何から手をつけたらいいのでしょうか? FPの前野彩氏がお答えします。今まで業務委託で働いていた主人が、今月から社会保険に加入できることになりました。主人も私も国民年金だけでしたので個人年金に加入していますが、今は老後資金より預貯金を増やした方がよいでしょうか? また、手取りがかなり下がるため生活費を見直ししています。ただ、主人の休みは週1回で、楽しみがスマホゲームなので通信費は高めですが、このままにしてあげたいと思います。お昼はお弁当を持参しています。家族みんな、食べることが好きなので食費は高めですが、子供には色んな食材を食べて健康に育ってほしいです。家族の時間を大切にしながら、教育費も老後資金も貯めていきたいのですが、何を優先していけばよいでしょうか?また、子供2人おりますが、できればもう1人ほしいです。た
同世代より低い収入、貯蓄を増やすには「節約」しかない?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、なかなか貯蓄が増えないと悩む、アラサー未婚女性。今以上に支出を減らし節約することで貯蓄資金を捻出しようとしますが……。FPの氏家祥美氏がお答えします。手取り収入が同世代の平均より少ないため、なかなか貯蓄が増えません。これから先のことを考えると、今以上に貯蓄と資産運用のペースをあげる必要があるのではないかと漠然と不安を覚えています。収入を増やすために転職も考えていますが、転職回数が多く採用されるかわからないことと、今お付き合いしている人と仮に結婚した場合は、関東から離れることになるため、なかなか踏み切れずにいます。なるべく支出を減らすように努力はしていますが、もう少し減らせる点があれば教えてください。<相談者プロフィール>・女性、29歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:17.4万円・年間の手取りボーナス額:約70万円・毎月の世帯の支出目安:14.5万円【支出の内訳】・住居費:8.4万円・食費:2.3万円・
結婚して幸せになりたかった…家計を任せて騙された女性の傷跡
お金と男と女の人生ルポ vol.1
男女の関係において、「お金」は重要なファクターとなり得ます。お金の使い方、使い道、貯蓄への考え方などは、「価値観の違い」が浮き彫りになるところかもしれません。そして、「お金」が「愛情」と引き替えになる可能性もあるのが、男女の関係ならではなのです。
「ちょっといい」が仇に?老後にしわ寄せがくるお金の使い方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、充分な生活費があるのになかなか貯まらないという56歳の主婦。支出を見ても、どれも必要で削れないといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。老後に向け、もう少し蓄えを増やしておきたいと考えています。夫はあと2年で定年退職ですが、その後、雇用延長ができる見込みです。私自身はパートをしています。家計は夫婦別々に管理しており、夫は住宅ローンや生命保険料、水道光熱費、通信費などの口座引き落とし分の残りから、小遣い分を除き、毎月20万円を生活費に入れてくれています。そこに私のパート代を足して生活費にしているのですが、いつもわずかしか残りません。夫に節約してとは言いにくいですし、自分で管理している部分でどうにか節約していけたらと思うのですが、どの支出を減らせるのか検討もつきません。〈相談者プロフィール〉・女性、56歳、既婚(夫:58歳、会社員)、子供はすでに独立・職業:パート・毎月の手取り金額:27.8万円(夫:月20万円を生活費に入れてくれるが手取り
介護、住まい、お金の話…年老いた親にどう切り出すのが正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、都内で暮らす48歳の男性。長男のため、地方で暮らす高齢の両親に資金援助をしなければならないと考えているものの、自身の家庭の貯蓄もままならない状況だといいます。FPの平野泰嗣氏がお答えします。学校を卒業してから東京で就職し、現在は都内で夫婦と子ども2人の4人暮らしです。両親はまだ健在ですが、地方で暮らしています。最近は忙しく、実家に帰る機会も少なくなってきています。昨年帰省した際に、今まで元気だと思っていた父親が、急に年をとったと感じるようになりました。また、築40年を超える実家も傷んでいて、修繕が必要になってきています。姉と弟がいますが、私が長男なので、両親をしっかり支えていかなければいけないと思っています。ただ、私自身の家計は、住宅ローンや子ども2人の教育費の負担が大きく、なかなか貯金ができない状況です。今後、親の介護や実家の修繕に資金的な援助が必要になることを考えると不安になります。<相談者プロフィール>・男性、48歳、会社員、既婚(妻:4
夫の収入が減少、教育費がかさんでも「抜けない浪費癖」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫の出向に伴い収入が減り、月10万以上の赤字を抱える40代の共働き主婦。浪費癖がなかなか抜けない上、4人の子供の教育費や食費が家計を圧迫し今後が不安だといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。4月から夫の手取りが50万円から28万円(財形天引き後)に減りました。栄転とはいえ出向することになり、残業なし土日出勤なしのため収入が激減しています。私は大手金融企業に時短勤務で勤めています。2年後、フルタイムに戻れれば私の年収は500万円くらいになると思います。夫の今年の年収はおそらく750万円くらいです。2年後には、出向から戻るので元の年収(1080万円)になると思います。世間一般から見れば低くはない世帯年収ですが、子供が多いため私立高校の学費に塾代、習い事、保育園代と教育費が多くかかります。食費も、時間をあまりかけられないということもあり、宅配やお惣菜などを買うためかさみます。毎月天引きで財形貯蓄にまわしているものの、赤字がかさんでくると解約し補填
貯蓄残高100万円、2人目を産んでも家計は大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人目の子供がほしいという28歳の男性。現在、妻は扶養内でパートとして働いていますが、出産で働けなくなると貯蓄が底をつくのではないか心配だといいます。FPの三澤恭子氏がお答えします。貯蓄残高100万円で、2人目の出産を考えても大丈夫ですか。昨年に義実家所有のマンションを2000万円ほどで購入しました。月々の返済は8万円、返済期間は20年です。管理費を含めると月10万円の支払いになります。現在は、妻のパート代を毎月の貯蓄に回しています。もし妻が2人目を妊娠・出産となると、月々貯金ができない上に出費が続き貯蓄が底をつくのではないかと心配です。家具・家電の購入や運転免許の取得、固定資産税など、まとまった出費で、ここ3~4ヵ月程は貯金ができていません。子供用品はフリマサイトを使用したり、お古をいただいたりで抑えています。これから子供の幼稚園や習い事が始まったり、2人目の出産費用などを考えると心許ないです。住宅ローンが20年と短めであることと、積立型の生
会社の業績が悪化して収入が激減、今すぐ家計を立て直したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、勤務先の業績悪化で年収が100万円減るという30歳の未婚男性。今は会社の独身寮で暮らしているのでなんとか生活できますが、このままの家計ではこの先が不安だといいます。FPのたけやきみこ氏がお答えします。勤め先の業績が急激に悪化し、残業代とボーナスが激減しました。年収が100万円前後減る見込みです。月収にすると5万円ほど減っています。また、突発的な支出が続いたことで貯蓄にまわすお金を捻出できず、さらに株式売買の損失で、資産は年初から60万円も減少しています。直ちに困るわけではありませんが、急悪化した状況に困惑しています。勤め先への経済的な依存が高過ぎるのも気になっています。独身寮を追い出されたらかなり厳しいです。今からでも貯蓄できる家計にしたいと思っています。収入のうちどれくらいを貯蓄にまわすのが妥当なのか教えてください。結婚については、近いうちに相手を探したいと考えています。今後どのような指針を立てていけば良いのか、アドバイスよろしくお願いいたし
よかれと思って始めた「積み立て」が裏目に?貯まらない理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、出産で収入が減っても支払いに困らないようにと計画的に積み立てている32歳の共働き主婦。なのに、なぜお金が貯まらないのか、毎月の収入から貯金ができない理由を知りたいといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。貯蓄を増やしたいと思い、計画的にお金を使っているつもりです。年払いの保険料や車検代などは、毎月の収入の中から積み立てていくようにしていますし、洋服代も1年間の予算を決め予算額に達するように毎月積み立てをして、そこから支払っています。積立額を軸にしてお金を使うようにしているのですが、一向にお金が貯まりません。この方法は、産休中は残業代がないこと、育児休業中は給与の6割に収入が減るので、貯蓄がきちんとできて支払いに困らないようにと計画したものです。お金を貯めていくために必要な方法だと思ったのですが、復職しても一向に貯金額が増えません。ボーナスだけに頼った貯蓄はしたくありません。毎月の収入から貯金ができない理由と、貯金ができるようになる方法を教えて
いくらあれば“余裕ある暮らし”ができる?「つもり家計」で練習
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、共働きの20代夫婦。この先、子どもを2人授かった時にいくらあれば「余裕のある暮らし」ができるのか知りたいといいます。FPの前野彩氏がお答えします。現在、夫婦共働きで夫の年収は350万円、妻が400万円です。子どもを2人持ちたいと思ったとき、どれくらいの収入、貯蓄があれば余裕を持って子育てできますか? 万が一、妻が身体を壊して働けなくなる可能性も考慮しておきたいです。子育てにかかる費用、自治体等で受けることができる補助金等についても教えてください。〈相談者プロフィール〉・女性、25歳、既婚(夫:26歳)、子どもなし・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・居住地:京都府・毎月の世帯の手取り金額:40万円・年間の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:35万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:5万円・現在の貯蓄総額:200万円・現在の投資総額:なし・現在の負債総額:1150万円(住宅ローン)【支出の内訳】・住居費:7万円・食費:4万円・水道
アラフォーで出産、重なる教育費と老後資金「貯め時はいつ?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、今まであまり貯蓄をしてこなかったことを後悔しているという40代の共働き主婦。子どもを遅くに授かったため、教育費と老後資金の準備が重なるのに加え、親の介護費用も必要になる可能性があるといいます。FPの渡邊裕介氏がお答えします。子どもを遅くに授かりましたが、共働きで余裕があったため、旅行や買い物などに好きなようにお金を使っていたため、恥ずかしながら貯金があまりありません。その上、育休後は時短勤務になり収入が激減し思うように貯めることもできません。教育費に加え自分たちの老後資金の準備も必要な上に、親が高齢のため10年以内には介護が必要になるかもしれず、今後の家計を考えると貯め時を逃したことを後悔しています。保険は、出産前からのものに入りっぱなしで医療保険のみです。2人とも死亡保障を備えていません。私は3年前に手術をしているため、あと2年経たないと保険に入れません。夫の死亡保険は資料を取り寄せたものの、そのままになっています。老後は、夫の実家(ローン完
「投資どころか貯蓄もできない」過剰な自己投資で赤字に陥った夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のもとへ実際に家計相談に訪れた方のお悩みをご紹介します。相談者は、2歳の子どもを保育園に預けて働く共働き夫婦。将来のために投資を始めたいといいますが、投資に充てる資金の捻出どころか毎月赤字で貯蓄すらできていません。原因は過剰すぎる自己投資にあるようです……。(※相談者の了承を得た上で掲載しています)
夫婦2人の生活費、月30万では足りない?貯蓄を取り崩す生活
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、赤字続きの家計だという39歳の共働き主婦。生活費は月30万円ありますが、足りずに貯蓄を取り崩すことも多く、このままだと不安で子どもも作れないといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。いつも家計が赤字です。夫は自営業で収入に波がありますが、毎月家計に一定額を入れてくれています。私は派遣で働いており、夫婦ともに収入があります。ですが、毎月赤字になってしまいます。夫婦ともにボーナスがないので、夫に少し多めに払ってもらったり、今までの自分の貯蓄を崩したりして補てんしていますが、このままでは、わずかな貯蓄もなくなってしまうのではないかと心配です。そのため結婚3年目ですが、子どもを作ることにも不安になってしまいます。また、夫は40歳を超えているので、老後の準備なども始めなくてはいけないと焦ってしまいます。ムダな支出はできるだけしていないつもりなので、どこを改善するとよいのかわかりません。貯蓄ができる家計にするには、どのようにすると良いでしょうか。〈相談者
貯蓄ゼロ、ボーナス補填の赤字家計「年100万貯めるには?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、貯蓄ほぼゼロの40代夫婦。毎月の赤字10万円近くをボーナスで補填しているといいます。家計改善をはかるには何から手をつけたらいいのでしょうか。FPの鈴木さや子氏がお答えします。毎月の給料だけでは、月10万円近く赤字のため、ボーナスから補填しています。そのため貯蓄がほとんどありません。今すぐにでも家計を改善し、年間100万円ほど貯蓄できるようになりたいのですが、一般的な家庭と比べて、どの固定費がどれくらい高いのかもわからず、支出削減の方法もわりません。アドバイスよろしくお願いいたします。〈相談者プロフィール〉・男性、40歳、既婚(妻:40歳、パート)・子ども2人:10歳(小4)、7歳(小1)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:40万円(夫:35万円、妻:5万円)・年間の手取りボーナス額:150万円・毎月の世帯の支出目安:50万円ほど【支出内訳の目安】・住居費:10万円(住宅ローン、管理費)・食費:11万円・水道光熱費