アラフォー独身、老後に備えて「保険で貯蓄」は正しい選択?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。年金、養老、終身などの保険で貯金していて、手元のお金は50万円ほどしかありません。手元にどれくらい残したらよいのでしょうか。また、今後は積極的に運用をした方がいいのでしょうか。教えてください。〈相談者プロフィール〉女性、38歳、未婚職業:会社員居住形態:賃貸(一人暮らし)手取りの世帯月収:18万円毎月の支出目安:18万円
介護が必要になる確率は?保険より「貯蓄で備える」が正解
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。一昨年離婚して家を出ました。無一文からの再スタートで、現在は賃貸に住んでいます。手元にはやっとかき集めた300万円のみです。今はそのうちの150万円を、3年満期の宝くじ付き定期預金に預けています。つみたてNISAも月2万円で始めたところです。保険は個人の介護保険に入っています。見直したほうがいいところや、今後の資産形成についてアドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、56歳、バツイチ、子供3人・職業:看護師(夜勤)・居住形態:賃貸・住んでいる地域:静岡県・手取りの世帯年収:400万円・毎月の支出目安:30万円
「早死にリスク」と「長生きリスク」で考える生保の見直し
無駄な保険料を払っていない?
支出が収入の範囲に収まっていない家計を、長く続けることはできません。収入を増やすのは簡単ではないので、まず考えるべきは「支出の削減」です。こうした時にしばしば出てくるのが「保険の見直し」です。今回は、生命保険の見直しの一番重要なポイントを解説します。
リスクを取らない「預金だけ」が別のリスクを生む理由
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現状、夫の年金と子供関係の手当をすべて貯金に回しています。保険については高額医療費等でそこまで負担はないと考え、本当に万一のときの備えのみです。今までリスクを取りたくなく基本的に定期預金にしてきましたが、老後資金や子供の学費を考えると、多少は資産運用もしたほうがよいかと思っています。以前、夫がデイトレードにチャレンジしたのですが、精神的に負担になって継続できず……。今度は長期運用を私が中心になってしようと思っています。夫の年金額も減っていく一方ですし、私が働けなくなった場合や子供の学費、老後資金などさまざまな不安があります。3つの質問について教えてください。1:資産運用を行う場合、どの程度の予算でなにから始めればよいのか2:今の保険で本当に必要な保障ができているのか3:老後資金のために個人年金保険など検討したほうがよいのか【現在の収入】世帯主:私、女性、39歳、会社員、年収380万円(手取り250万円)夫:障害者、障害年金120万
40歳までにしておきたいお金の準備って?
人生100年時代を生き抜くためには
教育資金や住宅ローンの返済など、なにかと出費の多い40代。老後の準備なんてまだまだ無理と、考えることを先送りしている人も多いのではないでしょうか。人生100年時代。定年を60歳と仮定すると、その先40年もの暮らしが待っています。厚生労働省が公表した「平成29年賃金構造基本統計調査」によると、男女問わず賃金がピークとなるのは50~54歳。50代後半からは役職定年や関連会社への出向で収入ダウンになる人も。家計に余裕ができるまで先送りすると、老後の準備に費やす時間は10年を切ってしまいます。老後の準備は待ったなし。40歳をひとつの区切りとして、前倒しで準備できることは何か考えてみましょう。
人生100年時代でどう変わる?投資前に考えるライフプラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。親からの贈与などが毎年あり、以下の通り、金融資産がだいぶ貯まってきました。どのような割合で投資にまわそうか悩んでいます。・貯金:450万円・全期前納型の日本の介護保険:400万円(5年払込の3年目)・米ドルの一時払いの生命保険:500万円(1年目)・アメリカ株(one tap buy):30万円・投資信託(ロボ系):90万円・クラウドファンディング(不動産系):60万円保険は子供が生まれるので貯蓄目的にはじめました。日本の介護保険は利率が低いので、解約金が上回ったら売って、ほかの投資にまわそうか悩んでいます。また保険や貯金などが一定額貯まったので、今後は支出を除いた20万円を、NISA、iDeCoに月5万円、投資に15万円ほどまわして運用しようかなと思っていますが、それだと投資の割合が高すぎるか悩んでいます。家は親が所有しているため住宅ローンや家賃はなく、旦那と私の財布は別にしています。旦那も米ドルの生命
支出残額=貯金はNG!3つに分けて考えるお金の貯め方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。現在、夫は個人事業主として働き、私はその専従者として働いています。ある程度のお給料をもらえているのはとてもありがたいことなのですが、個人事業なので会社が苦しい際には私たちの給与の未払いが発生します。現在も未払いがあります。苦しいときは過ぎたのですが、その未払いを私たち個人に支払ったらまた会社の資金繰りが滞るので、支払われることは今後ないに等しいです。現在の資産と毎月の支出内訳は以下になります。<資産>・通帳残高:200万円未満・小規模企業共済:680万円・子供積立:300万円ほど<毎月支出内訳>・家賃:27万円・食費:5万円・水道光熱費:3万円・通信費:2万円・教育費:1万円・学資保険:9万円・子供積立:4万円・生命保険料:4万円・企業共済:7万円・雑費:2万円計:64万円家計簿アプリを使い出して食費を抑えることに成功しましたが、まだ改善できる部分がどこかにあるのではと模索しています。子供が4人おり、子供
知らない間に損してない? 見直すべき3つのNG支出
自動引き落としに潜むムダな出費
節約を心がけているのに月末にはいつもピンチ。そんな人は、必要のない支出をしているかもしれません。特に気を付けたいのが、自動的に口座から引き落としになっていたり、クレジットカード払いになっていたりする支出。毎月定期的に引き落とされるため、お金を払っている感覚が薄く、なんとなく続けてしまいがち。このような中には、現在の自分には不要な支出が紛れ込んでいることがあります。今回はよくあるNG支出をピックアップしました。しっかりチェックをして、気付かないうちに損することのないようにしましょう。
生命保険5つ年間50万 どれも必要な気がして削れない…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。生命保険についてアドバイスをお願いします。現在、積み立て保険に年50万円ほど支払っています。内訳は主人の終身保険に14万円、医療保険に3.7万円、私の変額個人年金12万円、ガン保険2.7万円、子供2人の学資用として変額個人年金24万円です。医療保険とガン保険は掛け捨てです。これは多すぎるのでしょうか。一度見直しをしたものの、どれも必要な気がして削れません。実は現在、会社が家賃を8割負担してくれているため、毎月2.5万円しか払っていませんが、主人の年齢も考え、そろそろ持ち家を考えています。保険料を削って、貯蓄に回した方が良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、39歳、既婚、子供2人・職業:パート・アルバイト・居住形態:賃貸・住んでいる地域:神奈川県・手取り世帯月収:38万円(夫は手取り月収約30万円。額面で年収約650万円)・毎月の支出目安:28万円
教育費・住宅ローン・老後資金…迫る“三重苦”の乗り越え方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。現在46歳で、2人の子供がいます。住宅ローンの返済期間はあと29年。子供の将来と自分の老後を考えて貯蓄をしたいのですが、何から手をつけたらいいのか悩んでいます。また、先日契約した生命保険1,500万円(10年契約)が適切だったのか……。判断に悩んでいます。〈相談者プロフィール〉・男性、46歳、既婚、子供2人(10歳・1歳)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・住んでいる地域:東京都・手取りの世帯月収:58万円・毎月の支出目安:55万円
自転車保険の加入義務化が広まる!高額な賠償金の備え方
加入する際チェックしたい3つのポイント
自転車保険を義務化する自治体が増えてきているのをご存知でしょうか? 兵庫県を筆頭に大阪・滋賀・鹿児島県などが義務化しており、埼玉県・京都府・京都市は2019年4月1日から予定されています。加入義務化に対する関心が高まってきた背景は、自転車が加害者として高額の賠償金が命じられる判例が増えているからです。数年前、小学生が自転車で歩行者に重い障害が残るケガを負わせてしまった事故がありました。地方裁判所は小学生の保護者に9,521万円の損害賠償を命じました。子供から大人まで誰もが使う自転車ですが、一歩間違えると危険な乗り物になる可能性があります。大切な家族のためにも自転車保険の義務化と保険について、基本から確認しましょう。
何年後にいくら作りたいのか、老後資金も目標設定が大事
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する花輪陽子氏がお答えします。子どもが生まれたことをきっかけに支出・貯金・投資の割合について考えていきたいなと思っています。これまでは夫と私はそれぞれ財布は別にして、それぞれがどれくらい稼いで支出しているか把握・干渉していません。以下が金融資産や主な支出などです。・手取り:私30万(自営業)、夫45万(大手会社員)・夫婦貯金:約1000万(二人で月30万円貯金中)・個人貯金:私は約500万、夫は不明・保険:私は貯金が貯まったことをきっかけに貯蓄型生命保険が約400万(全期前納で払込済み。現在2年目)。夫はまだなし・投資:私は約100万(ロボアドバイザー、アメリカ株、不動産のソーシャルファンディングなどを中心に約1年ほど運用中。基本は長期運用を考えていて個人貯金から毎月10〜15万円程投資しています)、夫は確定拠出年金を満額、ビットコイン、投資などを多少している様子です・ローン:家は親の資産なため家賃もローンもかかりません・支出
家族の保険と老後のための資産運用、どちらを優先すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。私のプロフィールは下記の通りです。 【収入面】世帯主:女性(私)、39歳、会社員、年収380万円(手取り250万)夫:障害者、障害年金、120万円/年(18歳未満の子の加算48万含む))長男:小学3年生次男:保育園年長(子ども手当12万円×2人/年)【支出面】住宅:集合住宅(築30年)に33,000円/月(実母所有物件のため格安)倉庫:夫の趣味の物を置いておくためにレンタル、210,000円/年毎月の支出:食費平均50,000円、水光熱費17,000円、通信費12,000円、保育園23,000円、習い事15,000円、医療費5,000円、保険13,000> 円、その他雑費20,000円(小遣い等含む) 合計:18万8千円/月現在の貯蓄:定期預金1650万円(100万から450万で6種、最長3年)その他普通預金:80万円保険:収入保障保険40,000円/年(重度後遺症・死亡時に60歳まで15万円/月) 、医療保険40,00
20代を襲った突然の難病…借金も抱え家計は“火の車”
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。私は昨年、新社会人としてスタートしました。月の手取りが約21万円、家賃4万7千円で、保険は会社の社会保険のみ加入している状況です。深いことは考えずに、毎月の収支はプラスマイナスゼロ、ひどいときはカード会社からキャッシングローンを借りて生活をしていました。ギリギリの生活をしていたなか、国の難病指定になる病気にかかり、現在も治療のため入院しています。運良く、入院前に約50万円ほどの夏のボーナスが入ったことと、親の援助も受けつつ、高額療養費を利用して、今は入院費を支払っています。今月末には退院できると思うのですが、それ以降も難病のため、「すぐの仕事復帰は難しい」と医者に言われています。それまでは会社の保険から月に13万円ほどの傷病手当金が振り込まれる予定なので、それを生活費や入院費に当てるつもりです。現在利用している高額療養費で支払った入院費は難病の特定疾患認定証が交付されれば、還付金として払い戻しができるそうです。しかし、いつ特定疾
保険の断捨離:安い保険へ乗り換えがいいと思ったら大間違い!?
入り過ぎ"メタボ保険"を解消しよう
保険会社から届くお知らせや街中の保険ショップを見て、「保険の見直しをしなきゃ」と思ったことはありませんか?「少しでも良い保険に入ろう!」「保険料が安いのはどれだろう」と調べることは、一見すると、保険のお得な選択に思えます。でもその考え方、知らないうちに『保険の加入が大前提』の考え方になっていませんか? もしかしたら、あなたには『そもそも保険は必要ない』という結論が最適かもしれないのです。
いつか起こる震災への備え、「地震保険」で大丈夫?
国頼みには限界、新しい制度も熟知を
南海トラフ巨大地震や首都直下地震への備えが叫ばれる中、最近は北海道沖でも「超巨大地震」のリスクが切迫していると話題になりました。日本列島はどこでも大きな地震リスクを抱えています。必ず来る「次の震災」への備えは必至。お金の面なら「地震保険」がまず思い浮かぶと思いますが、それだけで安心はできるのでしょうか。
2年連続で値上げ、「生命保険」とどう付き合うべきか
生保で考慮すべき“2つの機能”
2018月4月、貯蓄性のある生命保険(終身保険、個人年金保険、養老保険、学資保険など)で新規契約の保険料が上がる見込みです。昨年4月に引き上げられたばかりですが、2年連続で引き上げられることになります。ただし、すべての保険で保険料が引き上げられるわけではありません。定期保険(満期返戻金のない「掛け捨て保険」)では、保険料が下がる見通しです。私たちは保険とどう付き合っていけばいいのでしょうか。
投資10年目の“通信簿” 共働き夫婦の総資産は6600万円超
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。資産配分の正解がわからないまま、今までは本やネットで勉強しながら自己流でやってきました。投資歴10年目となるのでリスクについては認識しています。“絶対的に正しい”という資産配分はないかと思いますが、現在の配分に問題がありましたら改善提案をいただけると助かります。なお、現在のところ不動産投資には興味がありません。【現在の資産状況】収入:共働き(夫39歳:額面960万円、妻38歳:450万円)支出:生活費は月35~40万円現在の状況:夫が転勤族なため、お互い地方都市で単身赴任生活。子供はいません。一緒に暮らせば生活費はもう少し低くなるが、その場合は妻が仕事を辞めることになり、収入がマイナスになります。また仕事にはやりがいがあるため、できれば辞めたくありません。今後も勤務地によって要相談としています。退職金:転職組のため、退職金は夫婦共にないものと考えています。金融資産:夫の預貯金は定期積立合わせて2,200万円、株式はETFを合わせ