お金の困ったを相談できる“名医”と出会うためには?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。最近、給料が上がったり、居住用不動産が値上がりしたり、周りから個人年金保険を勧められたり、さまざまなことが重なりました。そのなかで、個人的にFPに相談してきちんとアドバイスを受け、資産運用を行いたいと思うようになりました。自分に合ったFPはどうやって探したらよいですか? また、どのような方が先生方にお金の相談にくるのですか? 恐れ入りますが、教えてください。【現在の収入金額と支出の傾向】給与2,800万円、他ストックオプションあり【金融資産】目黒に4,500万円の居住用不動産あり(ローンなし)(30代後半 既婚・子供なし 男性)
夫が亡くなり“1000万”を手に 老後のためにどう増やす?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。先日、夫が亡くなり約1,000万円の死亡保険金が入りました。現在、私は自営業を営んでおりますが、経営はあまりよくなく、収入がほとんどない状態です。2、3年で現在の商売に見切りをつけ、パートなどで働ければと思ってはいますが、老後、年金だけで生活するのは厳しいと思うので、1,000万円を老後のために、どのようにやりくりすればいいのか悩んでおります。現在、保険は月額5万円ほど払っています。これらの保険については掛け捨てではないものの、それとは別に、少しでもこの1,000万円を増やせる方法はありませんでしょうか?(50代前半 子供2人 女性)
投資はじめの第一歩:確定拠出年金の賢い運用術を教えて
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年から社会人になりました。投資の手始めとして、確定拠出年金を選択しました。3時間程度の説明を受けたものの、うまく運用する方法について正直あまり理解できていません。業務も忙しく、今後、運用まで気が回らないと思います。効率のよい運用の仕方、毎年確認すべきポイント、気をつけたほうがよいニュースなどがありましたら教えてください。せっかく貰えるお給料ですので、より利益を得られる運用をしていきたいと思っています。現在の月収は30万円、少しずつ収入が上がっていく見込みです。負債はありません。(20代前半 独身 男性)
白衣のFPが家計指導、「お金の健康診断」を受けてみた
“お金の健診車”が有楽町にやってきた
老後破産、下流老人……。老後の不安はひとごとではありません。人生100年時代、将来について考えたとき、「健康よりもお金のほうが不安」と考える人は多いのではないでしょうか。そんな不安を払拭してくれる、新しい福利厚生プログラムが誕生しようとしています。今はまだトライアル段階ですが、フィナンシャルドクターが資産形成を指南してくれる「お金の健康診断」が近い将来、企業の福利厚生に組み込まれるかもしれません。
いま、日本にいながら米国株投資をする意味
人気投資ブロガー バフェット太郎が語る
株式投資をしていると海外株にも投資をしたいと思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、海外株への投資にあたってはどのように情報を集め、どこで口座を開設し、どのように投資をしていけばいいのか迷ってしまうためなかなか動けないという声も。本記事では、米国株投資ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」を運営する投資ブロガー、バフェット太郎氏に米国株式投資のやり方、楽しみ方などの話をうかがいました。
ケタ違い“月390万”稼いでも将来が不安な医師の心中
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。町のクリニックで常勤の医師をしています(開業医ではありません)。家族は妻34歳、娘2人(4歳、0歳)、子供が増える予定はありません。夫婦お互い一人っ子で、両親はリタイア済ですが健在。現在は皆、60代後半で、将来的に全員の面倒を看る可能性があります。同居が可能であればその選択肢もありますが、施設に入居しなければいけない場合も人的・金銭的な援助を行うつもりです。妻は看護師でしたが、現在は専業主婦ですので、私一人で一家4人から最大8人を金銭的に支えなければならなくなる可能性があります。将来の出納と資産運用についてアドバイスいただけますでしょうか?【収入】・クリニックより額面月収130万円(手取り月90万円程度)・アルバイト先より額面月収260万円(手取り月200万円程度)・源泉徴収で10%程度引かれていますが、加えて確定申告で30~35%程度を支払っています。・いずれもボーナス、退職金はありません。・5年から10年後、系列のクリニック
「投資=リスク」ではない 20代こそはじめたい2つの理由
2つのメリットを味方につけろ
銀行に預けているだけでお金が増えていく時代は、今や過去の話。筆者がOLをしていた頃の定期預金は年利4.2%、100万円を預けていれば17年で200万円になりました。しかし2017年11月時点での年利は0.01%、倍になるまでにかかる時間は7200年。預貯金だけで資産を増やすには厳しい現実です。「投資に興味がある」「投資してみたい」という人は多いものの、いざ始めるにはなにから手をつければいいのかわからない、難しそうと悩む方は少なくありません。とくに株式投資については、「知識があること」と「できること」は別物です。実際のところ投資に“絶対”はないので損失が出るリスクがあります。
45歳“うつ”で退職…今後の人生5400万円で生き抜ける?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。仕事と人間関係に悩みうつ病を発症、45歳の時に退職しました。病気が治ったら社会復帰したいと思いつつも、現状は症状が思わしくなく、このままリタイヤする可能性もあります。その場合、現在の資産で今後の生活が成り立つのかが不安です。試算した限りでは、90歳まで資金が底をつくことはありませんでしたが、欠けている視点などもあるかと思い、先生のアドバイスをいただけますと幸いです。【現在の収入と支出(基本的な生活費)】収入:傷病手当金28万円、所得補償保険35万円(いずれも期間限定)。支出:基本生活費(家賃、食費等)11.5万円、国民年金1.8万円、国民健康保険1万円、住民税5,000円/年。【今後の収入変化と予測される特別な支出】・保険金の受給終了後は収入の見込なし(保有金融資産の運用益を除く)・結婚、教育費、家購入などの予定なし【退職後の収入・支出見込み】・支出は大きく変化する見込みなし。・厚生年金を70歳繰り下げ受給。年金額年220万円(
夫婦の家計簿:趣味に毎月20万円はさすがに高い?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。夫婦共働き家庭です。生活費はそれほど高くないのですが、それぞれの小遣いが二人とも高いのではと思っています。二人ともお金のかかる趣味(旅行、ライブ巡り、楽器など)を持っていますが、できれば趣味にかけるお金はこのままがいいとお互いに思っています。その代わり子供を作る気はなく、二人だけで老後を迎える予定です。お聞きしたいのは、手取り収入に占める平均的な小遣いの額はどのくらいかということです。夫婦のお小遣いを決める上での、一般的な考え方などについて教えていただけると幸いです。お互いの収入はだいたい同じくらいなので、夫婦間ではできるだけ公平でありたいと思っています。また、将来のためにもう少し貯蓄に回したほうがよいのかどうかも知りたいです。性格上楽観的ではいるものの、遠い未来のことは想像が難しく、漠然とした不安を抱えています。(1)現在の収入金額と支出の傾向【収入】世帯収入:900万円(共働き/手取りは夫婦あわせて月60万円程度)【支出】生活
iDeCoとNISAを使い分けて賢く資産運用する方法
はじめての資産運用は税制優遇制度から
なぜ今、資産運用なのか皆さんは、貯めたお金をどのように管理していますか? 銀行口座にそのまま貯金している、そんな方も多いのではないでしょうか。日本人は、アメリカやEU諸国と比べて、金融資産を現金・預金で保持している人の割合が高い、というデータがあります(http://www.boj.or.jp/statistics/sj/index.htm/)。かつては定期預金に預けておくだけで、お金を増やすことができました。もっとも利息が高かった1991年には、普通預金の金利が3.22%、1年の定期預金の金利は5.78%でした(http://www.boj.or.jp/statistics/pub/sk/index.htm/)。預金しておくだけで、ある程度お金は増えていたのですね。2017年現在、メガバンクの定期預金の利息はおおよそ0.001%。100万円を1年間預けても、利息は100円程度。20.315%の税金が差し引かれますので、手取りは80円弱となります。過去と現在では物価の上昇率が違うため単純に比較はできませんが、預金しておくだけではほとんどお金は増えないことに間違いありません。平均寿命が伸
バブル崩壊で大暴落…失敗を経て学んだ私の投資術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。お金のプロの方々はどのようにお金を運用されているのですか? 成功談ではなく、失敗談を教えてください。(匿名希望)
初心者におすすめ!売れている「お金・投資本」ランキング
3000円から始めるお気軽投資が人気
今売れている「お金・投資本」ランキング(2017年7月~9月)株価好調のニュースを連日聞いて「いっちょ自分も株を買ってみるか!」と考える方が多いのか、証券会社主催の無料投資セミナーは、株を始めたい個人投資家で大盛況だそうです。ひょっとしたら、この記事を読んでいる皆さんの中にも、投資に興味を持ち始めている方がいるかもしれません。しかし、いきなり投資を始めるのはおすすめできません。というのも、市場はプロもアマチュアも同じ土俵で戦う弱肉強食の世界。何の知識もなく参入したら、市場のカモにされて大事なお金を失うことになるかもしれないからです。どうせ投資を始めるなら事前にお金や投資の基本を勉強して、“長期的に勝てる“投資家になりましょう!
世帯収入1300万「老後破産」の可能性はどれくらい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。今年、30年勤続のリフレッシュ休暇を取ることにしました。すでに子供2人は就職し、家計も独立しています。2年前から老後の資金を考慮して、投資信託などを始めました。現状の計画で問題ないか、専門家のご意見をお聞かせください。この休暇をよい機会に定年後の仕事や生き方をじっくりと考えてみるつもりです。【現在の収入金額と支出金額】年収は額面で1,200万円ほど。家内はアルバイトで月6万円程度の収入です。基本的な生活費は月27万円です(食費、車、固定資産税、生活用品、水道光熱費、新聞通信)。【今後の収入金額と予測される特別な支出】2年後の役職定年後に年収は現在の8割ほどになる見込みです。定年は60歳で退職金は2,500万円、確定拠出年金が500万円程度の見込みです。また、60歳まで毎月20万円を財形や投資信託等にまわす計画です。【保有する金融資産】貯金は財形貯蓄が500万円、投資信託200万円、持株会500万円相当です。【現在の負債(住宅ロー
気になる老後資産、“現金神話”頼りで本当に大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。現在59歳ですが、65歳からの年金額では充分ではないため、65歳以降に支給される安定的な収入源を、いまから準備しておきたいと思っています。現在、株式と投資信託を少し持っていますが、これらをいくつか売却し、老後準備を進めるためには、どのような投資や運用法がよいのかをご教示ください。株や投資信託で失敗した経験もあり、65歳以降のことを考えると「現金が安全かな」とも考えています。(50代後半 男性)
“人生の選択肢を増やす” サラリーマン投資家の心構え
悲しい選択をしないために頑張る
投資というと、資金も知識も潤沢にある人が行うものと思われがち。最近は金融商品のバリエーションも増え、会社員のかたわら資産形成をしたい個人投資家などにも広く門戸が開かれている。なかでも時間と手間を省けることから、個人投資家に支持されているのが「インデックス投資」だ。金融市場全体の動きを表す指数に連動する運用方法で、手間がかからず手数料などのコストが低いことから、サラリーマン投資家でも挑戦しやすいことで知られている。有名投資ブロガーとして経済誌にも取材されることも多いkenzさん(40代)も、インデックス投資を推す人物の一人。現在、都内の大手企業で働くかたわら、2007年からインデックス投資をスタート。資産額にしておよそ数千万円、運用益にすると+50%オーバーに達する好成績を残している。そんなkenzさんにインデックス投資をはじめたきっかけや、サラリーマン投資家として望ましい心構えについて聞く。
「サラリーマン大家さん」3人の等身大ストーリー
手に入れた「副収入・安心・将来の夢」
「不動産投資に興味はあるけれど、周囲に実践している人がいなくて始めるのが不安」という人も多いのではないでしょうか。投資額が大きい、ローンを組まなければいけない(借金を背負ってしまう)など、不動産投資には一歩踏み出すにはなかなか大きな決断が必要なのも確かです。では実際に不動産投資を行なっている人たちは、株やFX、不動産など、さまざまな投資を行なっている百戦錬磨の方たちなのでしょうか。私たちのような普通の会社員の方たちなのでしょうか。ここでは、不動産投資に挑戦中の3人の会社員の皆さんにお集まりいただき、始めた経緯や運用成績、投資しての感想などを率直にお話いただきました。不動産投資はもはや身近な投資になっているのです。
アメリカ景気拡大は継続中も、インカム資産へ入れ替えを
J.P.モルガンが考える投資戦略
2017年10月22日(日)、品川・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて開催されたイベント「お金のEXPO2017」。「“人生100年時代”にしっかり使えるマネースキルを」と題した本イベントは、ゲストスピーカーによる特別講演を始め、業界を代表する金融機関の専門家によるセミナーなどが行われ、人生設計、お金の使い方など、さまざまなお金のテーマについて学べる場となりました。当日開催されたセミナーの中から本記事では、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 重見吉徳氏、岡本桂一氏が語った「J.P.モルガンのストラテジスト直伝!低金利を生き抜く運用術」の内容をご紹介します。
老後を前に不安、守りの投資に“アップデート”したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。55歳の自営業者です。同い年の公務員の妻と共働きをしていますが、現在大学3年生の次男が卒業する頃に、妻は退職する予定です。資産は約3,200万円ありますが、自分の仕事も先細り気味で若干将来が不安です。現在行っているキャピタル・ゲイン狙いの資産構成から、インカム・ゲイン狙いの資産へと少しずつ移していきたいと思うのですが、どのような方策が望ましいのでしょうか。NISAの活用方法も含めて教えていただけるとありがたいです。現在の3,200万円の資産内訳は現預金が約3分の1、現物株が約1割、残りが投資信託です。投資信託の内訳は、国内株式45%、外国株式40%、外国債券15%です。家は持ち家ですが、ローンは返済が終わっています。(50代後半 既婚・子供2人 男性)