中国:国民的お買い物イベントに熱狂するフツーの人たち
1日で売上2.8兆円「双十一」の実態
中国最大のEC、アリババグループが毎年11月11日に仕掛ける「双十一(シュアンシーイー、11がふたつ並ぶことから命名。英語名でダブルイレブンとも)」が1日で1,682億元(≒約2兆8,500億円)という驚異的な売上を叩き出したことは、日本でも大きく取り上げられました。ただ、この額はあまりに大きすぎて、数字を聞いてもどれほどの規模なのか実感がわきません。一体、普通の人にどれくらい影響を与えているものなのか?今回は現地からその熱狂の実態をお伝えしたいと思います。
素材ひとつで作れる常備菜「とろける簡単ナスの翡翠煮」
冬の食卓にひんやりおいしい箸休め
忙しい毎日に、作っておきたい常備菜。今回は、素材ひとつで煮込むだけ、だし汁がジュワとおいしいナスの冷たい煮物を作りましょう。皮の服を脱いだナスの色の美しいこと!そんな色を閉じ込めた、涼やかな煮物です。夏もおいしいですが、秋冬の食卓にも、キンと冷えた一品は箸休めに打ってつけ。とろける食感に、家族の頬がほころびますね。
発売30年「サトウのごはん」が初の値上げに踏み切る事情
ロングセラー商品に何があったのか
皆さんは「玄関開けたら2分でごはん」というフレーズを覚えていますか?レンジで2分加熱すればホカホカのご飯ができあがる「サトウのごはん」のテレビCMです。その製造元であるサトウ食品工業が、一部商品の希望小売価格の引き上げを発表しました。発売から30年が経過したロングセラー商品が値上げされるのは、今回が初めて。なぜ、このタイミングなのか。初の値上げの背景には、どんな理由が隠されているのでしょうか。
貸出件数が5年で8倍、レンタルヤギが一般家庭に人気の理由
除草目的以外に癒しを求める声も
ヤギがレンタルできるのを知っていますか?放し飼いにして雑草を食べてもらうといった目的で利用される「除草ヤギ」。そのサービスを利用するのは、意外なことに一般家庭が多いそうです。
アマゾン、セブンに挑む「速配IT八百屋さん」の勝算
3タップで生鮮有機野菜を宅配
食品宅配市場が広がりを見せています。最近では、ネット通販大手のアマゾンが4月に生鮮食品の宅配事業をスタート。流通大手のセブン&アイホールディングスも11月から同様のサービスを始める予定です。そんな大手参入で活気づく生鮮食品の宅配市場にあって、ネット通販としては驚異的なリピート率を記録。今年1月のリリースから1年足らずで、月商が当初の10倍と急拡大を続けているベンチャーがあります。リピーターの心をとらえて離さない「IT八百屋さん」の魅力は、どこにあるのでしょうか。
小売業界で独り勝ち、百貨店はなぜ“復活”したのか
インバウンド消費は「第2幕」へ
百貨店の販売が好調です。日本百貨店協会が発表した9月の全国百貨店売上高は4,351億円(全店ベース)で、既存店(開業から1年以上が経過した店舗)の販売は前年同月に比べて4.4%増加しました。コンビニが4ヵ月連続、スーパーも2ヵ月連続で前年同月の売上高を下回る中、唯一健闘した感のある百貨店。このところ、コンビニや専門店に客を奪われて衰退しているイメージもありましたが、再び元気を取り戻しつつあります。何が百貨店の復活を支えているのでしょうか。
オフィス内コンビニ「プチローソン」がキャッシュレスな理由
メリットは「小銭が不要」だけじゃない
設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」が、2017年7月3日(月)より、東京23区先行でサービスを開始しました。そのねらいや、交通系電子マネーなどだけのキャッシュレス決済にした理由などを、プチローソンの担当者さんに伺いました。
優待株投資で1億6000万円、「株主優待生活」の極意
初心者もサラリーマンもマイペースで資産形成
株主優待ブームの昨今、優待狙いの株式投資に興味を持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、どうせ投資するなら優待だけでなく、値上がり益もゲットして資産を増やしていくのが理想です。優待株投資で1億6000万円の資産を築いたサラリーマン投資ブロガー・V-com2氏に、成功する優待投資の極意を聞いてみました。
“歩くだけ”で野菜やお肉が当たる、健康マイレージとは?
年間2万4,000円の医療費抑制効果
歩けば歩くほど健康になり、ポイントが貯まる。さらに貯まったポイントで特産品や商品券が当たる……いいことづくめのような“健康マイレージ”。各自治体が次々と導入しています。導入の背景には医療費を抑えたいというねらいがあるようです。
鉄道の普及が「公認会計士」を生んだ!?[前編]
簿記の歴史物語 第16回
歴史をふり返ると、経済的繁栄を謳歌した都市には大抵、運河があります。ルネサンス時代のヴェネチア、大航海時代のアムステルダム、そして日本の江戸――。活発な商取引には「物流」がつきものです。歴史のほとんどの時代で、水上輸送がもっとも優れた運搬手段でした。産業革命下のイギリスやアメリカも例外ではありません。18世紀後半から19世紀初頭にかけて、英米では運河の建設ラッシュが始まりました。たとえばロンドン中心部には「カムデン・ロック・マーケット」という東京の原宿のような若者の街があります。この「ロック」とは運河の閘門(こうもん)のこと。1820年に開通したリージェント運河の姿を今に留めています。アニメが好きな人なら、映画『けいおん!』の聖地としてご存じかもしれませんね。産業の発展にともない物資の運搬が盛んになると、運河を掘って通行料を取るビジネスが儲かるようになりました。イギリスでは1758年から1803年の間に、165本の運河法案が議会に提出されました(※当時は運河会社の設立が許可制で、議会の立法が必要でした)。単純計算で、毎年3本以上の運河が新たに計画されていたことになります。この運河ブーム
8月の長雨のせい? 百貨店好調・スーパー苦戦の本当の理由
資産効果が高いものが売れた百貨店
東京では、21日間連続で雨が降り、8月の日照時間が観測史上最短を記録した今年。雨が続いた影響か、スーパーの売上が落ち込んだ一方、百貨店の売上は伸びました。百貨店とスーパーで明暗が分かれた理由について専門家に聞きました。
月給20万でも貯まる人と50万でも貯まらない人の違い
「成り行き貯蓄」になってない?
日々の生活にも、人生にも、切っても切り離せないのが「お金」。それなのに、ほとんどの人がお金についてきちんと勉強したことがないのではないでしょうか。思い出してみてください。学生時代に「お金の使い方」について先生に習ったという人はごくごく稀なはず。両親からはどうでしょうか。「無駄遣いをしたらダメよ」「お年玉は使わずに貯金しなさい」という節約・貯金のススメはあっても、上手な使い方や増やし方について具体的に教わったという人は少ないはずです。
“おいしいものが食べられる”期待が生きる希望を生む
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、クリコ著の『希望のごはん 夫の闘病を支えたおいしい介護食ストーリー』をご紹介します。
起業を目指す30代男性。実は相性がいい投資とは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。野瀬先生は、大手から独立された際に、預金や債券の割合を増やすなど、資産運用の内容についてなにか変えられたのでしょうか。私も、起業を予定していて、7年ほど保有していた投資用不動産などを手放すべきか、考えあぐねています。資産の30%程度なので、あまり大きな割合ではないです。(30代前半 独身 男性)
節約だけじゃない もやしが食材としてレベルが高い理由
栄養のベースアップができる便利な食材
手軽に食べられてシャキシャキとした食感が特徴のもやし。様々な地域で広く栽培が行われています。大量生産が行われているため価格は安く、成分面や栄養面から見ても優れた食材です。
金券ショップを日常使いする人のおすすめ活用術
普段の買い物からレジャーまで
節約上手な人に話を聞くと、必ずといってよいほど活用しているのがクーポンや割引券。たとえ1回当たりの割引金額が100円でも積み重なるとそれなりの家計の節約に。外食やレジャーに欠かせない節約アイテムとしていつもお財布に入れているという人もいるかもしれません。そんなクーポンや割引券がお得に手にはいるのが金券ショップ。クーポンや割引券を金券ショップで購入すれば、さらに大きな節約ができます。
31歳編集者 年収800万でも貯金できないのはなぜ?
稼いでるゆえにお金に無頓着
30代前半にして男性以上に稼いでいる高年収女子が時々マネー相談にやってきます。彼女たちに共通しているお悩みは、「それなりに稼いでいて、特に無駄遣いしていないのにお金が貯まらない……」というもの。確かに、同世代に比べるとかなり稼いでいるのに、ほとんど貯蓄がないというケースは少なくありません。そこで、今回は、31歳年収800万円なのに貯蓄が50万円というAさんのケースをとりあげ、高年収なのに、なぜ、貯まらないのか、その理由を見ていきましょう。
「残念な衝動買い」と「運命の出会い」を分けるもの
ポイントを見極めて無駄をなくす
買い物するつもりはなかったのに、つい手を出してしまう「衝動買い」。あの突然おそってくる激情はなんなのか……。この衝動を抑える術はあるのでしょうか? ちょっと考えてみました。