経済アナリスト馬渕磨理子の「初めての投資」、家庭教育と現実社会で感じたギャップとは?
義務教育の「減点主義」から脱却
経済アナリストの馬渕磨理子です。今は、報道・経済番組への出演や、金融に関する講演をさせていただくようになりましたが、私にも「初めての投資」があります。「投資を始めようか」と迷っている方と、私も一度は同じ思いをしています。今回は、投資のことを「リスクがありそう」「怪しい」「ギャンブルではないのか」と思っていた私が、なぜ始めようと思ったのか、お話します。
「投資は早く始めるべき」は本当なのか?時間が優位に働く「複利の力」とは
老後資金を作るための投資のメリット
お金の面で、豊かになることを実現する手段の一つが投資だと思います。すでに始めている方もいれば、敷居が高いと感じられている方、また忙しくて手をつけられていないという方もいるかもしれません。ただ、これからは投資が必要な時代で、早く始めた方がよいと思います。それには、明確な理由があります。今回は、投資の必要性やメリット、そして投資と時間の関係についてお伝えします。
市場にとって予想外だった?株価の下落要因になった「世界の中央銀行の政策」
アメリカに注目せざるを得ない理由
今回は、「世界の中央銀行の政策」についてのお話しです。株式市場とは切っても切れない関係で、とても重要な存在であると言えます。先週の日経平均やNYダウは、前週に比べて大きく下落しました。その要因として、日本時間の2022年4月6日(水)にFRBのブレイナード理事が、量的引き締め(QT)と呼ばれる資産圧縮について「5月にも急ピッチで始める」と発言した事と、日本時間の同4月7日(木)に開示された3月のFOMCの議事要旨で、FRBの「大規模な保有資産を月額最大950億ドル(約11兆7600億円)のペースで縮小する」と公表された事が嫌気された側面が強いように感じます。なぜ、この2つの事が株価の下落要因になるのかを、簡単に説明します。
日本市場の歴史動いた日−−60年ぶりの再編がもたらす影響は
ルーツは米相場?歴史を紐解く
はじめまして、金融アナリストの三井智映子( @chiekomitsui )と申します。今週、日本の株式市場の歴史が動きましたね。昭和36年に2部市場が創設されて以来、約60年ぶりに東証が市場再編をしたのです。2022年4月4日から、東京証券取引所が新たに「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場で取引をスタートさせました。今回は、市場再編に至るまでの日本の株式市場の歴史についてお伝えします。
カタログギフトに50万円分の旅行券も!40代でFIREした個人投資家・ペリカンが教える「株主優待」の極意
狙うべき1粒で2度おいしい銘柄とは
初めまして、40代でFIREを達成した個人投資家でブロガーのペリカン(@Pelican_Blog)です。私が株式投資を始めたのは約22年前の2000年ITバブル崩壊の数ヵ月前。今では考えられませんが証券会社から企業レポートを数社分もらって、その中で“ピン”と来た銘柄をいくつか購入したのが始まりです。その中のひとつ、トミー(現在はタカラと合併してタカラトミーに)から頂いた株主限定のトミカ(ミニカー)セットが人生初の株主優待でした。株主しか手にすることが出来ない特別感がたまらなく嬉しく、そのワクワク感が私の株主優待投資の原点だったかもしれません。
なぜ投資を難しいと感じてしまうのか—経済アナリスト馬渕磨理子が紐解く「投資の誤解」
はじめるポイントは「家計の視点」
初めまして、経済アナリストの馬渕磨理子(@marikomabuchi)です。報道・経済番組への出演や、金融に関する講演をしていると、「投資って難しい」という声をよく耳にします。「投資を始めたい」と思ったものの、ハードルが高いと感じている方が多いようです。しかし、投資を難しいと感じてしまうのは、“ある誤解”をしているかもしれません。今年から高校の授業でも金融教育がスタートし、投資はより一般的になっていきます。親子で投資の会話も当たり前になっていきそうです。今回は、投資に関する誤解について解説していきます。
富裕層だけのものではない!約35年「株式市場」と向き合って感じた投資の真髄
初心者の投資先の選び方
皆さん初めまして、たけぞう(@noatake1127)と申します。私は昭和63年に証券会社に入社し、その後証券ディーラーを経て、現在は個人投資家である傍ら「誰にでも、わかりやすく」にこだわり、著書『50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資』(ぱる出版)やラジオ出演、セミナーなど多くの舞台で投資手法を伝えています。一人でも多くの投資家が株で収益を上げられるように、日々活動を行っています。今回は、そんな私が資産運用を検討している方に、株式投資の魅力についてお話しします。
安心・安全とリスクについてのお金持ちの考え方、ポートフォリオの本当の意味とは?
一生困らないお金の習慣(2)
お金のない状態からお金持ちになろうという場合には、どこかで何らかのリスクを覚悟する必要があります。その際、お金持ちはどのように考え、行動しているのでしょうか?そこで、経営コンサルティングとしてオーナー経営者を中心に多くの富裕層に接し、自身も事業と投資で富裕層となり、億単位の資産を株式投資で運用する個人投資家でもある経済評論家・加谷 珪一氏の著書『150人のお金持ちから聞いた 一生困らないお金の習慣』(CCCメディアハウス)より、一部を抜粋・編集してお金持ちが「安心・安全」と「リスク」をどのように考えているかを紹介します。
ユニクロの会長とマックの会長でも差がある?本当の「お金持ち」とは
一生困らないお金の習慣(1)
コロナ禍による経済の変動や、在宅時間の増加によって、お金に向き合う人が増えています。「お金持ちになるには、いったいどうしたらいいのか」と悩んでいる方もいるでしょう。そこで、経営コンサルティングとしてオーナー経営者を中心に多くの富裕層に接し、自身も事業と投資で富裕層となり、億単位の資産を株式投資で運用する個人投資家でもある経済評論家・加谷 珪一氏の著書『150人のお金持ちから聞いた 一生困らないお金の習慣』(CCCメディアハウス)より、一部を抜粋・編集してお金持ち特有の思考パターンや行動原理を紹介します。
「株価下落で250万円の損失。収入アップも見込めず」学費の上限が心配なアラフォー夫婦
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳会社員の男性。転職で年収が下がり、今後も大きな収入アップが見込めないなか、保有していた株が下落して250万円の損失が出てしまった相談者夫婦。今後かかってくる2人の子どもの学費の目安が知りたいと言います。FPの伊藤亮太氏がお答えします。
投資の知識は得たけど経験を積むにはどうすればいいのか?実践的な方法を解説
「高配当」株投資(3)
投資に関する知識は学んだけれど、実際に投資をして経験を積み上げていくにはどうすべきか、悩んでいる初心者の方もいるでしょう。そこで、Twitterフォロワー数8万人の現役サラリーマン投資家・長期株式投資氏(@budoukamail)の著書『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して投資をして経験を積み上げていくための実践的な方法を紹介します。
毎年配当が増加していく!「連続増配株」の企業トップ10
「高配当」株投資(2)
株式投資の魅力のひとつに「配当」があります。なかでも、毎年継続して配当の増えている「連続増配株」は、長期保有に適した銘柄といえるのではないでしょうか。そこで、Twitterフォロワー数8万人の現役サラリーマン投資家・長期株式投資氏(@budoukamail)の著書『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して長期保有に適した銘柄を紹介します。
1万円で投資デビュー!初心者が少額からでも始められる投資とは?
投資の種類やメリット・デメリット
投資に興味がある。投資を始めてみたい。でも多くの資金が必要と、リスクが大きそう……と思っている人もいるかもしれません。資産家が多額の資金を用いて売り買いをしていたり、運用=一世一代のギャンブルというイメージは昔の話。今は、投資の超初心者が少額でリスクを抑えて始められる、たくさんの入り口が設けられています。とはいえ、短期的で無茶な投資は、ほとんどの場合上手くはいかず、元手を損なうものになりがちです。今回は、「長期・分散・積み立て」という、ごく基本的なルールに則って始める、主な投資の方法を解説していきます。
Twitterフォロワー数8万人の現役サラリーマン投資家が実践するリスク回避テクニック
「高配当」株投資(1)
どの企業に投資するかを判断するとき、客観的なデータに基づいて投資することで、資産運用の練度は上がり、その精度や再現性も向上していきます。しかし、初心者には難しい用語も多く、つい感覚で投資してしまいがちです。そこで、Twitterフォロワー数8万人の現役サラリーマン投資家・長期株式投資氏(@budoukamail)の著書『オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資 ど素人サラリーマンが元手5万円スタートでできた!』(KADOKAWA)より、一部を抜粋・編集して初心者に覚えておいてほしいリスク回避率を上げる投資指標を紹介します。
強烈な下落相場で投資家が考えるべきこと
基本に忠実であることが重要
世界的に株価の下落傾向が継続しています。日経平均は約1年4か月ぶりに2万4,000円を割りました。一方で、原油先物価格は一時1バレル=130ドルを超え、リーマンショック直前の2008年7月以来の高値を記録しました。株安、商品市況の高騰、未だ収束しないコロナ禍、そしてロシア・ウクライナ問題。多くの投資家が損失を膨らませたと思いますが、このような局面では何を考えればいいのでしょうか?
株主優待銘柄の“売りどき”は?優待をムダにしない選び方、避けるポイントを解説
“使える”株主優待銘柄3選
株式投資の魅力のひとつに「株主優待」があります。企業が株主に対して特別な商品やサービスを提供するもので、株主優待を主目的に企業の株を買う投資家もいます。一方で、株主優待に興味はあるけれど「どれを選べばいいかわからない」「個別株投資はハードルが高い」と感じている人もいるのではないでしょうか。今回はそんな株主優待について、銘柄の選び方や個別株投資への考え方を、株式会社マネーフォワードの執行役員サステナビリティ担当CoPA (Chief of Public Affairs)の瀧俊雄氏に話を聞きました。
株式市場の注目はすでに「ウクライナ後」へ?株価の見通しを解説
先行きが不透明なときに市場は動揺する。
ロシア軍のウクライナへの攻撃開始が伝わった2月24日の東京市場では日経平均が大幅安となり、心理的な節目の2万6,000円をあっさり下回りました。海外時間になると本格的な侵攻のニュースが伝わり、NY市場ではダウ平均が朝方に859ドル安となる場面がありました。こうした動きを目にして、この先のマーケットはどこまで下落するのだろうと不安になった方も多かったのではないでしょうか。<写真:AFP/アフロ>
ウクライナ問題で世界は緊迫!株価はどうなる?直近の動向を総復習
相場状況がよくないときにできること
昨年後半まではコロナ相場により堅調に推移していた株式市場ですが、2022年に入り世界的に金融政策が緩和から引き締めへと転換され、価格水準を切り下げています。日経平均株価も昨年は2万7,000円から3万円近辺のレンジでの推移が続いていましたが、先月1月27日には2万6,000円台前半まで水準を切り下げ、不安定な値動きとなっています。2月に入ってからはロシアによるウクライナへの侵攻への懸念が高まり、市場は更なる変動にさらされています。今回はウクライナ情勢について状況を整理し、今後のマーケットとの向き合い方について予習して行きましょう。※本記事は2022年2月21日執筆時点の情報をもとに制作しています。