ビッグモーターの不祥事に考える、上場会社の事件・事故後に株は買いなのか?
企業の不祥事と株価 ~急落後に狙うのはアリ?
最近、中古車販売会社ビッグモーターの不祥事が話題を集めています。さまざまなメディアが毎日のようにこの件を取り上げていますから、大半の人は耳にしたことがあるでしょう。保険金の水増し請求に端を発し、パワハラや店舗前の街路樹への除草剤散布など、次々と新たな疑惑が発覚。8月23日には、同じく中古販売を手掛けるグッドスピードに保険金水増しの疑惑が浮上するなど、まだまだこの問題は尾を引きそうです。
よゐこ有野、株式投資でのNG行動に驚き「仕方ないことじゃないの?」
株式投資の世界(4)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年8月は個人投資家でCFPの藤川里絵先生に、株式投資について伺いました。今回は、「株式投資の始め方」について。最初にやらなければいけないこと、何かわかりますか?
よゐこ有野、株式投資にハマる理由に納得「ゲームと共通するところがある」
株式投資の世界(3)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年8月は個人投資家でCFPの藤川里絵先生に、株式投資について伺いました。今回は、「投資スタイル」について。それぞれどんな違いがあるか、ご存知ですか?
株式投資のリスクを減らす【累進配当】とは?長期投資向きでGPIFも採用か
2023年に公表した企業5社
投資をしている方なら誰しも「効率が良く、安定している投資方法が無いか?」「どんな商品や銘柄が良いのか?」「なるべく失敗やリスクが少ない方法を……」などと、あれこれ考えた事があると思います。しかし「投資」とは、自己資金を投じることで利益を見込むものです。銀行の預貯金とは違い利益は確約されず、元本も保証されていません。大きな前提としてリスクが付きものです。とはいえ、株式投資に対して少しでも不安要素を拭いたいのは誰でも同じだと思います。今回は、株式投資のリスクを少しでも減らして投資をしたい方、特に長期投資を考えていらっしゃる方、これから株式投資を始めてみたい方などに役立てていただきたい、「累進配当」について紹介したいと思います。
初心者が覚えておくべき【長期投資】の優位性と実践方法
成功に必要なこととは?
投資とは、「未来の豊かさを手に入れるための旅」と捉えることができます。未来の豊かさのためだからこそ、その旅を急ぐ必要はありません。長い目で見れば、道中の揺れや突然の嵐も、大きな流れの中での小さな出来事に過ぎないのです。今回は投資初心者の方が長期投資を検討するために、長期投資の優位性や、その際には分散投資が有効だということ、そして分散投資の適切な実践方法を解説していきます。
パズドラにウマ娘…ゲームのヒットで株価はどう動いた?よゐこ有野「うぉ~、すごい!」
株式投資の世界(2)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年8月は個人投資家でCFPの藤川里絵先生に、株式投資について伺いました。今回は、「株価はどうやって決まるか」について。なぜ株価は上下するのでしょうか?
よゐこ有野、【株主優待】の動向にショック「どうして?」
株式投資の世界(1)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年8月は個人投資家でCFPの藤川里絵先生に、株式投資について伺いました。
日経平均上昇で注目したい【高配当銘柄】、10万円以下で購入できる6選
約33年ぶりの高値
近頃、日経平均株価上昇のニュースを耳にする機会が増えているかもしれません。活況となっている日本市場を見てみると、日経平均株価は先週6月16日(金)の終値で3万3,706円をつけ、約33年ぶりの高値を更新しています。また、6月13日(火)には、プライム市場全体の時価総額が初めて802兆円となり、過去最高額を記録しました。プライム市場が東証一部と呼ばれていた頃も含めて800兆円を超えたことは無いので、とても大きな出来事だったと思います。2023年3月末から率にして約12%の増加、金額で87兆円も増えている状況です。約2ヵ月半の期間で急上昇している事が分かります。牽引している銘柄はトヨタ自動車(7203)、ソニーG(6758)、キーエンス(6861)、NTT(9432)、東京エレクトロン(8035)など、時価総額が大きい企業です。しかしアメリカ市場の総時価総額は約6,000兆円ともいわれます。ようやく800兆円を超えた日本市場との差は約7.5倍で、規模の違いがひと目で分かります。時価総額トップを誇るアップルは日本円で約395兆円と、同社だけで日本市場の半分の時価総額です。過去、世界の総時価総
株主優待に配当金も…ひと粒で2度おいしい6月の【欲張り銘柄】3選
配当金は増配傾向
株主優待を毎年300個以上取得している筆者は、株主優待が届くといつも至福の喜びを感じますが……最近は株主優待だけではなく、配当金もしっかりと頂きたいと思うようになり、タイトル通りひと粒で2度おいしい「欲張り株」を常に物色しています。今回は、配当金も株主優待もバランスが良く、筆者も長期で保有している銘柄を3つ紹介します。
円安が進んだら、インフレが進行したら…投資家に必要な「連想力」を磨く方法
4つの事例から考える
株式投資は連想ゲーム−−多くの投資家が共感するこの言葉には、株式市場を理解するための重要な鍵が隠されています。経済の動向、社会の変化、業界の特性など、膨大な情報から一つの予測を導き出すためには、情報を結びつけ、連想する力が求められます。今回は、投資初心者や日本株に興味をお持ちの方々に向けて、連想ゲームと呼ばれる理由について、具体的な事例をもとに解説していきます。
メイク需要が追い風に!進む“脱マスク”で恩恵を受ける黒子企業とは
日本を代表するビューティー企業の決算は?
日経平均株価は、バブル後の高値を33年ぶりに上抜けて31,000円台に乗せてきました。上昇の要因は、下記が考えられます。カリスマ投資家であるバフェット氏が日本株に好意的な発言をしたことPBR1倍割れ銘柄に対する東証の改善要求により、日本企業が株価上昇を意識し始めたことしばらくは日本の金融緩和政策が続きそうであること期待以上に日本の存在感をアピールできた広島サミットインフレ高止まり、金融不安を抱えた欧米に比べて安心感があること国内外から半導体関連に関する投資が活発化していることこれらに加えて、各国に遅れてやってきた“脱マスク”の効果もかなり大きいと思っています。というのも、マスク着用が個人の判断に委ねられてから、しばらくはまだまだマスク着用者が圧倒的に多かったものの、ゴールデンウィークを挟んだのちは、徐々にノーマスク派が増加しています。わたしは真っ先にマスクなしの生活を堪能しておりますが、なんと清々しいことか。制限なしに行きたいところへ外出できる開放感を存分に味わえる−−そんな気持ちの昂揚が、日本景気を明るくしていることは間違いありません。うっかりお財布のヒモもゆるくなっていることでしょ
日経平均3万円超えも市場では降格ラッシュ?上場している企業が降格するとどうなるのか
東証フォローアップ会議の影響とは
2023年5月17日(水)、日経平均株価は3万93円59銭となり2021年9月以来、約1年8ヵ月ぶりに3万円台を回復しました。要因として4月から、海外投資家の買いが継続していると見込まれいます。日本株への先高期待感や為替市場での円安進行、5月17日(水)に内閣府が発表した2023年1-3月期GDP速報値が前期比0.4%増、年率換算で1.6%増と3四半期ぶりのプラス成長で、先進国では遅れてのコロナ禍からの経済回復で個人消費も伸びていることに加えて、インバウンド期待もある……と、理由はいくつか考えられますが、東証のPBR1倍割れ企業に対しての取り組みもその一因となっているのではないかと感じています。今回は東証のPBR1倍割れの企業に対しての取り組みを、投資家はどう捉えるべきなのか−−仮に上場維持基準を満たせず、プライム市場からスタンダード市場に降格した場合、どのような影響があるのかを考えていきましょう。
相次ぐ米銀行の破綻、債務上限問題、インフレ…。米国への投資はいまどうするべきか
個別銘柄や債券に投資している人は要注意
シリコンバレー銀行の経営破綻からはじまり、シグネチャー銀行、ファースト・リパブリック銀行などここ数ヶ月で複数の銀行が経営破綻しました。一部の有識者やメディアは「リーマンショックの再来」と表現しています。日本では米国株に投資する投資信託や米国の個別銘柄、債券などに投資をしている個人投資家も多くいるため、今後の米国経済や株式市場の行方に不安に感じている方も多いかと思います。今回は不安を小さくするために、まずは米国が抱えている問題点を整理したうえで、どのような投資行動をとればいいかを書いていきます。
コクヨの株価が決算発表後に右肩上がり、その裏で伸びた銘柄とは?
“二匹目のドジョウ”を狙う方法
日々発表される決算のチェック作業は、投資家にとっては重要なイベントです。決算発表をきっかけに株価が上昇し始めることも多いため、その初動を捉えたいなら、発表当日にチェックするのがベストです。とはいえ、1日で何百社、混み合う日には千社以上の発表が重なりますから、すべてに目を通すのはきついもの。専業投資家ならまだしも、会社員として働いている個人投資家の方でしたら睡眠不足で日中の仕事に差し障りがでます。そこで、効率よく当たり銘柄を見つける方法として、好決算で株価の反応がよかった銘柄の“二匹目のドジョウ”を狙う作戦を紹介します。
決算発表の翌日に爆上げ!投資家が反応した3つの銘柄の共通点とは?
3月決算企業が本決算を発表するタイミング
ゴールデンウィーク前後は毎年、決算発表が集中するため、休みボケなどとは言ってられません。とくにこの時期は、3月決算企業が本決算を発表するため、投資家からの注目度がもっとも高く、寝る間を惜しんで決算チェックをしている強者もいることでしょう。わたし自身は、すべての決算内容に目を通すほどのマニアとは言えず、決算発表後に株価の反応がよかったものだけを、どれどれとチェックする、後出し投資法を実践しています。決算発表後の株価の動きは、よくても下げたり、悪くても上げたりチグハグな動きをすることが多々あり、一筋縄ではいきません。好決算を期待した先回り買いで、被曝したこともしばしば。そういった悲劇を避けるため、決算後の株価の反応を見てから参戦するのが良策です。今回も、決算発表の翌日に暴騰した銘柄を物色していたところ、いつもとは少し違った傾向に気づきました。
株主優待と配当金、ひと粒で2度おいしい!5月の【欲張り銘柄】3選
ペリカンも毎年取得
株主優待銘柄を取得したら、優待品が届くのが楽しみですよね。今回はタイトル通り、5月に権利確定する株主優待と配当金がバランスよく両方もらえる欲張りな3銘柄を紹介します。筆者も実際に毎年取得しており、とても気に入っている銘柄です。よかったら参考にしてください。
カルビーにカゴメも苦しんだ三重苦から食品株がリベンジ相場へ−−まだ割安感がある2銘柄
日本人はデフレマインドから脱却したのか?
アメリカでは相次ぐ地銀の破綻で、金融不安が燻っています。一方で、マイクロソフトやメタなど、ハイテク企業の決算が思ったほど悪くないことや、雇用や消費に関する指数が良好なこともあり、アメリカ経済が後退するの? しないの? どちらかはっきり断言できない状況が続いています。とはいえ今後、銀行の融資に関する締め付けが厳しくなれば、企業の設備投資が鈍ったり、個人消費が落ち込んだりと、実体経済にも確実に悪影響があります。もちろんアメリカ経済の落ち込みは、日本にとって対岸の火事では済まされません。日本経済への影響も避けられないことを思えば、積極的に株を買う気にはならないはずです。ところが、2023年に入ってびっくりするほど右肩上がりの業界があります。昨年、2022年は「原材料高」「円安」「人件費高騰」の三重苦に痛めつけられた食品業界です。食品株指数のチャートをご覧ください。画像:TradingViewよりまるで竜が天に昇っているかのような、見事な上昇っぷり。食品といえば、わたしたちにもっとも身近な業界ですが、それゆえにスター株になることはあまりありません。ところが今年、2023年は何かが違う印象を受け
現物取引のみの投資家も見ておくべき【信用倍率】とは
投資家の動向を知る指標
株を現物取引のみで行っている方も多くいらっしゃると思います。現物取引のメリットは、長期で株を保有していても決済期限が無いので、購入後ずっと持っていられる事だと思います。例え買った株が値下がりしようとも、保有期限の制限がありませんので、気が楽なのだと思います。しかし、いつまでも決済しないでいられることが良い場合もあれば、そうではないこともあるように思います。どんな悪材料が出ようとも、そのまま株を保有し続ける事は賢明ではないと思います。「期限がないから損切りをしない」という方を時々お見かけしますが、やはり資金のマイナスを日々抱えながら過ごすことは、メンタル的にも辛いものがあると思います。