悪い決算の翌日に株価が上昇…悪材料出尽くしで買いに転じたは本当なのか?
株チャート最強の教科書(3)
株トレードにおいてエントリーや利益確定を判断する根拠は、多ければ多いほど、その精度は上がっていきます。そこで、副業アカデミー「株式投資講座」の講師を務める山下勁 氏の著書『株チャート最強の教科書』(SBクリエイティブ)より、一部を抜粋・編集してトレードのテクニックについて解説します。
移動平均線、高値と安値…株のトレード精度を高める条件
株チャート最強の教科書(2)
株のトレードで稼ぐためには、エントリー時点で株価の動きを予測し て上がると思ったら「買い」、下がると判断したら「空売り」し、予測通りに株価が動けば利益確定をします。そこで、副業アカデミー「株式投資講座」の講師を務める山下勁 氏の著書『株チャート最強の教科書』(SBクリエイティブ)より、一部を抜粋・編集して株のトレード精度を高める方法について解説します。
海外での売上が伸長!業績好調な老舗の筆記具メーカー・三菱鉛筆は過去最高益を超えられるのか?
欧米で人気となった商品とは
高校1年生の娘の筆入れは、ちょっとした化粧ポーチくらい大きい。シャープペンシル、蛍光ペン、多色ペン、その他もろもろ……いったい何本のペンが入っているのでしょう。一方、わたしの筆入れには、4色ペンが1本、サインペンが1本、赤ペンが1本のみ。ほとんどの記録をデジタルデバイスで行なっているため、アナログの筆記具を使うことがめっきり減ってしまいました。そのため、筆記具メーカーを投資対象として意識したことはほとんどありません。ところが、日本の筆記具が海外で人気と、あるテレビ番組で紹介されており、俄然興味が湧いてきました。直近、海外売上比率が急増している三菱鉛筆(7976)の決算短信を見てみましょう。
トレードは年3~4回?株式投資初心者が売買すべき局面とは
株チャート最強の教科書(1)
日々、株価は上下し、その理由はさまざまあります。株式投資をはじめると、いつ買うべきか・いつ売るべきか、悩む方が多いのではないでしょうか。そこで、副業アカデミー「株式投資講座」の講師を務める山下勁 氏の著書『株チャート最強の教科書』(SBクリエイティブ)より、一部を抜粋・編集して株式投資初心者が売買すべき局面について解説します。
断トツに多い3月の株主優待銘柄、年300以上取得するペリカンが本当に満足した銘柄とは?
3月に権利確定する株主優待銘柄3選
3月といえば、株主優待を実施する企業が1年の中でも断トツで800社にものぼる、株主優待好きには待ちに待った“優待祭り”の月。長年、株主優待投資をしている筆者も毎年この時期は、限りある資金と絶対に欲しい銘柄、既に保有している銘柄など、どうやって優待パズルを完成させようか悩んでいます。今回紹介する3選は、筆者にとって絶対に外せない銘柄ですので、よければ参考にしてみてください。
業績悪化で従業員を解雇しているのに、なぜ株価があがるのか?
日本人の感覚では理解しづらい投資の常識・非常識
コロナショック後の回復局面から、インフレ長期化による景気減速懸念へとシフトしていくなかで、昨年2022年くらいから、米大手のITや金融、メーカーやサービス業など幅広い業種において、従業員を解雇する動きを伝えるニュースが目立つようになり、業績回復期待などで株価が上昇するケースもありました。そこで今回は、従業員の解雇によって株価が上昇する現象など、日本人の感覚としてはなじみのなさそうな投資の常識・非常識の一部を解説します。
投資信託や銘柄にも直結する【インフレ】を見極めるための5つの指標
経済指標をおさえるメリットとは
今回は、投資信託や銘柄にも直結する、注目すべきインフレ関連の経済指標について紹介します。インフレ関連の経済指標をおさえることで、3つのメリットが考えられます。
コロナから復活し過去最高益の美容家電トップメーカー、株価が冴えない理由は?
株価が過去最高を超えるポイント
コロナによる行動規制が解除され、電車に乗る機会がふたたび増えています。いつのまにか電車内での広告は、グラフィックではなくムービーが主流に変わっていました。転職、金融、増毛、結婚……。車内広告には、世相が如実に現れますが、最近よく見かけるのは美容家電の広告です。マスク生活によって肌荒れしてしまった、Zoomにうつる自分の顔の“あら”が気になる、さらにはマスクレスの生活に備えて肌を整えるなどなど、女性だけでなく男性も美容への関心度が高まっているようです。
東日本大震災から12年、現在までの市場の推移と資産形成において覚えておくべきこと
投資家が学ぶべき教訓
2011年3月11日(金)、前週の米雇用統計の影響もあり株価が軟調に推移するなか、14時46分、東日本大震災が発生しました。当時、筆者は日経225先物の買いポジションを保有していたものの、大引け(取引時間の終了、当時は15時10分)が迫るなか、地震が恐くて取引どころではなかった記憶があります。資産形成の重要なポイントとして、長期・積立・分散があげられますが、長期で投資を行っていくなかで、天災や戦争など、自分の力ではどうすることもできないことが発生する可能性もあります。
よゐこ有野、金融のプロが明かす資産形成のコツにショック「早く始めておけば…」
投資の基礎知識(4)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年2月は金融教育家の塚本俊太郎先生に、投資の基礎知識について、タレントで元「アイドリング!!!」14号の酒井瞳さんと一緒に学びます。今回は、「資産形成で重要なキーワード」について伺いました。3つあるといいますが、皆さんはわかりますか?
放置されてきた【PBR1倍割れ企業】に東証がメス−−日本市場はどう変わるのか?
背景に「物言う株主」の存在も
今年に入り、東証が開催している「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」の資料が話題を呼んでいます。2023年1月10日(火)と1月25日(水)、両日の資料で中長期的な企業価値向上に向けた取り組みの動機付けと題し、上場会社の資本コストや株価・時価総額への意識改革やリテラシー向上を促し、改善に向けた取り組みを促進すると掲げました。具体策として、継続的にPBRが1倍を割れている会社には、開示を強く要請します。実施時期は今年の春からとしており、早急に企業側にプレッシャーを与えたように感じます。
テンバガー(10倍株)になりやすい条件とは?金融アナリストが注意点とあわせて解説
2021年・2022年のテンバガーも
「テンバガー」という言葉をご存知でしょうか?テンバガーとは、英語で10のtenと、野球の俗語で「塁打」を意味するbaggerをあわせた言葉で、10倍以上の株価成長を見せる銘柄のことを指します。皆様のなかには、テンバガーの銘柄を持って、利確した経験がある方もいらっしゃるかもしれません。テンバガー銘柄を予想できれば10万円が100万円に、100万円は1,000万円になります。一攫千金が狙えるということで夢が膨らみますが、テンバガーの予想はプロでも難しいと言われます。今回は2021年、2022年にテンバガーとなった日本の銘柄と、テンバガーになりやすい条件について、私なりの考えをまとめてみましたのでお伝えします。相場の値動きを知るだけでも知見が溜まっていくと考え、毎回恒例の一週間の相場まとめもありますので、どうぞ最後までお付き合いください。
FRBの金融政策、米国景気、日銀総裁の交代…今後の日本経済に大きな影響を与える4つの要因とその影響
投資で知っておくべきこと
3月決算企業の決算発表が終了しました。全体としては下方修正が相次いだかなり厳しい決算と言えそうです。
「ウルトラマン」ブームで株価が1年で10倍!投資家が上昇初動で捉えることは可能だったのか?
過去の決算を検証してわかった変化の兆し
「今期経常を83%上方修正、配当も40円増額」円谷フィールズホールディングス(2767)の決算発表ヘッドラインを見て、思わず「まじで?」と、驚きの声を上げてしまいました。よい数字が出るであろうことは、ここまでの決算の流れを見れば予想できたものの、その予想をはるかに超える好決算です。
よゐこ有野「株主優待を狙おうと…」金融のプロが指摘する問題点とは?
投資の基礎知識(3)
お笑い芸人・よゐこの有野晋哉さんが、毎月さまざまな専門家をゲストに迎えて、お金の知識を身に付けていく「お金の知りたいを解決!お金の学園〜学級委員・よゐこ有野晋哉〜」。2023年2月は金融教育家の塚本俊太郎先生に、投資の基礎知識について、タレントで元「アイドリング!!!」14号の酒井瞳さんと一緒に学びます。今回は、「金融商品を選ぶ基準」について伺いました。株主優待に憧れがある2人ですが、金融のプロが勧める投資方とは?
イオンに吉野家も…日常生活に密着した優待が多い2月の権利確定銘柄
実は人気の銘柄が多い月
株主優待といえば3月、9月の権利確定が多い印象ですが、実は2月も人気の銘柄が多い月です。スーパーマーケット、百貨店、飲食店など、日常生活に密着した優待が多くあります。いくつか見ていきましょう。
医療、介護、事業承継…「2025年問題」の恩恵を受ける企業は?
アナリストが投資家目線で紐解く
「2025年問題」というのをご存知ですか?団塊の世代が2025年に、75歳以上の後期高齢者となることによって、日本の人口の年齢別比率が変化し、全人口の4人に1人が高齢者という超高齢化社会を迎えるということを指します。団塊の世代は昭和22(1947)年から昭和24(1949)年に生まれた方々で、総務省が発表した「統計からみた我が国の高齢者」によると、団塊の世代を含む75歳以上人口は1,871万人(総人口に占める割合は14.9%)で、80歳以上人口は1160万人(同9.2%)とのことです。超高齢化社会を迎えることによって、社会や私たちの生活に問題が出てくることも予想されます。
東大卒の億り人が教える出口戦略とリスク管理の考え方、重要なのは「タイミングの時間分散」
東大卒億り人が考案したロジカル株式投資(3)
積立投資で増やしてきた資産を切り崩すタイミング−−出口戦略においては、どのようなことを意識すべきなのでしょうか?そこで、東大卒の専業投資家・東大ぱふぇっと( @utbuffett )氏の著書『東大卒億り人が考案したロジカル株式投資 市場平均を超えるリターンを手に入れる超合理的な方法』(SBクリエイティブ)より、一部を抜粋・編集して「出口戦略とリスク管理」について解説します。