期間延長、住宅ローン控除は消費税10%でどう変わる?
今年の税制改正は“消費税率引き上げ対策”
前回の記事では、2019年度の税制改正のテーマは“消費税率引き上げ対策”であるとお伝えしました。今回は、“消費税率引き上げ対策”のうちのひとつである「住宅ローン控除」の改正についてお話していきたいと思います。そもそも住宅ローン控除とは何かを解説してから、改正の内容を紹介します。
育休中は正社員の妻を扶養に!「配偶者特別控除」の活用法
節税効果だけでなく保育料が安くなる可能性も
正社員の妻でも育休中の間は「配偶者控除」「配偶者特別控除」を活用して税金が低くなるかもしれないことをご存知でしょうか?配偶者(妻)が正社員や年収が高い場合「税金の控除は関係ない」と思いがちですが、育休中など年収が低い場合は、控除対象になる可能性があります。さらには、復帰後の保育料も安くなる可能性もあります。今回は、育休中の子育て世帯がチェックしておきたい「配偶者控除」「配偶者特別控除」について、ご紹介します。
被災地に代わり他の自治体が寄付を集める、ふるさと納税の意外な活用法
ふるさと納税のことをもっと知ろう
平成最後の今年の漢字が「災」に決まりました。2018年は、地震や台風などの自然災害が次々に日本列島を襲った年。困ったときはお互いさまということで、被災地を応援しようと、いろんな形でいろんな人が被災地支援を行う姿を目にするようになりました。実はふるさと納税はいま、被災地支援の一手段として一般的になりつつあるということをご存知でしょうか。今回の記事がふるさと納税シリーズの最後となります。ふるさと納税をもっと楽しめるようなテーマとして、[1]ふるさと納税によくある失敗談と、[2]ふるさと納税のちょっと意外な活用法について取り上げたいと思います。
ふるさと納税で損をしないために、知っておきたい税金のこと
ふるさと納税のことをもっと知ろう
街にクリスマスの音楽が流れ、イルミネーションが綺麗に輝く時期は同時に、ふるさと納税のラストスパートの時期でもあります。会社員の方は12月にボーナスが支給されると年間の収入金額がほぼ確定しますし、自営業の方も12月に入れば年内の収入がだいたいわかるかと思います。これから、ふるさと納税の最終的な調整をするという方も多いでしょう。今回は、ふるさと納税シリーズの第三弾として、ふるさと納税の肝となる「税金」についてのお話をしていきたいと思います。
5つのステップでできる!ふるさと納税の手続きと注意点
ふるさと納税のことをもっと知ろう
「今年のふるさと納税、どこにした?」――みなさんの職場やご家庭で、そんな会話が聞こえる時期となってきました。早いもので2018年も残すところあと1ヵ月。毎年ふるさと納税をしている方は、そろそろラストスパートをかける頃かと思います。もしかすると、12月の1ヵ月だけでふるさと納税を終わらせるという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、ふるさと納税シリーズの第二弾として、ふるさと納税の手続きはどうすればよいのか、どういう基準で寄附する自治体を選んだらいいのか、手続きをする上での注意点についてお伝えしたいと思います。
多くの人が見落としている「ふるさと納税」本当の魅力
利用率No.1サイトで賢く選択
2018年も残りわずか。毎年、年末になるとにぎわうのが「ふるさと納税」の駆け込み需要です。ふるさと納税という言葉自体は今や認知度が90%を超えるものの、実際に行っている方は15%という話もあります。あと一歩が踏み出せていない理由として「具体的なメリットがわからない」「手順がわからず面倒だ」という声を耳にします。そこで今回は、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する、トラストバンクの広報・田中絵里香さんにインタビュー。ふるさと納税の手順やメリット、ふるさとチョイスの活用法など、これから初めてふるさと納税を行う方、行ったことはあるけれど今年のお礼の品を迷っている方にとって必読のお話を聞きました。※サブタイトルの「利用率」は2018年10月11日~12日 調査委託先:マクロミル
利用者激増!10年目を迎える「ふるさと納税」はどんな制度?
ふるさと納税のことをもっと知ろう
あなたにとって、「ふるさと」とはどこですか? そこは、必ずしも生まれ育った土地ではないかもしれません。ふるさと納税の“ふるさと”も、それと同じように、必ずしも生まれ育った土地ではない場所を包含する概念になっています。今年、ふるさと納税の制度は、スタートしてからちょうど10年という節目を迎えました。制度を利用しているかどうかはさておくとしても、ふるさと納税という言葉を聞いたことがないという人はいないくらい、ふるさと納税は全国的に浸透しています。ふるさと納税シリーズ第一弾は、ふるさと納税の制度趣旨と概要、見直しの動向についてお伝えいたします。(※なお、本シリーズでは特に断りのない限り、個人のふるさと納税を前提としています)
ふるさと納税をするときの具体的なやり方解説
初心者のためのふるさと納税
年末が近づき、話題になるのが「ふるさと納税」。ここ数年、お得度もアップし、ふるさと納税を利用する人が増えています。前回、実は簡単「ふるさと納税」、税金が安くなるのはどういう仕組み?を紹介しました。実際、次はどうすればいいのか、具体的な手順を紹介します。
実は簡単「ふるさと納税」、税金が安くなるのはどういう仕組み?
初心者のためのふるさと納税
たとえば、○○市に2万円寄付をする→もともと自分が納めなければならなかった税金が1万8,000円少なくなる→寄付先から肉や魚、米や酒、果物などの返戻品がもらえる。上手に寄付すれば自分の持ち出しは2,000円だけ。ふるさと納税を簡単に言うとこうなります。ここ数年、使いやすくお得度がアップしたため、ふるさと納税をする人が急増しています。一方、この制度を推し進めていた総務省が、返戻品競争の過熱ぶりに待ったをかけ、返戻品を寄付金額の3割以下にするよう要請したり、見直しをしていない自治体名を公表したり……と改正の動きも出ています。あらためて今回は話題の「ふるさと納税」の基本的な仕組みとやり方、注意点などを取り上げましょう。
プレ定年夫婦が税金を払わずに資産形成できる方法
夫婦2人で1,600万円の非課税の隠し口座を活用しよう
いま50代夫婦が最も気になることは、老後のお金ではないでしょうか?正面から取り組むのは怖いので目を背けたくなるところではありますが、50代は人生100年時代の折り返し地点、お金や夫婦関係・人生を見直すラストチャンスと言えます。
生命保険料控除の有効活用してる?節税から考える保険見直し
○万円が節税の効果が一番高く、それ以上は効果が低い
10月、11月ともなれば、来年のカレンダーや手帳が売り出されて、年末が近づいてきたと感じますね。年末といえば、会社員なら年末調整が待っています。その年末調整に添付する保険料控除証明書のハガキが、そろそろお手元に届きはじめます。会社の担当部署から「〇日までに提出してください」と言われて、年末調整の申告書を書いている人も多いはず。でも、節税できて手取り収入が増えていると知れば、年末調整の関係書類に記入する意欲も変わってくるかもしれません。今回は、「面倒くさい」と思って記入している生命保険料控除について詳しく知って、加入している保険が有効に使えているかを考えてみましょう。
扶養内で働く主婦がiDeCoに拠出、知っておきたい年収の壁
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。年収130万以内のパートで働き、主人の扶養に入っています。税金の支払いとiDeCoについて教えてください。年収を103万円に抑えている場合と130万円まで働いた場合で税負担に違いはあるのでしょうか。また、iDeCoに月2万3,000円を拠出する場合、年収103万円と130万円では税金や社会保険料の負担に違いはありますか。〈相談者プロフィール〉・女性、54歳、既婚(夫:会社員)、子ども2人(大学生)・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯年収:1,000万円・毎月の支出目安:50万円・貯金:1,500万円・投資:700万円
なぜ、副業は確定申告をすると会社にバレてしまうのか?
副業をはじめよう
これまでの連載では、副業にあたる仕事から確定申告の方法までお伝えしてきました。シリーズ最後の今回は、副業に関して寄せられる質問の中で最も多い、「副業って、どうすれば会社にバレないの?」にお答えしたいと思います。副業解禁時代を政府が後押ししているとはいえ、副業が解禁されている会社はまだそこまで多くはありません。また、副業が認められていても、会社や上司の承認を得る必要があり、ハードルが高いという場合や、副業をしていることをできれば会社に知られたくないということもあるようです。そこで、副業をするとどこからどう会社にバレてしまうのか、あるいはバレないのかについて、お話したいと思います。
確定申告前に確認したい、個人事業主が経費にできるもの
事業かプライベートか、その判断基準は?
2018年も残すところわずかとなってきました。個人事業主にとっては、年に一度の決算の締め切り日が近づいてきたということでもあります。今回は、確定申告であわてないために、個人事業主が経費にできるものについてお伝えしたいと思います。経費にできそうで、実は経費とはならない支払い、また、プライベートと切り分けの難しい経費や、領収書がない経費の取り扱いについてもみていきましょう。
住宅ローンの繰上げ返済とiDeCo、どちらを優先するべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫婦共働きです。今年、ペアローン35年で自宅を購入しました。現在iDeCoを夫婦で月36,000円掛けていますが、この掛金額を減らして住宅ローンの繰上げ返済に回した方がよいのでしょうか。住宅ローンの繰上げ返済とiDeCo、どちらを優先すべきでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:39歳・会社員)、子ども2人(小1・年中)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:60万・毎月の支出目安:62万円・貯金:300万円・投資:20万円
「子どもが生まれたら学資保険」はデメリットしかない!?
返戻率という言葉を正しく理解しよう
最近、子育て世代のママたちから「教育資金の備えは学資保険がいいの?他にオススメな方法はないの?」という不安や悩みを聞く機会が多くなっています。「子供が生まれたら学資保険」は教育資金を準備する方法として今でも有効なのでしょうか?
副業で実際いくら稼いでる?赤字なら還付の可能性も
副業をはじめよう
前回の記事では、住民税については1円でも副業収入の所得があれば、申告が必要だということをお伝えしました。今回は、副業でみんないくら稼いでいるのか、赤字の場合は申告は不要なのか、所得20万円超なのに申告を忘れてしまったらどうなるのかについて、解説していきたいと思います。
パート主婦が合法的にヘソクリ作りできる方法とは?
2018年度から税法上の扶養ルールが変更に…
2018年度から税法上の扶養ルールが変更になったのはご存じでしょうか?扶養という制度に対しては今後、外堀が埋められていく方向に進んでいくと思われますが、その中でもできることはやっておきたいものです。今回は、パート主婦が知っておくと役立つ扶養ルールについてお話しします。