プレ定年夫婦が税金を払わずに資産形成できる方法
夫婦2人で1,600万円の非課税の隠し口座を活用しよう
いま50代夫婦が最も気になることは、老後のお金ではないでしょうか?正面から取り組むのは怖いので目を背けたくなるところではありますが、50代は人生100年時代の折り返し地点、お金や夫婦関係・人生を見直すラストチャンスと言えます。
生命保険料控除の有効活用してる?節税から考える保険見直し
○万円が節税の効果が一番高く、それ以上は効果が低い
10月、11月ともなれば、来年のカレンダーや手帳が売り出されて、年末が近づいてきたと感じますね。年末といえば、会社員なら年末調整が待っています。その年末調整に添付する保険料控除証明書のハガキが、そろそろお手元に届きはじめます。会社の担当部署から「〇日までに提出してください」と言われて、年末調整の申告書を書いている人も多いはず。でも、節税できて手取り収入が増えていると知れば、年末調整の関係書類に記入する意欲も変わってくるかもしれません。今回は、「面倒くさい」と思って記入している生命保険料控除について詳しく知って、加入している保険が有効に使えているかを考えてみましょう。
扶養内で働く主婦がiDeCoに拠出、知っておきたい年収の壁
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。年収130万以内のパートで働き、主人の扶養に入っています。税金の支払いとiDeCoについて教えてください。年収を103万円に抑えている場合と130万円まで働いた場合で税負担に違いはあるのでしょうか。また、iDeCoに月2万3,000円を拠出する場合、年収103万円と130万円では税金や社会保険料の負担に違いはありますか。〈相談者プロフィール〉・女性、54歳、既婚(夫:会社員)、子ども2人(大学生)・職業:パート・アルバイト・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯年収:1,000万円・毎月の支出目安:50万円・貯金:1,500万円・投資:700万円
なぜ、副業は確定申告をすると会社にバレてしまうのか?
副業をはじめよう
これまでの連載では、副業にあたる仕事から確定申告の方法までお伝えしてきました。シリーズ最後の今回は、副業に関して寄せられる質問の中で最も多い、「副業って、どうすれば会社にバレないの?」にお答えしたいと思います。副業解禁時代を政府が後押ししているとはいえ、副業が解禁されている会社はまだそこまで多くはありません。また、副業が認められていても、会社や上司の承認を得る必要があり、ハードルが高いという場合や、副業をしていることをできれば会社に知られたくないということもあるようです。そこで、副業をするとどこからどう会社にバレてしまうのか、あるいはバレないのかについて、お話したいと思います。
確定申告前に確認したい、個人事業主が経費にできるもの
事業かプライベートか、その判断基準は?
2018年も残すところわずかとなってきました。個人事業主にとっては、年に一度の決算の締め切り日が近づいてきたということでもあります。今回は、確定申告であわてないために、個人事業主が経費にできるものについてお伝えしたいと思います。経費にできそうで、実は経費とはならない支払い、また、プライベートと切り分けの難しい経費や、領収書がない経費の取り扱いについてもみていきましょう。
住宅ローンの繰上げ返済とiDeCo、どちらを優先するべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。夫婦共働きです。今年、ペアローン35年で自宅を購入しました。現在iDeCoを夫婦で月36,000円掛けていますが、この掛金額を減らして住宅ローンの繰上げ返済に回した方がよいのでしょうか。住宅ローンの繰上げ返済とiDeCo、どちらを優先すべきでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:39歳・会社員)、子ども2人(小1・年中)・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯月収:60万・毎月の支出目安:62万円・貯金:300万円・投資:20万円
「子どもが生まれたら学資保険」はデメリットしかない!?
返戻率という言葉を正しく理解しよう
最近、子育て世代のママたちから「教育資金の備えは学資保険がいいの?他にオススメな方法はないの?」という不安や悩みを聞く機会が多くなっています。「子供が生まれたら学資保険」は教育資金を準備する方法として今でも有効なのでしょうか?
副業で実際いくら稼いでる?赤字なら還付の可能性も
副業をはじめよう
前回の記事では、住民税については1円でも副業収入の所得があれば、申告が必要だということをお伝えしました。今回は、副業でみんないくら稼いでいるのか、赤字の場合は申告は不要なのか、所得20万円超なのに申告を忘れてしまったらどうなるのかについて、解説していきたいと思います。
パート主婦が合法的にヘソクリ作りできる方法とは?
2018年度から税法上の扶養ルールが変更に…
2018年度から税法上の扶養ルールが変更になったのはご存じでしょうか?扶養という制度に対しては今後、外堀が埋められていく方向に進んでいくと思われますが、その中でもできることはやっておきたいものです。今回は、パート主婦が知っておくと役立つ扶養ルールについてお話しします。
住宅ローン・教育費・老後資金、どれを優先させるのが正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。40歳でできた小1の子どもの教育費と、72歳まで返済が続く住宅ローン、老後資金の準備が重なり不安です。どのような方針で今後臨むべきか教えてください。たとえば、貯蓄よりも住宅ローンの繰り上げ返済を優先すべきなのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、46歳、既婚(妻:専業主婦)、子ども1人(小1)・職業:公務員・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯年収:570万円・毎月の支出目安:40万円・総資産:1,100万円
副業の儲けが「20万円以下なら確定申告は不要」は本当?
副業をはじめよう
「働き方改革」が声高に叫ばれ、副業を容認する企業が少しづつ増えるにつれ、副業に関する税金について相談を受ける機会が増えてきました。そこで今回は、副業で得た収入によって、確定申告が必要になるときの条件や住民税はどうなるのかなど、副業にまつわる税金について解説していきたいと思います。
ついに副業解禁時代が到来、副業にあたる仕事とは?
副業をはじめよう
「副業解禁」という言葉をテレビのニュースや新聞報道で見かけたという方は多いと思います。もしかすると、あなたの勤め先の会社では、すでに副業が解禁されているかもしれません。そこで今回のシリーズでは、副業をこれから始めたいという方や、すでに副業を始めていて知識をしっかりつけておきたいという方に向けて、「副業とは何か」「副業する場合の税務面での注意点」についてお話していきたいと思います。
配偶者控除改正で150万円の壁 パートできる金額は?
150万の壁以外に改正されたことは…
2018年(平成30年)から配偶者(特別)控除制度が変わりました。簡単に言えば、配偶者(特別)控除満額38万円を受けることができる人の、対象配偶者の給与収入の上限が「103万円」から「150万円」に変更になりました。パートで働いている人からすれば、「去年より多く働いても税金がかからなくなって良かった」と勘違いしている方も多いのではないでしょうか。この改正は、基本的なことを知っていないと、理解しづらい点が多くあります。今回は、税金の基本的なことから配偶者控除の改正点までを説明します。※分かりやすくするために、夫は正社員(給与収入のみ)、妻はパート社員(給与収入のみ)として解説します。
妻がパートに出ようと思ったら… 扶養内で働く際の注意点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。貯金をしたいのですが、なかなか貯められません。働きに出ようと思っているのですが、下の子が3歳なので、来年私立幼稚園に入れてパートに出ようか、それとも保育料の比較的安い2年保育の公立幼稚園まで待とうか悩んでいます。近くの私立幼稚園は認可外なので、幼児教育・保育の無償化が実施されても、無償化の対象にならないのではないかと思っています。また、幼稚園のうちは子どもが体調を崩しやすいと聞き、働くことができるのかも不安です。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:営業職)、子ども3人・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:36万円・毎月の支出目安:36万円・総資産:200万円
還付の可能性も?フリーランスに必要な源泉徴収の基礎知識
フリーランスのための確定申告の基本
フリーランスになり、取引先から請求書の発行を依頼され、売上金額を記載して請求書を送ったところ、振込まれたのは請求額よりも少ない額――。この請求書に記載された金額と振り込まれた金額との差額は、源泉徴収税額です。実際にいくら振込まれるのかを把握しておくために、請求書には源泉徴収税額を記載しておくようにしましょう。フリーランスになる前に押さえておきたい青色申告のイロハの最終回は、フリーランスにとって必要な源泉徴収の基礎知識についてお話ししたいと思います。
住民税決定通知書の見方、チェックすべき項目は?
住民税の仕組みってどうなってるの
6月になると、前年度の所得に基づいた住民税の納付が始まります。住民税は自治体の教育や福祉、ゴミの処理などの費用をまかなうためのものです。自治体のサービスはそれぞれ違いますし、私たちの生活に直結しています。5月〜6月に届く「住民税決定通知書」は、源泉徴収票ほどには気にとめていない人が多いようですが、住民税の納付額をチラッと見ておしまいになっている人も、住民税決定通知書の見方を知って、申請した所得控除が適用されているか、どれくらい課税されているのかを確認してみましょう。
フリーランスの事務所兼自宅、借入金の利子は経費になる?
フリーランスのための確定申告の基本
前回の記事では、仕事用とプライベート用の費用を按分計算して分けるお話をしました。フリーランスの方は、自宅とオフィスが同じケースが多いです。事務所兼自宅を借りている場合の支払家賃については、仕事用とプライベート用で按分計算して区分した上で、仕事用の家賃を経費計上できるというお話をしました。では、フリーランスの方が事務所兼自宅を賃貸ではなく、新たに購入する場合はどうなるのでしょうか。今回は借入金と利子から住宅ローン控除に至るまで、事務所兼自宅にまつわるお話をしたいと思います。
100年時代を生き抜く、50代からのお金の増やし方6つ
厳しい見通しの中で生きていくには
人生100年時代でいうと50代はまだまだ人生の追い返し地点ということになります。そこで気になるのはやっぱりお金のこと。2018年からは個人に影響する税金が続々増加します。いま改めて老後のお金について、準備していく必要があるのです。50代からお金を増やすには一体どうすればいいのか考えていきましょう。