はじめに

寒い日は鍋で温まるのが定番、というご家庭も多いのではないでしょうか。今年はもう何回鍋が食卓に登場しましたか?

鍋は、基本的に具材を切るだけで、準備はカンタン。料理中に子どもの「ママ、見て〜」「ママ、来て〜」に料理を中断されてしまうママたちにも助かるメニューです。熱々の鍋も、しっかりと冷ましてあげれば、小さなお子さんでも大人と同じものを食べられるラクなメニューでもあります。

鍋には色々な味のベースがあって、塩、醤油、味噌、トマト、カレーなど、様々なバリエーションが楽しめますが、どの鍋料理にも欠かせない食材といえば「白菜」を挙げる方も多いのではないでしょうか。

白菜はくせがないので子どもも食べやすく、さらに価格も家計に優しいのでお手頃。でも一方で、鍋や漬物以外で子どもも喜んで食べてくれる白菜レシピをあまり知らないので、レパートリーを増やしたい、という声も耳にします。寒さも深まり、ますます白菜の甘みが増すこの季節、お子さんと一緒に白菜料理を作ってみませんか?


おいしい白菜の選び方

白菜はもともと甘みが強く独特の食感などもない食材なので、鍋やスープ、シチューの具材として、子ども達もあまり好き嫌いなく食べる印象です。ここではまず、おいしい白菜の見分け方、選ぶポイントをご紹介します。

白菜をまるごと購入する場合は、葉の部分がしっかりと閉じていてしゃきっとした状態、そして持つとずっしりと重みがある物を選ぶようにしましょう。もし半分サイズや4分の1サイズなど、カットされたものを購入する場合には、断面に凹凸がなく平らな物を選ぶとよいでしょう。

残った白菜を冷蔵庫に入れておいたときに経験したことがあるかもしれませんが、白菜はカットした後も成長を続けるため、時間の経過とともに断面が膨らんできます。ですから、断面が膨らんでおらず、平らなものがカットしたばかりで新鮮といえるわけです。

白菜の栄養価

白菜の成分の中で、最も多いものは何でしょうか。答えは、水分です。なんと90%以上が水分、そして100gあたりのカロリーは20kcal未満ととてもヘルシーな食材と言えます。では、水分ばかりで特に栄養素がないのかと言えばそうではなく、体内の余分な水分を体外へ排出してくれるカリウムや、風邪予防にもよいとされるビタミンCが含まれています。空気が乾燥し、風邪やインフルエンザを引きやすくなったり、寒さから代謝が落ちたりしがちなこの季節は、これらの栄養素を積極的に摂っていきたいですね。

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