はじめに
買うべきものがわかる3ステップ
既に一般的な生活をしている人の場合、本当に必要なものが新たに発生するということは実は少ないのです。そのため、欲しいなと思うものが出てきたとき、それが自分にとって本当に必要なものなのかどうか、考える必要があります。
Step1
今、買おうとしている物は以下のどれに当てはまるのか
・今までもっていなかった物
・今ある物の買い替え
・今ある物に買い足し
Step2
購入することで自分にどのようなプラスがあるのか
Step3
Step2で考えたプラスの効果は、その商品の価格分の価値があるのかどうか
この3Stepを考えることによって、コスト分のパフォーマンスを想定することができ、本当に自分にとって必要なものかどうかが見えてくるようになります。
買い物は雰囲気や勢いで買ってしまう人が多いので、買う前に3Stepを考える時間をもつと、勢いがおさまり「買わなくてもいいか」と冷静になることができます。
持ち物の数を決めること
前述のボールペンの話ではないですが、家にある物の必要な数、所有しておく数を決めてしまうと、無駄な買い物を防ぐ一つの方法になります。
とくに部屋の収納を占める洋服は、何を持っているか把握できておらず、買いすぎてしまう人も多いですよね。体は一つなのだから、着ることができる回数も限られています。
その場合もカテゴリー別に所有数を決めてしまうとよいでしょう。夏のシャツ〇枚、スカート〇枚、カーディガン〇枚と決めておきます。
今ある服を一度全部写真に撮り所有しているものを把握。最近ではスマートフォンのアプリで洋服が管理できるものもありますし、自分用に非公開のブログを作って、カテゴリー別に写真をどんどん投稿していけば、簡単に持っている服がわかります。
ブログで一覧にしておくと数が簡単に把握できる上、意外と似たような服ばかり買っているという傾向もわかり、あまり着ない服の傾向も見えてきます。
こうすると、次に欲しい洋服がでてきたときに思いとどまることもできるのです。
洋服以外の分野でも数を決めて、それ以上は買わないルールを作っておくだけで、本当に買う必要があるかどうか考え、ムダな支出を防ぐことができるようになります。
お金は使って価値が生まれるものですが、要らないものに使うのはもったいないないですよね。本当に必要な物、買ったあとに良いパフォーマンスをしてくれる物だけを買うようにすれば自ずと節約につながっていくのです。