株式市況の盛り上がりを見て投資スタンスが強気になってしまうことはありませんか?

今回は20年前のITブーム相場で私自身が失敗した経験から、守って欲しい資産運用の原則と教育費を貯めるのに犯してはいけないNGポイントをお伝えします。


資産運用のきっかけは子育て中、家の中から株式投資

日本の金融危機といわれる1997年に私は出産をしました。破綻した三洋証券に資産を預けていたものの、後日手続きを行い滞りなく資産を他の証券会社に移管、投資者の資産が保護されることを実際に体感しました。

その頃から株式取引を始めるようになりました。時を同じくして株のITブームが始まり、ネット証券も登場し、今では普通に行われている「自宅で株トレード」ができるようになったのです。当時、家の中で子育て中心の生活だったこともあり、トレードに興味があるアパートのママ友たちと子供を遊ばせながら株のネットトレードを始めました。

お互いにOL時代の退職金などを持ち寄り、株式を買い付けするなど、今では考えられないゆるい時代でしたが、当時は株の売買価格が大きく主婦1人で買うには躊躇する金額でした。ちなみに購入した日本オラクル株があっという間に値上がりして、1,000万円の売却益を得たこともありました。

投資の原則を破った結果、17年間の塩漬けに……

その後、子供の教育費に充てようとプールしておいた約100万円で日特エンジニアリング500株を2000年に2,000円で購入したのです。

IT関連銘柄の右肩上がり相場に気が緩んだのでしょう。日特エンジニアリングはBluetooth銘柄として注目されていたのですが、ほどなくITブーム相場が崩壊、その後株価は下がり続け一時は購入価格の5分の1以下までに下がってしまいました。

当時の行動は、恥ずかしながら投資の原則と全く逆のことをしていたのです。では、どうすればよかったのか? 投資の原則とともに考えていきましょう。