読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。


投資をこれから始めたいと考えていますが、どういった情報をどのように集めればいいのかわかりません。投資をする上で、普段から注目しておいた方がいいことがあれば教えてください。


〈相談者プロフィール〉
・男性、25歳、未婚
・職業:会社員
・居住形態:賃貸
・手取りの世帯月収:18万円

花輪: これから投資を始めたいという人はマネー本を読むところから始めましょう。書店の資産運用コーナーに行って、そこにある一番わかりやすい本から読み始めることをおすすめします。

投資初心者におすすめのマネー本

例えば、投資信託を資産運用に活用したいと思っている人には下記の本がおすすめです。

1.『新・投資信託にだまされるな!---買うべき投信、買ってはいけない投信』
(ダイヤモンド社)著・竹川 美奈子

投資信託を始めたいと思った人に、最初に手にとっていただきたい1冊です。注意すべき投資信託を広告のサンプルとともに解説しており、長期投資をするのにおすすめの資産配分や投信の解説もあります。解説が分かりやすく、初心者にもおすすめです。

2.『全面改訂 ほったらかし投資術』
(朝日新書)著・山崎元 水瀬ケンイチ

資産運用をしっかり学び、実践したいという人におすすめの1冊です。お金を運用する正しいステップをメンテナンスも含めて学ぶことができます。確定拠出年金やNISAについての解説もあるので、勤め先の確定拠出年金で悩んでいる人にもぜひ読んでいただきたい内容になっています。

3.『半値になっても儲かる「つみたて投資」』
(講談社プラスα新書)著・星野泰平

タイミングをまったく気にする必要なく、マイペースで続けることができる「つみたて投資」をすすめている本です。本業の仕事や自己投資の勉強時間に影響を与えるような手間暇もいらず、「半値になっても」安く仕込むことができるため「儲かる」というロジックです。「じぶん年金」の作り方についても、20代、30代、40代世代はとても参考になります。

4.『図解でわかる! 投資信託』
(秀和システム)著・風呂内亜矢

2017年は個人型確定拠出年金の対象者拡大、2018年はつみたてNISAが始まるなど、“投資信託”を使って資産運用を行うことが身近になっています。本書は、今さら聞けない投資信託の基本情報が、図解満載で解説されています。見開きで紹介されていて、文章も短めなので読みやすく、投資信託を難しそうと感じていた人も、すんなり読めそうです。

視界に入るところに情報を

これらの本以外でも、もちろん大丈夫ですし、本屋さんに行って、パラパラ中身をめくってみて一番頭に入りやすいものから始めてみるのもいいでしょう。面白ければ中級向けにステップアップしていけばよいと思います。

また、書店やオンライン証券などで無料や安価なイベントが行われていることも多いので、セミナーに参加してみるのもいいですね。

また、日本経済新聞を読んだり、Yahoo!ファイナンスで株価をチェックしたり、スマホアプリに気になる銘柄を登録してトップ画面に出てくるようにしたり、常に目につくようにしておくと自然と最低限の情報が入って、意識が高まります。