毎月コツコツお金を貯めているはずなのに、気が付いたら残高があまり増えていないということはありませんか? その原因は「なんとなく出費」であることが多いものです。

家計がピンチになったから、旅行に行くことになったから……と「なんとなく」使っていると、貯めているはずの貯金残高がなかなか増えていきません。

いざというときのための貯金ですが、その「いざ」が何かを具体的にイメージしておかないと、フィーリングで決めてしまい、本当に必要なときに慌てることになってしまいます。

今回は、しっかり貯まる「お金の計画書」の作り方を紹介します。


「貯まる」貯金をするには計画が大切

理想的な貯金は「手取りの10%程度」を目安と聞いたことがあるかもしれません。手取りが25万円だとすると、その10%の貯金で毎月2万5000円、1年で30万円貯まっていることになります。10年間、このペースで貯められたら300万円ですので、コツコツ貯金の効果は大きいと感じることでしょう。

ところが「もう車検?」と20万円引き出し、「子どもの夏期講習に行かせないと」と10万円、「洗濯機が壊れた」と15万円など予測可能な「いざという時」に貯金を使ってしまうと、いつまでたってもお金が貯まりません。

その都度、理由をつけて出金していると、貯金が「貯めている」のではなく「別保管しておくだけ」ということになりかねません。

臨時の出費をあらかじめ計画しておけば、貯めているはずのお金を取り崩すことがなくなるので、しっかり残高を増やすことができます。大きな金額が出ていくのは1年以内に定期的にあるのか、数年おきなのか、しばらく先なのかも異なるはずです。まずは、時間軸でイメージして計画書を作っていきましょう。

時間軸で計画をたててみよう!

毎月の食費、光熱費、日用品代など生活のベースになる支出は、月によってさほど変わるものではありません。「今月ピンチ!」となる原因は、ある程度予定が決まっているはずの臨時支出です。臨時とはいえ突発的なものではないので、しっかり計画をたてて準備すれば慌てることはなくなります。また、臨時支出を別建てで管理すると、毎月のやりくりが平準化されて家計の管理もしやすくなっていきます。最初に大きな出費の年間計画書を作ってみましょう。