はじめに

超少子高齢化、インフレ、マイナス金利や日本経済の低成長など、これまでに経験したことのない社会変化が続く時代。数年先に何が起こるか見えない中、「とりあえず預金しなきゃ」という方も多いのではないでしょうか。しかし円預金だけに依存することがリスクになってくる時代、いかにして自分の資産を守り、殖やしていけばよいのか。そんなお金に対する将来の不安を、最新の金融工学とテクノロジーの力で未来の可能性へと変えてくれる新しいサービスが誕生しました。

そのサービスは“THEO”(テオ)。生前には絵が一枚しか売れなかった画家のゴッホを資金面でも精神面でも支え続けていたのが弟のテオ。お金のデザインがおくるロボアドアドバイザーTHEOとは一体どんなサービスなのでしょうか。


資産運用を自動化する「ロボアドバイザー」って?

MONEY PLUS編集部: 2月16日にデビューしたお金のデザインの新サービス THEO(テオ)は、一体どんなサービスなんでしょうか。

お金のデザイン: THEOは今話題になっているFinTech(Finance × Technology)領域の中で「ロボアドバイザー」という資産運用を自動化するカテゴリーに属するサービスです。

年齢や運用期間・インフレや配当・利息に対する態度など9つの質問に答えるだけで、その人に合った最適な分散投資ポートフォリオを提案します。THEOはこれまで一部の富裕層や機関投資家だけが享受してきたプロレベルの資産運用を、スマホから誰でも低コストで使えるようにしました。

MONEY PLUS編集部: THEOにはどんな特長があるんでしょう?

お金のデザイン: THEOは独自開発のロボアドバイザーによる、スマホからはじめるグローバル資産運用サービスです。徹底的にお客様目線でサービスづくりをしています。お預入れ金額は10万円からで、かかる費用も投資一任報酬の1%だけ。解約・変更のお申込みも365日24時間いつでも可能です。

投資や資産運用に興味があってもなかなか踏み出せなかった方でも、ぜひTHEOで「新しい資産運用」を体験していただきたいですね。

MONEY PLUS編集部: 最先端の理論に基づき設計されていると聞きましたが、どんな仕組みなんですか?

お金のデザイン: ロボアドバイザーは京都大学大学院 加藤康之教授とお金のデザインとの産学協同プロジェクトで開発されました。THEOの重要なポイントとして、投資理論からスタートして商品をつくるのではなく、投資家の実際のニーズから投資理論につなげていくという、逆方向のアプローチを採っていることが挙げられます。投資家のニーズについては次の3つに分類しています。

  • 「資産の高い成長を期待する(グロースポートフォリオ)」
  • 「資産から安定した収入を得たい(インカムポートフォリオ)」
  • 「資産をインフレから守りたい(インフレヘッジポートフォリオ)」
これらのニーズに対応するため、グロースポートフォリオは株式中心に、インカムポートフォリオは債券中心、インフレヘッジポートフォリオは不動産やコモディティ(金や石油など)から構成しています。