「本日の株価は◯◯円上昇しました」…とニュースでよく聞きますが、株価って何が要因で上下するのでしょうか?

今回は、株価を動かす要因についてお話しします。


企業の通信簿?「決算発表」

株価は、「買いたい人と売りたい人がそれぞれ値段を提示して、お互いの金額が合った金額」と、前回お話しました。そのため、買いたい人が多いと株価が上昇し、売りたい人が多いと株価が下落します。

では、どんなことが起こると「買いたい人」「売りたい人」が現れ、株価を上下させるのでしょうか?

株価が動く要因は様々ですが、その一つに「決算発表」があります。

決算発表は、企業が一定期間の業績や将来の見通しを発表することです。決算発表はその企業がきちんと営業して利益を出したかの通信簿のようなものなので、結果によっては株価が大きく変動します。

国内では4月から翌年3月の1年間を区切りとしている企業が多く、さらにその1年を4つに分けて3ヶ月ごとの状況が発表されます。業績が良ければ、株主がもらえる配当金も増えると予想され、株価が上昇しやすくなります。反対に赤字経営などで業績が悪ければ、配当金が減ったり、もらえなくなったりする可能性が出てくるので、売りたい人が増えて株価は下落します。

決算発表は、決算の区切りの数週間後に発表されることが多く、発表日の前後は株価が動きやすくなります。

新製品発売のニュースは要チェック!

二つ目は、新たな製品やサービスなど、企業から発表されるニュースです。

「iPhone新機種の発表」、「ドラゴンクエストの新シリーズ発売」、「ディズニーリゾートに新しいアトラクション建設予定」…などなど、企業が発表してテレビやネットで盛り上がるニュースも、株価を動かす材料になります。

先進的な製品やサービスの開発・発売が発表されると、将来の売上増加につながるのでは?と予想されやすくなり、株価も上昇します。またメーカーが新たな工場を建設するといった発表があると、生産力の向上につながり売上が増加するかも?と予想され株価が上昇しやすくなります。さらに製薬会社が「難病の治療に有効な特効薬を発見した」と発表すると、将来の売上増加が予想され株価が上昇することも多いです。

変わったニュースでは、数年前、歌手で俳優の福山雅治さんの結婚が発表された翌日、所属する芸能プロダクションのアミューズ(4301)の株価は大きく下落しました。結婚して女性からの人気が落ちることで売上が減少するのではないか…と懸念されたようです。男前は、一企業の株価までをも動かしてしまうんですね!

このように企業が発表するニュースには株価を動かす材料がたくさんあります。自分の気になる企業のニュースには敏感になっておきたいですね。