はじめに

2016年になり、お金にまつわるニュースを耳にする機会が増え、資産運用や投資への機運もにわかに高まってきています。投資や資産運用と言えば、株や投資信託が人気ですが、「FXはハイリスクだからちょっと…」という人は多いのではないでしょうか。

実はFXもしっかりと仕組みを理解して取引の基本を理解すれば、ローリスクかつローコストで堅実な資産運用ができる投資商品なんです。今回はFXを始めとした金融商品に詳しい経済アナリストの頼藤太希さんに、「FXで本当に低コストの投資法が実践できるのか」詳しくお話を伺ってきました!

資産運用としてのFX

MONEY PLUS編集部: 資産運用の一つとしてFXを考える場合に、他の金融商品とはどういった違いがあるんですか?

頼藤: FXはよく外貨預金と比較されますが、違いを知るために簡単に外貨預金の特徴について説明したいと思います。外貨預金とは、「日本円ではなく、外貨に換えて預金をすること」です。なぜ外貨で預金するかと言うと…ズバリ、円は超低金利通貨だからです。預金をするのであれば、ほとんど金利のつかない円ではなく、高い金利の外国通貨に換えて預金した方が有利と考えられるからです。

ですが実はFXにも高金利通貨の恩恵を享受できる「スワップポイント」があります。これは取引する通貨ペアの金利差によって得られる調整額のことで、トルコリラや豪ドルなど高金利の通貨を買って、円など低金利通貨を売ることにより、その調整分を受けとれるんです。

外貨預金は「預金」という言葉が付いているので一見堅実なイメージですが、やはり為替変動リスクがあります。そしてなんと言っても外貨預金は「日本円を外貨に換えるとき」と「外貨を日本円に換えるとき」両方に手数料が掛かり、その手数料が高いのが注意点です。大手銀行では米ドルで1ドルにつき約1円(片道)、ネット銀行では約0.1円(片道)です。
FXにも手数料に相当する「スプレッド」というものがあります。このスプレッドとは、為替レートの買値と売値の差のことで、例えば取引の際に「1ドル=110円50銭‐51銭」だったとします。110円50銭が売値、110円51銭が買値で、この売買では為替レートに1銭の差がありますが、これがスプレッドになります。このケースでは、1ドルにつき0.01円程度なので、取引に係るコストは非常に小さいのです。

よって、外貨預金とFXの手数料を比較すると、FXの方が割安なので、レバレッジを1倍にすれば外貨預金よりも低コストで効率的な資産運用ができるんです。

FXならスワップポイントでコツコツ投資も

MONEY PLUS編集部: FXは自分がとれるリスクに合わせて投資スタイルを決めることができるんですね。何か特徴的な投資法はありますか?

頼藤: 先ほど少しお話したような高金利通貨を買い、スワップポイントをコツコツ貯めるスタイルの投資法もあります。現在、金利が高いトルコリラで最近の実績を見ると、スワップポイントはレバレッジ1倍の場合でもなんと年率10%相当に、レバレッジ2倍であれば当然20%相当になります()。

ただし、このスワップポイントを見ると非常にメリットの大きい通貨ですが、米ドルやユーロのような取引量の多い通貨と比べると、流動性リスクがあり、時間帯によっては大きく価格が変動することがあります。また、スワップポイントは日々変動し、受け取りから支払いに転じることもあるので、留意が必要です。

※2016年2月29日~2016年3月4日の間、セントラル短資FXでトルコリラ/円を買い持ちした場合のスワップポイントの年率換算相当額です。1年間を360日、為替レートは37.946円(2016年2月29日終値)で計算しています。

実際にFXで投資を始めるためには

MONEY PLUS編集部: これからFXを始めようとしたらどうすればいいんでしょうか。

頼藤: FX取引を始めるまでの流れは、まず口座開設の申込みをして、審査のために本人確認書類等を送付、この審査が通れば口座開設が完了し入金すれば取引が開始できます。

この記事をきっかけにFX投資に興味をもった方がこれから取引を始めようとするのであれば、会社を選ぶポイントとして「スワップポイントの高さ」、「スプレッドが狭いこと(=手数料が低い)」、「会社としての信用の高さ」を重視するのがよいでしょう。そういった観点から、セントラル短資FXはおすすめのFX会社の一つですね。業界最高水準のスワップポイントと外貨同士の通貨ペアでスプレッドが狭く設定されています。それだけでなく、金融界で100余年の歴史を持つセントラル短資グループのメンバーであり、FX専業では唯一、9年連続で格付機関の長期信用格付()を取得していて、安心感があります。

※格付機関が独自に、企業の業績や経営に関するデータを調査して信用度を評価したもの

FXは基礎知識や仕組みを理解し自分ルールを徹底すれば、決してハイリスクな投資ではなく、むしろリスクもコストも抑えた投資もできる、フレキシブルな投資商品と言えます。少額からでもできるので是非チャレンジしてみてほしいですね。

MONEY PLUS編集部: 本日はどうもありがとうございました。


投資初心者には難しく敷居の高い印象のFXでしたが、レバレッジを調整したり、スワップポイントを貯めてみたりと自分がとれるリスクやマネープランに合わせた投資スタイルを実現できそうです。

銀行預金だけでは心もとないこの時代…、基礎知識や仕組みをしっかり理解してFXでの資産運用をこの機会に始めてみませんか?今回お話をきいた頼藤さんもおすすめのセントラル短資FXは初心者の方にもやさしいカスタマーサポートが充実、FX業界でも老舗で安心と実績があります。さらに詳しく知りたい方はこちらからどうぞ!

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※本記事はセントラル短資FX株式会社のスポンサードコンテンツです

本資料に掲載されているインタビュワーを含む対談者によるコメントの内容は、あくまでも当事者の見解であり、セントラル短資FX株式会社の意見と必ずしも一致するものではありません。最終的な投資の意思決定はお客様ご自身でご判断ください。


頼藤 太希のプロフィール
  • 経済アナリスト/ファイナンシャルプランナー(AFP)
  • 1985年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、アメリカンファミリー生命保険会社の資産運用リスク管理部にて、金融工学を駆使したリスク管理業務に従事。その後、株式会社Money&Youを創業し、代表取締役に就任
  • 一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場FP Cafeを運営
  • 日本証券アナリスト協会検定会員。日本アクチュアリー協会研究会員
  • 著書:『金融機関が教えたがらない年利20%の最強マネー術』(河出書房新社) 執筆:『FX完全ガイド』(晋遊舎)

【注意事項およびリスク開示】 店頭外国為替証拠金取引においては、預託した証拠金の額を大きく上回る額の取引を行うことも可能ですが、外国為替相場や金利の変動等により、預託した証拠金の額を上回る損失が生じる可能性もあります。取引証拠金としては、想定元本の4%(「法人コース」は1%)以上の額の必要証拠金を予め預託いただく必要があります。取引レート、両替レート及びスワップポイントの売値と買値には差が生じます。取引手数料は無料、受渡手数料は1万通貨につき500円、顧客報告書発行手数料は無料(郵送の場合のみ、1件につき1,080円)です。なお、セントラルミラートレーダーでは投資助言に係る報酬が取引レートに含まれます。報酬額は通貨ペアや売買の別により異なりますので、投資顧問契約締結前交付書面にてご確認ください。お取引に際しては、「店頭外国為替証拠金取引説明書」等の内容を十分にご理解いただき、ご自身の判断と責任においてお取組みください。