読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。


20代のころから積立投資をしていたので、それなりの資産を形成することができました。子供ができてからは毎月の投資をやめて普通預金に積立貯金をしています。ただ、先取り貯蓄の金額を見直さずにきたため、最近は月々赤字の状態で、ボーナス補填をしています。月々の収支を見直して、先取り貯蓄の金額を減額した上で投資を再開するべきか、年齢を考えて投資は再開せずにいくべきか、アドバイスをお願いいたします。


〈相談者プロフィール〉
・男性、52歳、既婚(妻:47歳・専業主婦)、子供1人(3歳)
・職業:会社員
・手取り世帯月収:35万円
・手取り年間ボーナス:80万円
・預貯金:1200万円
・確定拠出年金:680万円
・有価証券:2150万円
(投資信託5:持株2:社債3)


【支出の内訳(37.5万円)】
・住居費:9.3万円(賃貸マンション)
・保険:2.1万円
・教養・教育:1.1万円(新聞、雑誌)
・通信費:0.9万円(携帯2台、自宅Wi-Fi)
・自動車:1万円
・食費:4万円
・水道光熱費:1.6万円
・日用品:2.6万円(おむつ代含む)
・趣味・娯楽費:0.8万円
・衣服・美容:2.5万円(子供服代含む)
・健康・医療:0.3万円
・交通費:0.3万円 
・交際費:1万円
・小遣い:3.5万円(ランチ代、家族の外食代)
・貯蓄:5万円
・使途不明金:1.5万円

FP: ご相談ありがとうございます。miraitalkファイナンシャルプランナーの福田です。投資の再開をお考えなのですね。ですが、おっしゃるように、毎月の貯蓄額から見直しをする必要がありそうですね。それでは、支出の内訳を一緒にみていきましょう。

赤字を出しながらの貯蓄は本末転倒?

お気づきのように、赤字を出しながらの積立貯蓄はあまり意味がないですよね。結局は、足りない部分をボーナスや貯蓄から補填してしまい、結果、お金の流れがわかりにくくなることが多いです。家計の管理はシンプルでわかりやすいのが一番です。貯蓄額は赤字にならないように今一度、見直しをするとよいでしょう。

現在保有されている資産をみると、生活防衛資金や教育費にあてるべき最低限を現金で準備できていますね。今後は現金の貯蓄が必要というより、赤字にならない程度に貯蓄へ回せる金額を現金として残しておき、その他は投資に回してもよいかもしれません。確定拠出年金はご主人がすでにされているようですので、2018年からはじまった「つみたてNISA」など、長期の積立投資を奥さまと一緒に始めることを検討してもよいと思います。

ただ、これからお子さんのオムツがはずれ、日用品代が減ったとしても、保育料などの支出が増えることになると思います。もしかすると、塾や習い事にも行かせたいと思われるかもしれません。だとすれば、積立投資にあてる金額を月の収入から捻出できなくなる可能性もありますので、確実にお金を貯めていきたいと思うのであれば支出の見直しも不可欠です。