はじめに

松井証券のロボアドの2つの特長

武藤氏: ただいまご紹介にあずかりました武藤と申します。松井証券のロボアドバイザーの特長には2つございまして、1つは低コスト、もう1つは100円から積立投資ができるというところです。

まず「低コスト」についてですが、ロボアドバイザーを使う時、他社さんによっては使うこと自体にコストとして年間1%かかったりすることがありますが、松井証券のロボアドバイザーは利用料はかからず、いっさい無料でお使いいただくことができます。

松井証券のロボアドバイザーの1つ目のポイントは、ロボアドバイザーでご案内する投資信託はコストが安いものを選んでいるということです。平均コストが0.36%の低コストインデックス型といわれる投資信託を提案しております。

2つ目のポイントは、100円からの積立投資できることです。毎日、毎週、毎月、どのパターンでも結構ですが、100円から始めていただくようになっています。始める時に大きな金額がいるのではないかと思われることが多いのですが、松井証券では100円から始めていただけます。

「投信工房」を実際に使ってみた

実際に松井証券の「投信工房」を触っていただいたほうが、話は早いと思います。「投信工房」では8つの質問から導き出された「リスク許容度」に応じて、どの資産にどれくらい配分するのかが変わってきて、お客さまのリスク許容度であればこれが望ましいというものが出ます。いずれも低コストのインデックス型タイプのファンドになります。

8つの質問から導き出された「リスク許容度」に応じて、どの資産にどれくらい配分するのかが変わってきて、お客さまのリスク許容度であればこれが望ましいというものが出ます。いずれも低コストのインデックス型タイプのファンドになります。

さらに見ていただくと、積立シミュレーションというものがあります。これは長期で投資を目指すもので、1ヵ月後、1年という単位ではなく、何十年後を視野に入れて、どのぐらい目指すのかというところを見ています。

たとえば毎月3万円を投資すると、30歳から65歳の35年間にすると3,090万円になります。単純に毎月預金のように積み立てていくとこのような直線になるので1,500万円にも行きませんが、さきほどのような運用をすると、このようなカーブを描いていくので35年間で倍の3,000万円ぐらいにはなりますというのを出します。

「目標金額の設定」という項目もあって、たとえば5,000万円を60歳までに貯めたいとすれば、毎月どれくらい積み立てないといけないのかが出てきます。当然、金額が増えれば毎月の金額も変わってきますので、お客さまが増やしたい資産に応じて変えることもできます。

松井証券のアプリでもできますし、パソコンからでもできますので、お客さまの環境に応じてご利用いただければと思います。松井証券の口座がなくても使えるものですので、まずはこれでイメージを湧かせていただればと思います。

ポートフォリオはどうやって組むべき?

次は「コア・サテライト戦略」になります。長期・分散・積立というお話で、長期安定の話をずっとしてきたのですが、当然、短期でのリターンを狙いたいという方もいらっしゃると思います。これを組み合わせて実現するのがコア・サテライト戦略だと、ご理解いただければと思います。

まず定義を説明しますと、「コア」というのは核となる資産運用の方法。「サテライト」はサブになるような投資手法です。これらを組み合わせたものがコア・サテライト戦略になります。一般的に、コアが守りの運用、サテライトが攻めの運用といわれています。短期的なリターンを目指す投資信託はサテライトで選ぶことになります。

具体的には、コアはわれわれのロボアドバイザー「投信工房」で選ばれるような長期で安定的な運用成績を目指す、低コストインデックス型のファンドを選びます。サテライトでは、収益性や成長性が高いもの。一般的にはハイリスク・ハイリターンの商品になります

このコア・サテライトで大事なのは、コアは基本的に長期保有するということが大事で、サテライトは短期のものなので入れ替えるということです。

たとえば100万円で始めたときに、コアを80万円、サテライトを20万円で始めるとします。サテライトで20万円が25万円になった時にどうするかというと、サテライトで出た利益の5万円をコアに入れるのです。コアに入れている資産の母数が多ければ多いほど掛け目が増えていくので、さきほどのカーブがもっと上がっていきます。これを目指すのが大事なポイントになります。

人間、このサテライトで儲かればサテライトにどんどんお金を入れたくなるのですが、そこはグッと我慢して、コアに入れて長期で運用を目指すのが、長期・分散・積立のコア・サテライトの戦略の考える姿です。

では、サテライトで何を買ったらいいのかというところですが、一例を挙げると「テーマ型投資信託」です。AIや宇宙、電気自動車といったものが賑わっているので、そういった具体的なテーマに投資する投資信託になります。サテライトで必ずこれを買わないといけないというわけではないのですが、どんなものかをイメージすると、こういうものがサテライトになります。

以上でご説明は終了になります。ご静聴ありがとうございます。

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