子育て

万が一教育費が不足したら、奨学金と教育ローンどちらを選ぶ?

FPの家計相談シリーズ

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。

長年自営業をやっており、妻はそこの従業員として働いています。経営自体は落ち着いているのですが、子供が大学付属の私立高校に進学予定で、下の子も同じような進路になった場合にお金が足りないのではないかと不安です。子供たちに負担をかけないようにするのが大前提ですが、この先、経営が傾く可能性もありえます。万が一に備える場合、現在の経済状況では教育ローンを借りるのと、子供に奨学金を借りてもらうのと、どちらがよいでしょうか?


〈相談者プロフィール〉
・男性、46歳、既婚(妻:42歳・会社員)、子供2人(14歳、11歳)
・職業:自営業
・手取り世帯月収:夫47万円
・手取り年間ボーナス:24万円
※妻の収入10万円は家計に含まない


【資産状況】
・預貯金:230万円
・有価証券:30万円


【支出の内訳(45.25万円)】
・住居費:13.1万円(住宅ローン残債1500万円)
・保険:2.1万円
・教養・教育費:7万円(塾、習い事)
・通信費:1.4万円(携帯3台、Wi-Fi)
・自動車:1.2万円(ガソリン、ETC、駐車場代)
・食費:6.4万円(自宅での食事が多い)
・水道光熱費:2.2万円
・日用品:1.8万円(ペット用品代含む)
・趣味・娯楽:0.7万円
・衣服・美容:1.2万円(子供の洋服代含む)
・健康・医療:0.25万円
・交通費:0.6万円 
・夫お小遣い:3万円
・妻お小遣い:1.5万円
・子供お小遣い:0.3万円
 (4月からは下の子に0.1万円の予定)
・先取り貯蓄:1万円
・不明金:1.5万円


FP: ご相談ありがとうございます。miraitalkファイナンシャルプランナーの宮城です。お子さんの進学費用は、頭を悩ませるところですよね。今後の学費がどうかかるのかと、その工面が難しい場合について考えてみましょう。

私立高校進学の際に受けられる補助とは?

まず、私立高校はお金がかかるイメージですが、東京都では2017年から授業料の補助に取り組んでいます。

住民税額により補助額は異なりますが、2019年は最大で44万9000円の補助が受けられます。よくいう高校授業料の無償化の制度で、正式名称は「私立高等学校授業料軽減助成事業」です。配偶者の住民税額も関係しますので、確認の上、いくら補助が受けられるかインターネットで検索してみるとよいでしょう。また、中学3年生になると、早い段階で進路説明会がありますので、そこで奨学生・特待生などについても質問してみたらいいと思います。

また、世帯年収が960万円以下の場合は、国の「高等学校等就学支援金」もあわせて受けられます。これは1ヵ月9900円、年間で11万8800円です。助成されるのは進学する学校の年間授業料です。親御さんが負担するのは、制服等の必需品や、学校設備費、修学旅行の積立、PTA会費などになると思いますので、収入によっては随分と負担が少なく通わせられます。

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