はじめに

ふるさと納税はいつ・どのように還付されるの?

ワンストップ特例の場合は、翌年の住民税が減税されるので、年末調整時に戻ってくる所得税の還付金のように、税金が返ってくるわけではありません。しかし確定申告をすると、およそ次の計算式の分の所得税が還付されます。

所得税からの控除(還付)=(ふるさと納税の寄附金額-2,000円)×「所得税の税率(0%~45%)(復興特別所得税を含む)」

確定申告書を提出してから、1ヵ月半から2ヵ月の間に税務署から「国税還付金振込通知書」が送られて来ます。通知書に記載された期日に、指定した口座に所得税の還付金が入金されます。

筆者も必要書類を準備した上で、実際にこの手順で確定申告書を作成しましたが、約30分で申告書が出来上がりました。あとは印鑑を押して添付資料とともに住所地管轄の税務署に郵送するだけです。

還付の申告は5年さかのぼれますので、5年以内にしたふるさと納税の分も申請できます。ただしその場合は、今年の期限までに確定申告しないといけません。また、確定申告書の書式も変わりますので、以下のサイトから年度を選択して作成してください。

ワンストップ特例制度を申請し忘れてしまっても、面倒がらずに確定申告にチャレンジしてみてください。

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