はじめに
お腹がすいたらいつでも
クルーズでの大きな楽しみが食事です。クルーズ船では、基本的に3食は乗船料に含まれています。メインレストランでは、地中海料理を中心としたコースが楽しめます。メインの肉料理やパスタ、デザートを選ぶことができ、船上とは思えない手の込んだ料理でした。サーブもとても丁寧です。
ブッフェレストランには、シェフが目の前で切ってくれるローストビーフや、焼き立てのピザなど、選ぶのが楽しくなるような料理がずらり。フルーツやサラダ、デザートも盛りだくさんで、つい食べ過ぎてしまいました。
ついつい食べ過ぎてしまいそうなブッフェ
少しですが日本食のコーナーもあり、白ご飯やみそ汁が提供されていました。実はこのレストラン、1日20時間オープンしており、小腹が減ったらいつでも食事をすることができるという夢のような場所。
このほか、有料ですがステーキハウスや火鍋専門店などもありました。お酒を楽しめるバーやラウンジは船内になんと13ヵ所以上。ジャズバーやスポーツバー、ダンスフロアなど多様で、夜になるとオシャレをした大人たちが大いに盛り上がっていました。
時間はあっという間に過ぎた
クルーズ船の楽しみ方は、ゆったりとした時間を過ごすこと。船内を回ると、プールやジャグジーに入ったり、甲板のチェアに寝そべって日光浴をしたりと、乗客は優雅に時を過ごしていました。
プールサイドでは、インストラクターが指導をするダンスやパターゴルフの教室が開かれるなど、無料のプログラムもたくさん。記者も海風に吹かれながらゆっくりと読書し、気づけばウトウトと寝入ってしまいました。
スパやジムもあります。スパは日本並みの料金ですが、本格的なバリ式マッサージが受けられました。船首に位置し、海を見ながらトレーニングができるジムも気持ちよさそうです。夜にはショーやカジノを楽しむことができ、時間はあっという間に過ぎていきました。
クルーズならではのカジノ。普段見ない風景に興奮
旅先では無理なスケジュールを立て、疲れることも多いのですが、空間的に限られたクルーズでは、慌てず、リラックスした時間を過ごすことができます。外に目をやれば大海原が広がり、仕事の電話はつながらず、かなりの開放感を感じることができました。