キャリア

「会話する夫婦」「会話しない夫婦」で夫婦関係の落差はなんと9倍

夫婦の“会話時間”は足りていますか?

会話時間さえ長ければ良いのか?

これらのデータを見ると、夫婦関係の満足度を高めるには、ひたすら会話時間を長くすれば良いように思えます。しかし一方で、調査では夫婦の会話に「不満」「やや不満」と回答した人から、以下のような声が寄せられました。

「考え方、感じ方、好み、価値観が合わない」「会話をしたくない」「私の言葉に否定的なことしか言わないから会話した後、気分が悪くなる」

話すことが苦痛になってしまっては、会話自体が成立しなくなります。そうならないためには、言葉遣いや態度などの話し方、そして話す内容が大切です。

そこで気をつけておきたいのが、話す内容と話したい内容との間に生じるギャップです。夫婦の間で話したいことをたくさん話し合えるなら関係性は良くなりそうですが、話したいことを話せず、逆に話したくないことばかり話題にしてしまうと、むしろ会話は苦痛になります。

良く話す内容(現実の会話)と話したい内容(理想の会話)を比較したグラフを見ると、冒頭でも触れたように、ギャップが生じやすい話題が見えてきます。(n=605)

有効回答数605人

たかが会話、されど会話

一方、中には無口なだけで、会話がなくても互いに十分愛情を感じているというご夫婦もいるはずです。あるいは、少ない会話ですべてが分かり合えてしまうご夫婦もいるかもしれません。その場合、夫婦関係の満足度を会話時間の長さで単純に測ることはできなさそうです。

そもそも、会話時間が長いから夫婦関係に満足しているとも言えますが、夫婦関係に満足しているから会話時間が長いとも言えます。どちらの見方が正しいか、一概に決められるものでもありません。

そう考えると、会話時間の長さはバロメーターの一つに過ぎないと言えます。本当に大切なことは、夫婦の間で心が通じ合っていること。そして、それが常に感じられることだと思います。

とはいえ、長い間人生を共に過ごし、自分は心が通じあっていると思っていても、相手はそう思っていない、ということもあるかもしれません。

そんな時、会話は互いの心を確認するための手段にもなります。通じ合っていると思っていても、時には夫婦で会話してつながりを確かめ合う、ということも大切なのではないかと思います。

※単純足し算で生じる0.1ポイントのズレは、小数点以下の誤差による。

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