はじめに

働き方を変えたり、賃貸物件を活用して収入を増やす方法を考える

毎月の支出の内訳を拝見すると、まったく無駄がないというか、相談者様がおっしゃる通り、自由になるお金がない状態です。

相談者様には持病があるとのことですが、もし可能であるのなら、現在のパート勤務から、フルタイムのパートとして働いて収入を増やすことも検討してみてください。フルタイムで働くことで、ご主人の扶養から外れることが想定されますが、毎月の世帯収入が増える、相談者様自身の年金額が増える等のメリットを享受することが可能です。生活に、ゆとりが生まれますよ。

また現在、古家の賃貸収入として毎月7万円得ているようですが、借り手がつかないことを心配されています。ご存知かもしれませんが、「移住・住みかえ支援機構」のマイホーム借上げ制度を利用して、空き部屋のリスクを抑えるのもひとつの方法です。

この制度はサブリース方式となっており、一度、入居された家であれば、空き家になった場合にも家賃保証が受けられるというもの。マイホーム借上げ制度が利用できるのは50歳以上の人。定期借家契約を結んで貸し出します。

デメリットとしては、一般的な賃貸物件よりも賃貸料は低くなる傾向にあり、家賃保証はさらに低い金額になってしまうということです。自分で入居付けができたり、立地がいいなどということであれば、通常の賃貸物件として貸し出した方が収益は増えます。じっくりと考えてみてください。

移住・住みかえ支援機構では、無料で相談を行っています。気になるなら資料を取り寄せたり、相談を受けてみてもよいでしょう。

見通しが甘い?

現在の計画ですと、3000万円は公的年金、4000万円は外貨建て個人年金保険と貯蓄でカバーできると見込んでいるとのことですが、見通しは甘くないですよ。よく頑張っていらっしゃると思います。

ただ、気になるのは、ご主人のモチベーションのことです。相談者様も気にかけていらっしゃいますよね。

ご主人はまだ52歳。今までの経験から、会社に勤めること自体に不安や不信感を抱いているのではないでしょうか。ご主人がどの程度の気持で「辞めたい」と口にされているのかはわからないのですが、辞めて何をするのか? どのように収入を得ていくのかを考えていらっしゃるのでしょうか?

おそらく相談者様がしっかりされている分、ご主人が相談者様に依存していたり、甘えているとも考えられます。一度、相談者様が感じていらっしゃる不安な気持ちを打ち明けてみてはいかがでしょうか? そして、どうしたら二人で進んで行けるのかをじっくりと話し合ってみてください。

“病は気から”ということわざがありますが、働くことやお金を貯めることも、気持ちに左右されることが少なくありません。不安な気持ちのままでは苦しいことばかりが見えてきてしまいます。楽しい未来を描き、そのためには何をすべきかに気付いてもらうことが必要なのかもしれません。

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