はじめに

貯金が増えないことに危機感を

家計についてはいろいろお考えになってきたようですね。ただ、現状で貯金が増えないということは、この先も増えない可能性があるということです。収入が増えれば貯金できると思っていても、増えれば支出が多くなるという傾向が、多くの方にみられます。

お子さんが生まれ、支出がさらに増えた時には、今の貯金を切り崩して暮らすということにもなりかねません。そうなれば、子育て費用や教育費など、全てに悩むことになります。支出の仕方は再検討したほうがよさそうです。

また、ボーナスが妻の35万円ほどだけなので、そこから固定資産税や自動車税など年間で必要になる支出をしているのだと思います。帰省や毎月の収入では購入しにくいものを購入するなどがあれば、足りないのではないでしょうか。

そういうことを考えると、やはり毎月からしっかりお金を残し、貯めていくことが必要です。支出について見直してみましょう。

消費・浪費・投資の理想的な割合とは?

支出にはメリハリをつけるよう意識しているということですが、恐らくそのバランスが上手くいっていないのではないかと感じます。

たしかに主たる生活費といえる食費、日用品代、通信費、水道光熱費に関しては支出を抑えられています。ここに関しては節約できていると言えると思います。ですが、それ以外で支出が多くなっている費目が多いことが気になります。特に固定費部分の支出が多くなっていると思うので、契約の内容や利用の方法を見直してみることをお勧めします。

恐らく、健康の維持や将来につなげる習い事などへの支出が多いので、「自己投資」と捉えているのかもしれませんが、それが多すぎるのも問題です。

支出の簡単な把握と管理の方法として、支出を「消費」「浪費」「投資」に分けることをお勧めしています。「消費」は生きるために必要な支出。「浪費」は明らかなムダ使い。「投資」は将来につながる自己投資と金融投資です。これには理想的な割合があり、それに近づくほど貯金しやすい家計になります。その割合とは、「消費:浪費:投資=70:5:25」です。年収800万円までのご家庭であれば、この割合を目指して頂きたいものです。もし、年収がより高くなるのであれば、その収入に合わせて消費の割合が減り、投資の割合が増えていきます。