はじめに

コロナ時代、サラリーマンなどの個人が不動産投資を始めるのに、良いタイミングはあるのでしょうか? 物件購入は、業界で噂されている「コロナによる不動産の暴落」を待ったほうがよいのでしょうか? 不動産投資をスタートして16年目の元サラリーマン大家で、年間家賃収入1億円超の元サラリーマン大家、寺尾恵介が「今からスタートして失敗しないための鉄則」について解説します。


不動産投資は、「時間を味方」にして行う

「コロナ時代は、不動産投資をスタートするのに良い時期かどうか?」この質問は、非常によく受けます。回答しますと、「良い時期」であると言えるでしょう。なぜなら、不動産投資というものは、「時間を味方」につけて行うものだからです。すなわち、短期的な収益を狙うのではなく、コツコツと物件を増やして家賃収入を積み上げるものです。同時に、借入があるなら、その返済を進めていくことで資産を構築していくものだからです。

一言でいうと、不動産投資は「早く始めるほど、儲ける可能性が高くなる」投資なのです。株式投資のように、「安い時に買って、高い時に売る」というキャピタルゲイン狙いの場合、参入する時期・タイミングが非常に重要になります。しかし、不動産投資ではタイミングよりも「いかに早くから始めるか」の方が大切です。これは、「ウィズコロナ」だろうが、「アフターコロナ」だろうが、基本的に関係ありません。

もちろん、「まもなく大幅な暴落が間違いなく起こる」ということが分かっているのであれば、しばらく買い控えることもできます。しかし、後述するように、コロナによる不動産価格の大幅な下落は起きにくいと考えています(価格が下がっている不動産もありますが、コロナとは別の理由です)。

ですから、不動産投資に興味を持たれているのであれば、「少しでも早く購入できるよう、物件価格を調べる」、もしくは「手元資金を増やす」などの、具体的な行動をお薦めします。不動産投資を始めるにあたって、タイミングはほとんど関係ありません。逆にいうと、いつも「今が始め時」といえます。