はじめに

一般的な審査基準とされるもの

では、クレジットカード会社はどんな条件で信用度合を図っているのか。各社の細かな審査基準は企業秘密とされておりますが、一般的な基準としては以下の通りです。

・氏名、住所、生年月日
・年収
・勤務先、勤務年数
・家族構成
・持ち家、賃貸、実家暮らし
・過去の信用情報

3C
Capasity(資金力)…わかりやすく言うと年収です。
Character(性格)  …お金に対する姿勢。過去の支払い実績など。
Capital(資産)   …不動産、車、貯蓄など、その人の所有財産状況。

これらを包括的に分析し、審査を行うこととなります。

例えば、年収は低いよりも高い方が有利と言えますが、継続的にその収入を得続けられるかどうかを判断するために、職業や勤務年数は大事な要素と言えるでしょう。勤続1年以上を基準としている会社もあれば、3年以上としている会社もあるようです。

家族構成においては、独身より、結婚をして子供もいる人の方が社会的信用力が高いと判断する会社もあれば、独身の方が自身で使えるお金が多いから有利と判断をされる場合もあるようです。

また、クレジットカード会社が判断基準とする「後でキチンとお金を払ってくれる人」を俗っぽい表現で解釈するなら、「取りっぱぐれが無い人」とも言い換えられます。

例えば、夜逃げという言葉もあるように、自分の債務(借金)を放り出して逃げてしまう人には、信用をおけません。

だから賃貸物件に住んでいる人よりは、持ち家の人の方が逃げるのは難しいとも考えられますし、土地などの不動産を所有している人なら、それを持って逃げることは到底できない、とも考えられるかも知れません。

まずは現在その人を取り巻く環境はどういったものか?で信用度合の大小を見られます。

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