はじめに

その他、見えない不安要素を洗い出すと

支出に関しては、通信費を1万円以内に抑えるなど、工夫が見られます。お小遣いに関しては、一般的にお小遣いがそれぞれ6万円ずつ、ご夫婦で12万円というのはちょっと多い方かもしれません。詳細についてはわかりませんが、もし会社でのランチ代などをお弁当に替える、などの工夫ができる支出が含まれているのであれば、ご夫婦でできる節約を考えてみましょう。

また、車両費があるようですが、車があるのであれば、数年後に車をどうするのかの計画はされていますか。どうしても家族で外出が増える時期には、車の買い替えをすると、ワンボックスなど、少しグレードが高くなる傾向にあります。今後、分割払いか、一括払い、もしくはカーリースなどにするのか、車両費として計画を立てて、次の車の購入費をどこから支出するのかをしっかり考えておきましょう。

親から借りた400万が思わぬ面倒の種?

また、住宅購入時に親から400万円を借りているということですが、「贈与」か「借入」かどうかをはっきりさせましょう。親族でのお金の貸し借りは、どうしても曖昧になってしまいがちですが、もし、400万円を返済不要としている、もしくは不動産の一部が母の名義になっているとすると、ご兄弟がいらっしゃるのであれば、相続の際、とても面倒なことになる可能性が高いです。親の相続に関しては、最近はネットなどで様々な情報が取得できますので、「自分に受け取る権利がある」と「争族」になるケースをご存知の方もいるでしょう。特定の兄弟のみ有利な扱いをしていると、相続の際に、兄弟間で話がまとまらない恐れがあります。「ほとんどお金が無いから争うことなんてないわよ」というのは、よく聞かれるセリフですがあてになりません。

新制度の「自筆遺言補完制度」の活用も

今年から、自筆証書遺言の保管制度が始まっています。400万円を受け取ったことが、相続時の争いごとに結びつかないよう、親の意思をはっきりさせておく遺言書を遺すなどがしておくことが望ましいでしょう。

お子様が小さいうちに、これらの問題点をあぶりだしたことで、将来に向かっての対策はこれからでも十分立てられます。急な対策はその場しのぎになりますが、早めの相談をいただいたことで、1つずつ片付けていけば間に合います。ただ、子ども保険は、子どもが5歳くらいまでに加入しないと、ほとんどメリットはありません。まずは、教育費の積み立て方法を見直しつつ、他の費用を順次考えていくといいでしょう。

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